送信機能の制限

新規宛先や送信ドメイン制限するなど、送信機能の設定をします。
重要
[新規宛先の制限]の宛先種別をどれか1つでも「ON」にした場合は、設定の履歴にすでに記憶されている設定が、宛先種別に関わらずすべて消去されます。

新規宛先への送信を制限する

本手順でファクス、Eメール、Iファクス、ファイルの新規宛先への送信制限をかけると、送信が許可されるのは登録済みの宛先のみになります。新規宛先の入力が制限されて送信できなくなるため、アドレス帳の暗証番号と併せて設定すると送信時のセキュリティーをより高めることができます。本手順で制限をかけても送信が許可されるのは、次の場合です。
アドレス帳に登録した宛先を指定したとき
LDAPサーバーから検索した宛先を指定したとき
登録したワンタッチボタンを指定したとき
宛先も含めて登録した[よく使う設定]を呼び出したとき
[自分へ送信]を選択したとき
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[共通設定]を押す
3.
[新規宛先の制限]を押す→制限する宛先種別を選択
4.
[ON]→[OK]を押す
新規宛先を制限しないときは、[OFF]を押します。

PDF/XPS送信時に機器署名をつける

PDF/XPSを作成して送信する場合に、電子署名である機器署名を必ずつけます。
この機能を使用するには、本製品に同梱されているセキュリティーオプションキットの機器署名PDF/XPS機能を有効にする必要があります。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[共通設定]を押す
3.
[送信時に機器署名を必ずつける]→<送信時に機器署名を必ずつける>の[ON]を押す→<ファイル形式を制限>の項目を設定
機器署名をつけないときは、<送信時に機器署名を必ずつける>の[OFF]を押します。
<ファイル形式を制限>を「ON」に設定すると、PDF/XPS以外のファイルは送信できません。
メモ
<ファイル形式を制限>を「ON」に設定した場合、[よく使う設定]にPDF/XPS以外のファイル送信が設定されていると、送信できません。
4.
[OK]を押す

Eメール送信を「自分へ送信」に限定する

本製品からのEメール送信の際、送信先をログインユーザー自身のEメールアドレスに限定できます。
これにより、誤送信による情報漏洩を抑止することができます。
重要
本機能は、SSO-Hなどのログインサービスを使用中に「一般ユーザー」権限でログインした場合に適用されます。管理者ユーザーがログインした場合には適用されません。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[共通設定]を押す
3.
[Eメール送信を「自分へ送信」に限定]を押す
4.
[ON]→[OK]を押す
Eメールをログインユーザー自身のEメールアドレス以外にも送りたい場合は、[OFF]を押します。

ファイル送信の宛先を「マイフォルダー」に限定する

本製品からのファイル送信の際、送信先をログインユーザー専用のフォルダーに限定できます。
これにより、誤送信による情報漏洩を抑止することができます。
重要
本機能は、SSO-Hなどのログインサービスを使用中に「一般ユーザー」権限でログインした場合に適用されます。管理者ユーザーがログインした場合には適用されません。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[共通設定]を押す
3.
[ファイル送信を「マイフォルダー」に限定]を押す
4.
[ON]→[OK]を押す
ファイル送信の宛先をログインユーザー専用のフォルダーに限定しない場合は、[OFF]を押します。

リダイヤルの使用を制限する

[履歴からの再送信を制限]が「ON」に設定されている場合、ファクスの送信履歴から、再送信を制限できます。間違ったファクス番号で送信してしまった場合、誤送信の再発を防ぐことができます。
ファクス機能有効時に設定できます。ファクス機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[共通設定]を押す
3.
[履歴からの再送信を制限]→[ON]→[OK]を押す
ファクスの送信履歴から再送信を行いたいときは、[OFF]を押します。

送信するドメインを制限する

EメールやIファクスを送信するときに、ドメインを制限できます。ドメインを制限すると、指定したドメインの入ったメールアドレス以外に送信できなくなります。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[Eメール/I ファクス設定]を押す
3.
[送信先ドメイン制限]→<送信先ドメインを制限>の[ON]を押す
ドメインを制限しない場合は、[OFF]を押します。
4.
送信を許可するドメインを設定
ドメインを登録する場合:
ドメインを編集する場合:
ドメインを削除する場合:
ドメインを登録する場合:
[登録]を押す
[ドメイン名]を押す
ドメイン名を入力→[OK]を押す
[OK]を押す
相手先のサブドメインへの送信を許可する場合は、<サブドメインへの送信>の[許可する]を押します。
メモ
ドメインは3件まで登録できます。
ドメインを編集する場合:
編集するドメインを選択→[詳細/編集]を押す
[ドメイン名]を押す
ドメイン名を入力→[OK]を押す
[OK]を押す
相手先のサブドメインへの送信を許可する場合は、<サブドメインへの送信>の[許可する]を押します。
ドメインを削除する場合:
削除するドメインを選択→[削除]を押す
[はい]を押す
5.
[OK]を押す

ファクス番号の入力時に確認入力を行う

[ファクス番号入力時の確認入力]が「ON」に設定されている場合、間違った番号の入力を防ぐため、確認入力を行う画面が表示されます。
ファクス機能有効時に設定できます。ファクス機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[ファクス設定]を押す
3.
[ファクス番号入力時の確認入力]→[ON]→[OK]を押す
ファクス番号を入力しないときは、[OFF]を押します。

ファクスドライバーからの送信を許可する

ファクスドライバーからの送信を許可します。
ファクス機能有効時に設定できます。ファクス機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[ファクス設定]を押す
3.
[ファクスドライバーからの送信を許可]→[ON]→[OK]を押す
送信を許可しないときは、[OFF]を押します。

宛先にファクスを含む場合に確認画面を表示する

[ファクス宛先を含む場合に確認画面を表示]が「ON」に設定されている場合、ファクスを送信しようとすると、宛先を再確認するための確認画面を表示することができます。宛先を再確認することで、ファクスの誤送信を防ぐことができます。
ファクス機能有効時に設定できます。ファクス機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。
重要
宛先にファクスが含まれている場合のみ、確認画面が表示されます。ファクスの宛先がグループ宛先に含まれている場合は、確認画面は表示されません。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[ファクス設定]を押す
3.
[ファクス宛先を含む場合に確認画面を表示]→[ON]→[OK]を押す
確認画面を表示しない場合は、[OFF]を押します。

ファクス同報送信を制限する

[ファクス宛先を含む同報送信を制限]が「ON」に設定されている場合、ファクスの同報送信を制限することができます。一度に複数の宛先に送信するのを制限することで、ファクスの誤送信を防ぐことができます。
ファクス機能有効時に設定できます。ファクス機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。
重要
次の場合に、送信が制限されます。
ファクス宛先が複数選択されている場合
ファクス、およびファクス以外の宛先が選択されている場合
メモ
[ファクス宛先を含む同報送信を制限]が「OFF」に設定されている場合は、送信開始の際に宛先を確認する画面が表示されます。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[ファクス設定]を押す
3.
[ファクス宛先を含む同報送信を制限]→[ON]→[OK]を押す
同報送信を制限しない場合は、[OFF]を押します。

重要
[新規宛先の制限]で「ON」に設定された宛先種別(ファクス、Eメール、Iファクス、ファイル)で次の宛先を使用するときには、宛先の編集はできません。
LDAPサーバーから検索した宛先
[よく使う設定]に登録されている宛先
[自分へ送信]を押して指定したEメールアドレス
状況確認/中止画面のタイマー送信を設定した送信待ちのジョブ、またはエラーが発生して送信が中止されたジョブの宛先
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