鍵ペアを生成して使う

Transport Layer Security(TLS)を使った暗号化通信に必要な鍵ペアを生成できます。TLSは、リモートUIを使って本機にアクセスするときや、IPP印刷するときなどに使用できます。本機に登録できる鍵ペアは 8 つまでです。
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リモートUIを起動し、管理者モードでログインする リモートUIを起動する
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[設定/登録]をクリックする
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[セキュリティー][鍵と証明書設定]をクリックする
4
[鍵生成]をクリックする
登録されている鍵ペアを削除するとき
削除したい鍵ペアの右側にある[削除][OK]をクリックします。
使用中の鍵ペアには[TLS]などの使用目的が表示され、この状態では削除できません。目的の機能を解除するか、別の鍵ペアに変更してから削除してください。
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鍵と証明書の設定をする
[鍵の設定]
 
[鍵の名前]
鍵に付ける名称を 24 文字以内の半角英数字で入力します。一覧表示されたときに探しやすい名称を付けてください。
 
[署名アルゴリズム]
プルダウンメニューから署名アルゴリズムを選びます。
 
[鍵のアルゴリズム]
鍵の生成アルゴリズムはRSAです。鍵長をプルダウンメニューから選びます。鍵長は数値が大きいほど安全性が高まる一方、通信時の処理が遅くなります。
 
[署名アルゴリズム]で[SHA384]または[SHA512]を選んだときは、鍵長を[512bit]に設定することはできません。
 
[証明書の設定]
 
[有効期限開始日]
証明書の有効期間の開始日を、2000 年 1 月 1 日 ~ 2037 年 12 月 31 日の範囲で入力します。
 
[有効期限終了日]
証明書の有効期間の終了日を、2000 年 1 月 1 日 ~ 2037 年 12 月 31 日の範囲で入力します。[有効期限開始日]より前に設定することはできません。
 
[国/地域名]
インターネット国コード(日本の場合は「JP」)を入力します。
 
[都道府県]/[市町村]
必要に応じて所在地を 24 文字以内の半角英数字で入力します。
 
[組織]/[組織単位]
必要に応じて組織名や部門名を 24 文字以内の半角英数字で入力します。
 
[共通名]
必要に応じて証明書の主体者の名称を 41 文字以内の半角英数字で入力します。「Common Name」や「CN」、「一般名」と呼ぶこともあります。
 
Windows Vista/7/8/Server 2008/Server 2012でIPPS印刷を使用するときは、[共通名]にIPPSで接続するときの「IPアドレス」または「ホスト名.ドメイン名」を入力する必要があります。
IPアドレス固定のときは「IPアドレス」を入力します。
DNSサーバーを使用しているときは「ホスト名.ドメイン名」を入力します。
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[OK]をクリックする
生成した鍵ペアは本機に自動的に登録されます。
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