Windows 7/Server 2008 R2の共有設定

アクセス制限をしないファイル共有

Windows 7/Server 2008 R2では、ファイルの共有を前提とした特別なフォルダー(パブリックフォルダー)が最初から用意されています。パブリックフォルダーを使用して、アクセス制限をしない共有フォルダーを設定します。

パブリックフォルダーを共有する

1
[スタート]メニューから[コントロールパネル]を選択して、[ネットワークの状態とタスクの表示]をクリックします。
2
[共有の詳細設定の変更]をクリックします。
3
[共有を有効にして、ネットワークアクセスがある場合はパブリックフォルダー内のファイルを読み書きできるようにする]を選択します。
4
[パスワード保護の共有を無効にする]を選択し、[変更の保存]をクリックします。
 [ユーザーアカウント制御]が表示されたとき
[はい]をクリックします。

ファイルを保存するフォルダーを作成する

1
[パブリック]フォルダーを表示します。
(1)
[スタート]メニューから[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[エクスプローラー]を選択します。
(2)
[コンピューター]内の階層を開いて、[パブリック]フォルダーをクリックします。
2
[パブリック」フォルダーの中に、新規にフォルダーを作成します。
例:share
フォルダー名には半角英数字を使用してください。
ここで作成したフォルダー名は、「ファイルサーバーへの保存設定をする(共有フォルダーへの保存設定)」で必要になります。忘れないようにメモしておくことをおすすめします。

アクセス制限をするファイル共有

1
共有フォルダーを作成します。
共有フォルダーは、C ドライブの直下など、わかりやすい場所に作成しておくことをおすすめします。
例:C:\share
フォルダー名には半角英数字を使用してください。
ここで作成したフォルダー名は、「ファイルサーバーへの保存設定をする(共有フォルダーへの保存設定)」で必要になります。忘れないようにメモしておくことをおすすめします。
2
作成したフォルダーを右クリックて、[共有]→[特定のユーザー]を選択します。
3
[追加]の左側の[]をクリックし、共有したいユーザーを選択して、[追加]をクリックします。
4
追加したユーザーのアクセス許可の設定をします。
(1)
追加したユーザーの[アクセス許可のレベル]欄をクリックします。
(2)
[読み取り/書き込み]を選択します。
(3)
[共有]をクリックします。
 [ユーザーアカウント制御]が表示されたとき
[はい]をクリックします。
メモ
[アクセス許可のレベル]について
[読み取り]:ファイルの閲覧のみ可能です。
[読み取り/書き込み]:ファイルの作成、変更、削除が可能です。
5
[終了]ボタンをクリックします。
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