ユーザー認証方式を変更する

ユーザー認証方式を変更するときに、必要な設定事項です。
メモ
工場出荷時には、「ローカルデバイス認証」に設定されています。セキュリティーを高めるために、本製品を使用し始めたらすぐに、ユーザー認証方式をサーバー認証+ローカルデバイス認証に設定するか、ローカルデバイス認証のAdministratorのユーザー名、パスワードを工場出荷時のものから変更してください。
認証方式を[サーバー認証+ローカルデバイス認証]に変更した場合は、[ロールの関連付け]も設定してください。(→リモートUIから設定する)

Active Directry認証

日付と時刻の設定をする

Active Directory認証を利用する場合、認証サーバーと本体の日付/時刻を合わせる必要があります。[環境設定](設定/登録)の[日付/時刻設定]で本体の日付/時刻を認証サーバーと同じ日付/時刻に設定してください。詳しくは「日付/時刻を設定する」を参照してください。サマータイムを設定すると、開始日から終了日までの一定期間、本体の基準時刻を自動的に1時間進められます。
メモ
日付と時刻の設定をする場合、Active Directoryの設定で許容範囲を変更できますが、5分を超える範囲に設定すると、許容範囲は変更されません。

DNSの設定をする(Active Directory認証)

Active Directory認証では本体でDNSサーバーを使用します。Active Directory認証を利用する場合は、[環境設定](設定/登録)の[ネットワーク]の項目を設定します。詳しくは、「プロトコルの設定」を参照してください。
本体に設定されているドメイン名を管理するDNSサーバーには、次の設定が必要です。
認証先のActive DirectoryのDNSドメイン名の名前解決が行える(ドメインコントローラーのIPアドレスを取得できる)
DNSがSRVレコードをサポートしている
Active Directory側でLDAPポートのポート番号を変更している場合は、さらに次の設定が必要です。
Active DirectoryのLDAPサービスの情報がSRVレコードとして次のように登録します
サービス:
「_ldap」
プロトコル:
「_tcp」
ポート番号:
Active Directoryドメイン(ゾーン)のLDAPサービスが実際に使用しているポート番号
このサービスを提供しているホスト:
Active Directoryドメイン(ゾーン)のLDAPサービスを実際に提供しているドメインコントローラーのホスト名

言語の設定をする

Active Directoryと本体の言語設定を確認します。Active Directoryの言語設定と本体の表示言語の設定内容が異なると、Eメールの送信先に送信者のフルネームが表示されません。

LDAPサーバー認証

LDAPサーバー情報を登録する(LDAPサーバー認証)

LDAPサーバー認証では、LDAPサーバーを使って認証を行います。
LDAPサーバー認証を利用する場合は、使用するLDAPサーバーの情報(サーバー名、サーバーアドレス、ポート番号など)を登録してください。(→LDAPサーバー情報を登録/編集する)
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