メニュー機能

メニュー機能とは

プリント時には、プリント枚数や用紙サイズなどを設定します。これらの一般的な設定は、通常はアプリケーションソフトやプリンタードライバーで行います。
しかし、本製品には、プリント枚数や用紙サイズ設定などのほかにも多数の設定項目が用意されており、用途に応じて設定してプリントできます。設定項目の中には、アプリケーションソフトやプリンタードライバーで設定できないものもあり、そのような設定項目は「メニュー機能」で設定します。
メニュー機能では、多数の設定項目がメニューの形式で目的別にまとめられているので、設定がしやすくなっています。
メニュー機能を設定する方法には次の2種類があります。
本製品のタッチパネルで設定する方法:タッチパネルにプリンター設定画面を表示し、表示を見ながらタッチパネル上のキーを押して操作します。
リモートUIで設定する方法:タッチパネルで行う設定の一部を、コンピューター側からWebブラウザーを使用して行うことができます。

設定の優先順位

メニュー機能とアプリケーションソフトやプリンタードライバーとで同じ設定項目がある場合には、アプリケーションソフトやプリンタードライバーで設定した内容の方が有効になります。また、メニュー機能にしかない項目を、タッチパネルで行う場合とリモートUIで行う場合では、後から設定した方の内容が有効になります。

メニューの種類

プリンター設定は次のメニューで構成されています。

仕様設定メニュー

本製品からプリントするための設定をします。
仕様設定メニューの中には次のメニューがあります。
共通メニュー
プリンター機能全体に共通する設定をします。
imaging/PDF/XPSメニュー
ダイレクトプリントのデータが送られてきた場合、動作モードの設定をします。
PSメニュー
PSプリンターから送られたデータに関する詳細設定を行います。
LIPS/エミュレーション設定メニュー(LIPS設定メニュー)
各動作モード(LIPS LX、LIPS IV、N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL/2)の設定をします。LIPS、N201、ESC/P、I5577、HP-GL、HP-GL/2の各モードに共通の「LIPS/エミュレーション共通メニュー」と専用の「LIPS LX設定メニュー」、「LIPS4設定メニュー」、「N201設定メニュー」、「ESC/P設定メニュー」、「I5577設定メニュー」、「HP-GL設定メニュー」、「HP-GL/2設定メニュー」があります。

ユーティリティーメニュー

本製品のプリンター機能をリセットする「プリンター初期化」を行います。

メモ
LIPS LXまたはLIPS Vプリンター用のメニュー機能については、本カテゴリではタッチパネルで設定する場合に限って説明します。「リモートUI」で設定する方法については、「リモートUI」を参照してください。
メニュー機能の設定内容は、通常は電源を切っても消えないメモリーに登録されます。したがって電源を入れなおしても、電源を切る前と同じ設定で起動します。
プリンタードライバーやリモートUIは本製品に付属しています。操作方法については、「プリンタードライバーインストールガイド」および「リモートUI」を参照してください。
次の各動作モードの詳細については、各エミュレーションを参照してください。
08HK-1CS