SNMPプロトコルで設定/参照できるユーザーを制限する

ここでは、リモートUIを使用して設定する方法を説明します。FTPクライアントを使用して設定する場合は、「FTPクライアント」を参照してください。
1
リモートUIを起動して、管理者モードにログインします。
2
[デバイス管理]メニューから[情報]を選択します。
3
[セキュリティー]にある[変更]をクリックします。
4
SNMPv1プロトコルを設定します。
SNMPv1プロトコルを使用するとき
1.
[SNMPv1]を[オン]に設定します。
2.
[アクセス権限]でSNMPv1エージェントを[ReadOnly]または[ReadWrite]のどちらのモードで動作させるかを選択します。
[ReadOnly]に設定すると、書き込みができなくなり、キヤノン製のユーティリティーソフトウェアの一部が使用できなくなったり、エラーが発生して正常に使えないことがあります。
3.
[コミュニティー名]に、SNMPのコミュニティー名を設定します。
SNMPv1プロトコルを使用しないとき
[SNMPv1]を[オフ]に設定します。
[オフ]に設定すると、キヤノン製のユーティリティーソフトウェアが使用できなくなることがあります。
[オフ]を選択する場合は、ネットワーク管理者に相談してから設定してください。
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SNMPv3プロトコルを設定します。
SNMPv3プロトコルを使用するとき
1.
[SNMPv3]を[オン]に設定します。
SNMPv3プロトコルで使用するユーザー名は、「initial」に設定されます。
2.
[認証キー/プライバシーキー]に、SNMPv3で使用する認証キーとプライバシーキーを設定します。
3.
[管理者パスワード]に、リモートUIの管理者パスワードを入力します。
管理者パスワードを設定していない場合は、入力する必要ありません。
SNMPv3プロトコルを使用しないとき
[SNMPv3]を[オフ]に設定します。
 SNMPv3プロトコルの設定項目が表示されないとき
リモートUI以外のソフトウェアでSNMPv3プロトコルの設定を変更すると、リモートUIには表示されなくなります。
再度表示するには、ネットワーク設定を工場出荷時の状態に戻してください。
ネットワーク設定を初期化する
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[SNMP設定/参照を制限する]にチェックマークを付けます。
7
[指定アドレスを許可する]または[指定アドレスを拒否する]を選択します。
[指定アドレスを許可する]
[IPアドレス]で入力したユーザーからのみ設定/参照できます。
[指定アドレスを拒否する]
[IPアドレス]で入力したユーザーからの設定/参照ができなくなります。
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IPアドレスを設定します。
(1)
SNMPでの設定/参照を許可または拒否するコンピューターのIPアドレスを入力します。
AAA.BBB.CCC.DDDのように「.」(ピリオド)で数字を区切って入力します。
(2)
[追加]をクリックします。
IPアドレスは次のように入力することもできます。
IPアドレスの入力例
IPアドレスの入力方法
AAA.BBB.CCC.15-AAA.BBB.CCC.18
連続する複数のIPアドレスを入力するときは「-」(ハイフン)でIPアドレスをつなげます。
左記の例では AAA.BBB.CCC.15 ~ AAA.BBB.CCC.18 までのIPアドレスを入力するのと同じです。
AAA.BBB.CCC.*
IPアドレスに「*」(アスタリスク)を入力すると、0 ~ 255 までの数値を入力するのと同じです。
左記の例では AAA.BBB.CCC.0 ~ AAA.BBB.CCC.255 までのIPアドレスを入力するのと同じです。
IPアドレスは 255 文字まで設定することができます。
<文字数のカウント例>
「192.168.0.215」 = 13 文字
「192.168.0.215-192.168.0.218」 = 27 文字
メモ
設定したIPアドレスを削除するとき
(1)
削除するIPアドレスを選択します。
(2)
[削除]をクリックします。
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[OK]をクリックします。
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