リモートファクス送信の設定をする

本製品をリモートファクスのクライアント機として使う場合の設定をします。
リモートファクス機能有効時に設定できます。リモートファクス機能を使用するために必要なオプションについては、「各機能に必要なオプション」を参照してください。

リモートファクスサーバーアドレス

サーバー側のimageRUNNER ADVANCEシリーズ(リモートファクスサーバー)のIPアドレスまたはホスト名を指定します。
IPアドレスを指定する場合は、IPv4(Internet Protocol Version 4)アドレスとIPv6(Internet Protocol Version 6)アドレスの登録ができます。

送信タイムアウト

送信タイムアウトの時間を設定しておくと、設定時間が経過した場合に、リモートファクスサーバーから応答がないときは、リモートファクス送信を中止します。

送信回線数

リモートファクスを送信する際に選択できる回線の数を設定します。回線数はリモートファクスサーバー機に接続されている電話回線の数と同じにしてください。
メモ
リモートファクスサーバー機がモデムダイヤルイン設定で増設している回線は、[送信回線数]で設定する回線数には含めないでください。
リモートファクスサーバー機がモデムダイヤルイン設定で増設している回線は、リモートファクスクライアント機側のモデムダイヤルイン設定をリモートファクスサーバー機と同じにすることによって、リモートファクス送信時に選択できるようになります。

優先回線の選択

送信するときに、回線が使用中でなければ、[優先送信]を設定した回線を選択して送信します。回線を自動で選択するか、送信回線の選択で設定した回線を使用するかを選択します。
重要
リモートファクスサーバー機で部門別ID管理を設定している場合は、リモートファクスサーバー機に登録されている部門IDと暗証番号でリモートファクスクライアント機にログインすると、送信できます。

リモートファクスを使ってIPファクスを送信する

送信方法をIPファクスに指定することができます。送信には事前に以下の設定をしてください。
IPファクスを使用
本設定を「ON」にすることで、IPファクス送信の設定を開始できます。
IPファクスの通信モード設定
サーバー機で使用している通信モードに合わせて、クライアント機で使う通信モードを設定します。ここで「ON」にした通信モードが宛先登録時や新規宛先送信時に選択できるようになります。
URIアドレスを宛先として登録できるようにする
IPファクスを送信するときは、宛先にファクス番号だけでなく、URIアドレスを使用することもできます。詳細は「URIアドレスを宛先として登録できるようにする」を参照してください。
メモ
IPファクスの詳細については、IPファクス拡張キット付属の「IPファクス拡張キット ユーザーズガイド」を参照してください。

1.
(設定/登録)を押す
2.
[ファンクション設定]→[送信]→[ファクス設定]を押す
3.
[リモートファクス送信設定]を押す
リモートファクスサーバーアドレスを指定する場合:
送信タイムアウトを設定する場合:
送信回線数を選択する場合:
回線を指定する場合:
IPファクスを使用する場合:
IPファクスの通信モードを設定する場合:
リモートファクスサーバーアドレスを指定する場合:
[リモートファクスサーバーアドレス]を押す
ホスト名またはIPアドレスを入力→[OK]を押す
ホスト名とは、サービスを提供しているホストコンピューターをネットワーク上で識別するためにつけられた固有の名前です。リモートファクスサーバーの名前を入力します。
送信タイムアウトを設定する場合:
[送信タイムアウト]を押す
[-][+]を押して送信タイムアウト時間を設定→[OK]を押す
送信回線数を選択する場合:
[送信回線数]を押す
[-][+]を押して使用する回線数を選択→[OK]を押す
回線を指定する場合:
[回線指定]を押す
[自動]または使用する回線を選択→[OK]を押す
IPファクスを使用する場合:
[IPファクスを使用]を押す
[ON]→[OK]を押す
リモートファクスでIPファクスを使用しない場合は、[OFF]を押します。
メモ
設定変更は、本製品の主電源スイッチを入れなおしたあと有効になります。「ON」に設定した場合は、再起動後にリモートファクスでIPファクスを使うための設定項目が追加されます。主電源スイッチを入れなおす方法は、「主電源と節電キーについて」を参照してください。
IPファクスの通信モードを設定する場合:
[IPファクスの通信モード設定]を押す
サーバー機で使用している通信モードに合わせて[ON]にする→[OK]を押す
使用しない場合は、[OFF]を押します。
メモ
サーバー機で使用している通信モードと異なる設定をした場合は、通信エラーが発生します。サーバー機でどんな通信モードを使用しているかは、ネットワーク管理者に確認してください。
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