鍵と証明書を作成/登録/変更する

IPP印刷やリモートUIにSSL暗号化通信機能を使用する場合には、暗号化を行う公開鍵、復号化を行う秘密鍵、鍵の情報をユーザーが確認するための証明書の設定が必要になります。
お使いの環境や設定したい項目に応じて次を参照してください。
本プリンターで鍵と証明書を新規作成してお使いになるとき
鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)と証明書を新規作成します。
作成した鍵をSSL暗号化通信で使用する鍵に設定します。
作成した鍵の証明書を確認します。
作成した鍵と証明書を消去します。
本プリンター以外で作成された鍵と証明書ファイルをお使いになるとき
本プリンター以外で作成された鍵と証明書ファイルを本プリンターにインストールします。
本プリンターにインストールした鍵と証明書ファイルの鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)と証明書を本プリンターで使用できるように登録します。
登録した鍵をSSL暗号化通信で使用する鍵に設定します。
登録した鍵の証明書を確認します。
登録した鍵と証明書を消去します。
本プリンターにインストールした鍵と証明書ファイルを本プリンターから消去します。
重要
作成/登録/インストールできる鍵と証明書の数
1つのみです。
作成/登録/インストールできないときは、不要な鍵と証明書を削除してください。
本プリンターにインストールできる鍵と証明書ファイルについて
鍵のアルゴリズムが「RSA」で、拡張子が「.P12」のPKCS#12ファイルのみインストールできます。
メモ
SSL暗号化通信機能とは
インターネットを経由して印刷するIPP印刷を行う場合や、Webブラウザーを使ってプリンターを管理するリモートUIを使用する場合に、本プリンターとお使いのコンピューターとの間で暗号化したデータをやり取りできる機能です。
SSL暗号化通信機能を利用することで、データの盗聴や改ざんなどを防止し、より安全な印刷環境の実現が可能となります。
SSL暗号化通信を行うためには
鍵ペア(暗号化を行う公開鍵と複号化を行う秘密鍵)が必要となります。
鍵ペアを本プリンターに登録し、公開鍵をユーザーに公開することによって、次のことができるようになります。
本プリンターに送るデータをユーザーが暗号化することができる
暗号化したデータを本プリンターだけが秘密鍵によって復号化することができる
また、本プリンターでは鍵ペアを作成するときに証明書が同時に作成されます。証明書によって鍵の情報をユーザーが確認することができます。
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