リモートUIからファイルを開かずに直接プリントする

リモートUIからPDFファイル、TIFF/JPEG形式の画像ファイルを指定して直接プリントできます。リモートUIの基本的な操作方法については「リモートUI」を参照してください。

PS/EPSファイルを開かずに直接プリントする

リモートUIからPS/EPSファイルを指定して直接プリントするには次の操作を行います。
重要
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020でリモートUIからPS/EPSファイルを指定して直接プリントを行うには、オプションHDD(2.5inch/80GB)が必要です。
PS/EPSファイルを指定して直接プリントするためには、PS拡張キットを有効にする必要があります。

1.
Webブラウザーを起動→[アドレス]または[場所]に次のURLを入力
http:// <本製品のIPアドレス> /
メモ
リモートUIのURLについては、システム管理者にお問い合わせください。
リモートUIの起動についての詳細は「リモートUI」を参照してください。
DNSサーバーにプリンターのホスト名が登録されているときは、IPアドレスのかわりに[ホスト名. ドメイン名]で入力することもできます。
例:http://my_printer.xy_dept.company.co.jp/
2.
[ダイレクトプリント]メニューから[PS/EPSファイル]を選択
部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザー名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザー名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。
3.
[参照]をクリック→ファイルを選択→[開く]をクリック
必要に応じて次の[プリント設定]を行ってください。
[解像度]
プリントするときの解像度を設定します。
解像度は1インチあたりのドット数を示すdpi(dot per inch)という単位で表されます。この数値が大きいほど解像度が高く、より細部まで表現することができます。
[ファイン]に設定すると、600dpiの解像度でプリントされます。一般的な文書や表をプリントする場合に適したモードです。
[スーパーファイン]に設定すると、1200dpiの解像度でプリントされます。文字や図形の輪郭をきめ細かく再現できます。特に細線や小さい文字が多く含まれるデータをプリントするのに適したモードです。
[部数]
プリント部数を設定します。
[両面プリントする]
片面にプリントするか両面にプリントするかを設定します。
[仕上げ]*
ページ単位または部単位に仕分けてプリントされます。
[しない]に設定すると、ページごとに指定された部数をプリントされます。
[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされます。
[グループ(ページごと)]に設定すると、ページごとに指定された部数がプリントされます。
[ホチキス]に設定すると、ページ順にプリントされ、ホチキスされます。
[ホチキス位置]
[仕上げでホチキスソート]を選択した場合は、ホチキスソートを指定します。[コーナー]を選択すると[左上]、[右上]、[右下]に設定することができます。
を止める場所を指摘できます。[ダブル]を選択すると[左]、[右]、[上]、[下]に設定することができます。
* オプションの装着状況によっては、リモートUI上に表示される設定項目や設定値が異なります。詳しくは「仕様設定メニュー設定項目一覧」を参照してください。
4.
[プリント開始]をクリック
メモ
設定を工場出荷時の値に戻すときは[標準に戻す]をクリックします。
ファイルの転送中に[プリント開始]を連続してクリックしないでください。ファイルの転送には時間がかかる場合がありますが、転送中に連続してクリックすると、ファイルに不具合が生じて転送できない場合があります。
プリントジョブの送信が完了すると、画面が切り替わり次のメッセージが表示されます。
送信したプリントジョブを確認するときは、[ジョブ一覧へ]を押します。

PDFファイルを開かずに直接プリントする

リモートUIからPDFファイルを指定して直接プリントするには次の操作を行います。
重要
PDFファイルを開かずに直接プリントするには、オプションのダイレクトプリント拡張キット(PDF/XPS用)が別途必要になります。

1.
Webブラウザーを起動→[アドレス]または[場所]に次のURLを入力
http:// <本製品のIPアドレス> /
メモ
リモートUIのURLについては、システム管理者にお問い合わせください。
リモートUIの起動についての詳細は「リモートUI」を参照してください。
DNSサーバーにプリンターのホスト名が登録されているときは、IPアドレスのかわりに[ホスト名. ドメイン名]で入力することもできます。
例:http://my_printer.xy_dept.company.co.jp/
2.
[ダイレクトプリント]メニューから[PDFファイル]を選択
部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザー名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザー名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。
文書を開くためのパスワード設定されている場合や印刷時にパスワードの入力が必要な場合は、[文書パスワード]にパスワードを入力します。
重要
パスワードを入力せずにプリントすると、「プリンターPDFデータ復号エラー」が表示され、プリントが中止されます。プリントが禁止されているPDFファイルをプリントする場合、もしくは低解像度でのプリントのみ許可されているPDFファイルを高解像度でプリントする場合は、マスタパスワードを入力してください。
[ファイルのパス]を指定する場合
[参照]をクリック→ファイルを選択→[開く]をクリック
[URL]を指定する場合
プリントしたいPDFファイルがあるURLを入力
ユーザー認証が必要なURLを指定した場合は、[ユーザ名]、[パスワード]を入力します。
メモ
URLを指定してプリントするには、[管理設定](設定/登録)の[リモートUIのON/OFF]にある[参照印刷を仕様]を[ON]にする必要があります。
URLを指定してプリントする場合は、PDFのダウンロードが終了するか、Webサーバーとの接続が切断されるまで次のプリントジョブを行うことはできません。
URLを指定してプリントする場合のプロトコルは、HTTPにのみ対応しています。
3.
[プリント範囲の指定]を設定
[すべて]を選択すると、すべてのページがプリントされます。
[ページ指定]を選択し、ページ範囲を入力すると、入力したページの範囲のみプリントされます。
必要に応じて次の[プリント品質設定]を行ってください。
[解像度]
プリントするときの解像度を設定します。
解像度は1インチあたりのドット数を示すdpi(dot per inch)という単位で表されます。この数値が大きいほど解像度が高く、より細部まで表現することができます。
[ファイン]に設定すると、600dpiの解像度でプリントされます。一般的な文書や表をプリントする場合に適したモードです。
[スーパーファイン]に設定すると、1200dpiの解像度でプリントされます。
[階調]
出力階調を設定します。
[標準]に設定すると、出力階調を2階調(1bit/pixel)で表現します。
[高階調1]に設定すると、出力階調を4階調(2bit/pixel)で表現します。
[高階調2]に設定すると、出力階調を16階調(4bit/pixel)で表現します。
[中間調選択]
プリント時の中間調の表現方法を設定します。
「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定することができます。
[解像度]は、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。
[階調]は、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。
[誤差拡散]は、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。
次の場合、[誤差拡散(ファイン時のみ有効)]の設定は無効となります。([解像度]として処理されます。)
[誤差拡散(ファイン時のみ有効)]が「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」のすべてに設定されていない
[解像度]を[スーパーファイン]に設定している
[アドバンスドスムージング]
グラフィックス(アプリケーションソフトで作成されたイラスト)や文字の輪郭を滑らかにプリントするスムージング処理を使用するかどうかを設定します。[スムーズ1]よりも[スムーズ2]の方がより滑らかになるようなスムージング処理を行います。まず、[スムーズ1]に設定し、それでもデータが滑らかにならない場合は、[スムーズ2]に設定してください。「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定することができます。また、「グラフィックスに適用」と「テキストに適用」の[する]/[しない]を切り替えることで、スムージング処理を行う対象を選択することもできます。
本項目はグラフィックスデータとテキストデータに対するスムージング処理の設定を行います。イメージデータは設定できません。
プリンタードライバーで「アドバンスドスムージング」を[パネル優先]に設定している場合にのみ、タッチパネルの「グラフィックスに適用」と「テキストに適用」の設定が適用されます。
アドバンスドスムージングの効果は、文字やグラフィックスのパターンによって異なります。
[中間調選択]の設定が[誤差拡散(ファイン時のみ有効)]に設定されている場合は、本項目の設定は無効になります。
必要に応じて次の[カラー設定]を行ってください。
[カラーモード]
カラープリントを行うか、モノクロプリントを行うかを設定します。
[自動カラー選択]に設定すると、原稿の種類によってカラープリントとモノクロプリントを自動的に切り替えます。
[白黒]に設定すると、カラーの原稿でもブラック(Bk)のみでプリントされます。
[フルカラー]に設定すると、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の4 色でプリントされます。
[RGB 入力プロファイル]
お使いのモニターの特徴に適したRGB プロファイルを選択することができます。RGBカラーモデルで描かれた画像や図が含まれている文書を印刷する場合に設定します。
[sRGB]に設定すると、 一般的なWindowsコンピューターのモニターの業界標準定義のプロファイルに設定されます。sRGB対応のモニターをお使いの場合、モニターに表示された色に近い色で印刷することができます。
[γ 1.5]、[γ 1.8]、または[γ2.4]に設定すると、RGBデータのガンマ補正レベルを調整することができます。値が高いほど濃く印刷されます。
[なし]に設定すると、RGBプロファイルを適用せずに、RGB データからCMYK への色分解を行います。
[ダウンロードプロファイル]に設定すると、imageWARE Enterprise Management Consoleのリソースプラグインを使ってダウンロードできます。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020でダウンロードを行うには、オプションHDD(2.5inch/80GB)が必要です。 
[CMYKシミュレーションプロファイル]
CMYKデータを印刷する際のシミュレーションターゲットを設定できます。本製品は、CMYKシミュレーションプロファイルで選択されたシミュレーションターゲットに従って、CMYKデータをデバイス依存のCMYK カラーモデルに変換します。
[JapanColor(Canon]に設定すると、JapanColorプロファイルを使います。これは日本の印刷標準に近い色味で印刷するために使用します。
[US Web Coated(Canon]に設定すると、U.S. Web Coatedプロファイルを使います。これは米国の印刷標準に近い色味で印刷するために使用します。
[Euro Standard]に設定すると、Euro Standardプロファイルを使います。これはヨーロッパの印刷標準に近い色味で印刷するために使用します。
[なし]に設定すると、CMYKシミュレーションプロファイルを適用せずに、CMYKデータをデバイス依存のCMYKカラーモデルを用いて印刷します。
[ダウンロードプロファイル]に設定すると、imageWARE Enterprise Management Consoleのリソースプラグインを使ってダウンロードできます。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020でダウンロードを行うには、オプションHDD(2.5inch/80GB)を装着する必要があります。
[出力プロファイル]
印刷しようとしているデータに適切なプロファイルを定義することができます。
[Normal]に設定すると、モニターに表示された色に近い色味でマッチングを行い、印刷します。
[Photo]に設定すると、写真のような色味でマッチングを行い、印刷します。
[TR Normal]モニターに表示された色に近い色味でマッチングが行われ、さらに文字や細い線のトナーのにじみをおさえて印刷されます。
[TR Photo]写真のような色味でマッチングが行われ、さらに文字や細い線のトナーのにじみをおさえて印刷されます。
[ダウンロードプロファイル]に設定すると、imageWARE Enterprise Management Consoleのリソースプラグインを使ってダウンロードできます。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020でダウンロードを行うには、オプションHDD(2.5inch/80GB)が必要です。
[RGB墨版処理する]
本製品の「RGB入力プロファイル」を使ってデバイス依存のRGBデータをデバイス依存のCMYKデータに変換するときに、R=G=B となる黒とグレーのデータをどのように処理するかを設定します。
黒またはグレーのデータを印刷したとき、印刷結果に階調段差や、がさつきが見られる場合は本項目の設定をせず、「出力プロファイル」の設定を[Normal]にしてください。
[RGB墨版処理する]を設定しない場合は、次のようにグレーのデータ(C=M=Y=0の色)がブラック(Bk)トナーだけ使って印刷される設定の組み合わせがあります。
「テキストに純ブラックを使用」が[する]に設定されている場合
「RGB入力プロファイル」が[なし]に設定されている場合
「出力プロファイル」が[TR Normal]または[TR Photo]に設定されている場合
プリンタードライバーの「100%GCRプロファイルを使用する」が有効になっている場合
「RGB入力プロファイル」が[なし]に設定されている場合、本項目の設定は無視されます。
[CMYK墨版処理する]
本製品の「CMYKシミュレーションプロファイル」を使ってデバイス依存のCMYKデータを処理するとき、グレーのデータ(C=M=Y=0)をどのように印刷するかを設定します。
[CMYK墨版処理する]で[しない]に設定していても、次のようにグレーのデータ(C=M=Y=0の色)がブラック(Bk)トナーだけ使って印刷される設定の組み合わせがあります。
「テキストに純ブラックを使用」が[する]に設定されている場合
「CMYKシミュレーションプロファイル」が[なし]に設定されている場合
「出力プロファイル」が[TR Normal]または[TR Photo]に設定されている場合
プリンタードライバーの「100%GCRプロファイルを使用する」が有効になっている場合
「CMYKシミュレーションプロファイル」が[なし]に設定されている場合、本項目の設定は無視されます。
[マッチング方法]
「RGB入力プロファイル」が適用される際の印刷方法を設定します。本製品では、次のようなカラーレンダリングスタイルを選択することができます。
[色み優先]に設定すると、写真やビットマップイメージの印刷に適した色味を提供します。
[鮮やかさ優先]に設定すると、プレゼンテーション資料用のアートワークやグラフなどの印刷に適した色味を提供します。
[色差最小]に設定すると、本製品の色再現範囲内にあるRGB カラー値をなるべく正確に再現することができます。
[グレースケールプロファイルを使用する]
デバイス依存のグレーのデータを本製品の「グレースケールプロファイル」を使ってCMYKデータに変換することができます。ただし、「出力プロファイル」や「テキストに純ブラックを使用する」の設定によっては、ブラック(Bk)トナーだけを使って再現されることがあります。
[テキストに純ブラックを使用する]
アプリケーションによって作られた黒色を100%ブラックトナーだけを使ってデータを印刷することができます。黒のテキストは、単色(黒)トナーだけを使用して印刷されるので、カラートナーがテキストの周りにずれて印刷されるということがありません。
[ブラックオーバープリントする]
黒のテキストを、カラーの背景やグラフィックスに重ねて印刷する場合に、黒のテキストの印刷方法を設定します。チェックボックスにチェックマークを付けると、黒のテキストを背景に重ねて印刷します。「テキストに純ブラックを使用する」とあわせて使用した場合、はじめにカラーの背景をすべて印刷し、その後で黒のテキストを100%ブラック(Bk)トナーとしてそのカラーの背景の上に重ねて印刷します。印刷した黒のテキストの縁が白く抜ける現象を抑えます。
[コンポジットオーバープリントする]
デバイス依存のCMYKデータを、コンポジット出力のままオーバープリントすることができます。データに使用されているすべての色が1つのプレートに重ね刷りされるので、色分解せずに仕上がりを確認することができます。
[明るさ]
画像全体の明るさを調節できます。本項目では85% ~115%を5%間隔で設定できます。数値が小さくなるほど明るくなり、数値が大きくなるほど暗くなります。
[グレースケール変換方式]
カラーデータをモノクロデータに変換する際の設定を行います。
モノクロデータに対しては本項目の設定は無効になります。
「カラーモード」の設定が[自動カラー選択]、[フルカラー]に設定されている場合、本項目の設定は無効になります。
必要に応じて[プリント設定]を行ってください。
[部数]
プリント部数を設定します。
[用紙サイズ]
出力する用紙のサイズを設定します。
[自動]に設定するとPDFファイルのページサイズによって最適な給紙元を選択してプリントされます。
[自動]以外に設定すると、PDFファイルのページサイズの長辺と、選択した用紙サイズの長辺が同一方向になるようにプリントされます。
PDFファイルのページサイズがユーザ定義用紙の最大、最小サイズを超える場合、ジョブは中止されます(送信された分のジョブは、プリント枚数としてカウントされません)。
[用紙種類]
出力する用紙のタイプを設定します。
[手差し固定]
用紙の給紙元を手差しに固定することができます。
[用紙サイズに拡大/ 縮小する]
チェックボックスにチェックマークを付けると、設定した用紙サイズの有効印字領域内に収まるように縦横比を固定して拡大/縮小し、プリントできます。ただし、「用紙サイズ」を[自動]に設定している場合、本項目は有効になりません。
[印字領域拡大する]
印字領域を広げて印刷するかどうかを設定します。
[両面プリントする]
片面にプリントするか両面にプリントするかを設定します。
[とじ方向]
とじる位置を、用紙の長辺(長い辺)にするか短辺(短い辺)にするかを設定します。タッチパネルでとじしろが設定されている場合は、表面と裏面とで、「とじしろ」の位置が自動的に調整されます。
[ページ集約]
PDFファイルのデータを、1ページに複数ページ並べてプリントすることができます。
* 複数ページ並べてプリントする場合は、[用紙サイズ]を[自動]以外に設定してください。
[配置順]
「ページレイアウト」の設定で、1ページに複数ページ並べてプリントする場合、用紙にページを配置する順序を設定することができます。
[仕上げ]*
ページ単位または部単位に仕分けてプリントされます。
[しない]に設定すると、ページごとに指定された部数をプリントされます。
[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされます。
[グループ(ページごと)]に設定すると、ページごとに指定された部数がプリントされます。
[ホチキスソート]に設定すると、ページ順にプリントされ、ホチキスされます。 
[シフトする]*
チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされ、部ごとに少しずれて排紙されます。
チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[グループ(ページごと)]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ページごとに少しずれて排紙されます。
[回転する]*
チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされ、1部ずつ交互に縦横に回転して排紙されます。
チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[グループ(ページごと)]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ページ単位で交互に縦横に回転して排紙されます。
[ホチキス位置]*
[仕上げ]で[ホチキスソート]を設定した場合は、ホチキス位置を指定します。
[コーナー]を選択すると[左上]、[右上]、[左下]、[右下]に設定することできます。
[ダブル]を選択すると[左]、[右]、[上]、[下]に設定することができます。
[仕上がりの設定]
[仕上がりの設定]の設定は、左開き、右開きを選択します。
[注釈印刷]
PDFファイルの注釈をプリントするかどうかを設定します。
[しない]に設定すると、注釈はプリントされません。
[自動]に設定すると、PDFファイル内で印刷指定された注釈のみプリントされます。
* オプションの装着状況によっては、リモートUI上に表示される設定項目や設定値が異なります。詳しくは「仕様設定メニュー設定項目一覧」を参照してください。
*仕様設定の[解像度]を[スーパーファイン]に設定している場合、[回転する]を設定することができません。
4.
[プリント開始]を押す 
メモ
設定を工場出荷時の値に戻すときは[標準に戻す]をクリックします。
ファイルの転送中に[プリント開始]を連続してクリックしないでください。ファイルの転送には時間がかかる場合がありますが、転送中に連続してクリックすると、ファイルに不具合が生じて転送できない場合があります。
プリントジョブの送信が完了すると、画面が切り替わり次のメッセージが表示されます。
送信したプリントジョブを確認するときは、[ジョブ一覧へ]を押します。

画像ファイルを開かずに直接プリントする

リモートUIからTIFF/JPEGの画像ファイルを指定して直接プリントするには次の操作を行います。
画像ファイルのダイレクトプリントでは、JPEGデータはITU-T勧告T.81の仕様に対応しています。TIFFデータはAdobe TIFFRevision6.0の仕様に対応しています。
1.
Webブラウザーを起動→[アドレス]または[場所]に次のURLを入力
http:// <本製品のIPアドレス> /
メモ
リモートUIのURLについては、システム管理者にお問い合わせください。
リモートUIの起動についての詳細は「リモートUI」を参照してください。
DNSサーバーにプリンターのホスト名が登録されているときは、IPアドレスのかわりに[ホスト名. ドメイン名]で入力することもできます。
例:http://my_printer.xy_dept.company.co.jp/
2.
[ダイレクトプリント]メニューから[画像ファイル]を選択
部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザー名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザー名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。
3.
[参照]をクリック→ファイルを選択→[開く]をクリック
4.
[プリント範囲の指定]を設定
[すべて]を選択すると、すべてのページがプリントされます。
[ページ指定]を選択し、ページ範囲を入力すると、入力したページのみがプリントされます。
必要に応じて次の[プリント設定]を行ってください。
[カラーモード]
カラープリントを行うか、モノクロプリントを行うかを設定します。
[自動カラー選択]に設定すると、原稿の種類によってカラープリントとモノクロプリントを自動的に切り替えます。
[白黒]に設定すると、カラーの原稿でもブラック(Bk)のみでプリントされます。
[部数]
プリント部数を設定します。
[用紙サイズ]
出力する用紙のサイズを設定します。
[用紙種類]
出力する用紙のタイプを設定します。
[画像の向き]
画像を縦方向にプリントするか、横方向にプリントするかを設定します。
[印字位置]
画像をどの位置に印字するかを設定します。
[拡大/縮小]
拡大または縮小してプリントするかどうかの設定をします。[自動]に設定すると、出力用紙の有効印字領域に合わせて、自動的に拡大/縮小してプリントされます。
[印字領域拡大する]
印字領域を広げて印刷するかどうかを設定します。
[両面プリントする]
片面にプリントするか両面にプリントするかを設定します。
[とじ方向]
とじる位置を、用紙の長辺(長い辺)にするか短辺(短い辺)にするかを設定します。タッチパネルでとじしろが設定されている場合は、表面と裏面とで、「とじしろ」の位置が自動的に調整されます。
[警告表示]
Imaging機能に関するエラーを検出したときの、ジョブの処理方法を選択することができます。
[する]に設定すると、タッチパネルにエラーを表示させます。
[しない]に設定すると、エラーを表示させずに、そのままジョブの処理を行います。
[階調]
出力階調を設定します。
[標準]に設定すると、出力階調を2階調(1bit/pixel)で表現します。
[高階調1]に設定すると、出力階調を4階調(2bit/pixel)で表現します。
[高階調2]に設定すると、出力階調を16階調(4bit/pixel)で表現します。
[中間調選択]
プリント時の中間調の表現方法を設定します。
[解像度]は、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。
[階調]は、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。
[誤差拡散]は、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。
[オートフォトモード]
写真画像のコントラスト、カラーバランス、彩度、諧調を好適に補正にします。
設定すると、イメージに対してオートフォトモードの処理をします。
モノクロデータに対しては本項目の設定は無効になります。
「カラーモード」の設定が[モノクロ]に設定されている場合、本項目の設定は無効になります。
[赤目補正]
撮影時のフラッシュやストロボなどより発生した赤目を写真画像から検出し、黒く補正します。また顔が半分しか写っていない場合でも補正することが出来ます。「赤目補正」、「赤目補正レベル」といったデータの種類ごとに設定することができます。
設定すると、イメージに対して赤目補正処理をかけます。
[弱く]に設定すると、補正量が小さめに設定されます。
[標準]に設定すると、補正量が弱くと強くの中間に設定されます。
[強く]に設定すると、補正量が大きめに設定されます。
[顔明るく補正する]
逆光や露出不足などにより人物の顔が暗く撮影された写真画像に対し、人物の顔が好適な明るさになるように画像全体を明るく補正します。「顔明るく補正」、「顔明るく補正レベル」といったデータの種類ごとに設定することができます。
設定すると、イメージに対して顔明るく補正処理をかけます。
[弱く]に設定すると、補正量が小さめに設定されます。
[標準]に設定すると、補正量が弱くと強くの中間に設定されます。
[強く]に設定すると、補正量が大きめに設定されます。
サイズが縦・横の両方が100pixel以上である画像にしか補正がかかりません。
モノクロデータに対しては本項目の設定は無効になります。
「カラーモード」の設定が[白黒]に設定されている場合、本項目の設定は無効になります。
「顔明るく補正レベル」の設定を有効にするには、「顔明るく補正」の設定を[する]に設定してください。
顔明るく補正の効果は、データにより異なります。
[グレースケール変換方式]
カラーのプリントデータをグレースケールに変換してプリントするときの方式を選択します。
[sRGB]に設定すると、sRGB基準の色変換方式でグレースケール値を計算します。
[NTSC]に設定すると、NTSC基準の色変換方式でグレースケール値を計算します。
[RGB均等]に設定すると、Red、Green、Blueの色値の平均値をグレースケール値とします。
本項目はカラーデータをモノクロデータに変換する際に設定を行います。
モノクロデータに対しては本項目の設定は無効になります。
「カラーモード」の設定が[自動カラー選択]、[フルカラー]に設定されている場合、本項目の設定は無効になります。
[RGB入力プロファイル]
CMYKデータを印刷する際のシミュレーションターゲットを設定できます。本製品は、CMYKシミュレーションプロファイルで選択されたシミュレーションターゲットに従って、CMYKデータをデバイス依存のCMYKカラーモデルに変換します。
[sRGB]一般的なWindowsコンピューターのモニターの業界標準画質に設定されます。sRGB対応モニターをお使いの場合、モニターで表示される色とプリンターで印刷される色のマッチングを行い、モニター上の色に近い色味で印刷されます。工場出荷時は、[sRGB]に設定されています。
[Gamma 1.5]、[Gamma 1.8]、[Gamma 2.4]データの最も明るい部分や暗い部分を損なわないように、印刷結果の明るさを調節します。プリント結果がモニターで表示された色と比べて明るいときなど、明るさを調節したいときに設定します。ガンマ値が大きいほど暗く印刷されます。
[ダウンロードプロファイル]本製品にダウンロードしたプロファイルを使用するときに設定します。
プロファイルのダウンロードは、imageWARE Enterprise Management Consoleのリソースプラグインを使ってダウンロードできます。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020でダウンロードを行うには、オプションHDD(2.5inch/80GB)が必要です。
本項目の設定を有効にするには、「CMS(マッチング)/ガンマ」の設定を[CMS]に設定してください。
LIPSプリンターのタッチパネルの設定とプリンタードライバーの設定は、次のように対応しています。
タッチパネルの設定
プリンタードライバーの設定
[sRGB]
sRGB v3.00 (Canon)
[Gamma 1.5]
Canon HDTV gamma 1.5 Monitor
[Gamma 1.8]
Canon HDTV gamma 1.8 Monitor
[Gamma 2.4]
Canon HDTV gamma 2.4 Monitor
[CMYKシミュレーションプロファイル]
CMYKデータを印刷する際のシミュレーションターゲットを設定できます。本製品は、CMYKシミュレーションプロファイルで選択されたシミュレーションターゲットに従って、CMYKデータをデバイス依存のCMYK カラーモデルに変換します。
[JapanColor(Canon)]に設定すると、JapanColorプロファイルを使います。これは日本の印刷標準に近い色味で印刷するために使用します。
[US Web Coated(Canon)]に設定すると、U.S. Web Coatedプロファイルを使います。これは米国の印刷標準に近い色味で印刷するために使用します。
[Euro Standard]に設定すると、Euro Standardプロファイルを使います。これはヨーロッパの印刷標準に近い色味で印刷するために使用します。
[ダウンロードプロファイル]に設定すると、imageWARE Enterprise Management Consoleのリソースプラグインを使ってダウンロードできます。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020でダウンロードを行うには、オプションHDD(2.5inch/80GB)が必要です。
[出力プロファイル]
印刷しようとしているデータに適切なプロファイルを定義することができます。
[Normal]に設定すると、モニターに表示された色に近い色味でマッチングを行い、印刷します。
[Photo]に設定すると、写真のような色味でマッチングを行い、印刷します。
[ダウンロードプロファイル]に設定すると、imageWARE Enterprise Management Consoleのリソースプラグインを使ってダウンロードできます。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020でダウンロードを行うには、オプションHDD(2.5inch/80GB)が必要です。
[マッチング方法]
「RGB入力プロファイル」が適用される際の印刷方法を設定します。本製品では、次のようなカラーレンダリングスタイルを選択することができます。
[色み優先]に設定すると、写真やビットマップイメージの印刷に適した色味を提供します。
[鮮やかさ優先]に設定すると、プレゼンテーション資料用のアートワークやグラフなどの印刷に適した色味を提供します。
[色差最小]に設定すると、本製品の色再現範囲内にあるRGB カラー値をなるべく正確に再現することができます。
[グレー補償する]
グレーのデータをBkのみで印刷するかどうかを設定します。
チェックボックスにチェックマークを付けると、黒とグレーのデータがBkのみで印刷され、色ズレを防ぐことができます。
チェックマークを外すと、黒とグレーのデータでもCMYKの4色を使用して黒とグレーを印刷します。チェックマークを付けたときに比べて、暗い色の階調の再現性が向上します。
5.
[プリント開始]を押す
メモ
設定を工場出荷時の値に戻すときは[標準に戻す]をクリックします。
ファイルの転送中に[プリント開始]を連続してクリックしないでください。ファイルの転送には時間がかかる場合がありますが、転送中に連続してクリックすると、ファイルに不具合が生じて転送できない場合があります。
プリントジョブの送信が完了すると、画面が切り替わり次のメッセージが表示されます。
送信したプリントジョブを確認するときは、[ジョブ一覧へ]を押します。
重要
JPEG 2000形式の画像ファイルをプリントすることはできません。
本製品では、JPEGデータの符号化方式の対応は、次のようになっています。
対応している符号化方式
基本DCT方式
対応していない符号化方式
拡張DCT方式
可逆方式
ハイアラーキカル方式
本製品では、TIFFデータの符号化方式の対応は、次のようになっています。
対応している符号化方式
非圧縮
ITU-T勧告T.4 一次元符号化方式
ITU-T勧告T.4 二次元符号化方式
ITU-T勧告T.6 ベーシックファクシミリ符号化方式
ITU-T勧告T.81 JPEG(基本DCT 方式のみ)
PackBits(Apple Macintosh PackBits 方式)
対応していない符号化方式
LZW
ITU-T勧告T.82 JBIG(2値黒白)
ITU-T勧告T.43 JBIG(カラー)
ITU-T勧告T.44 MRC

XPSファイルを開かずに直接プリントする

リモートUIからXPSファイルを指定して直接プリントするには次の操作を行います。
重要
XPSファイルを開かずに直接プリントするには、オプションのダイレクトプリント拡張キット(PDF/XPS用)が別途必要になります。

1.
Webブラウザーを起動→[アドレス]または[場所]に次のURLを入力
http:// <本製品のIPアドレス> /
メモ
リモートUIのURLについては、システム管理者にお問い合わせください。
リモートUIの起動についての詳細は「リモートUI」を参照してください。
DNSサーバーにプリンターのホスト名が登録されているときは、IPアドレスのかわりに[ホスト名. ドメイン名]で入力することもできます。
例:http://my_printer.xy_dept.company.co.jp/
2.
[ダイレクトプリント]メニューから[XPSファイル]を選択
部門別ID管理をするように設定しているときは、ユーザー名とパスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。ユーザー名に部門IDを、パスワードに暗証番号を入力したあと、[OK]をクリックします。
3.
[参照]をクリック→ファイルを選択→[開く]をクリック
4.
[プリント範囲の指定]を設定
[すべて]を選択すると、すべてのページがプリントされます。
[ページ指定]を選択し、ページ範囲を入力すると、入力したページの範囲のみプリントされます。
必要に応じて次の[プリント品質設定]を行ってください。
[解像度]
プリントするときの解像度を設定します。
解像度は1インチあたりのドット数を示すdpi(dot per inch)という単位で表されます。この数値が大きいほど解像度が高く、より細部まで表現することができます。
[ファイン]に設定すると、600dpiの解像度でプリントされます。一般的な文書や表をプリントする場合に適したモードです。
[スーパーファイン]に設定すると、1200dpiの解像度でプリントされます。
[階調]
出力階調を設定します。
[標準]に設定すると、出力階調を2階調(1bit/pixel)で表現します。
[高階調1]に設定すると、出力階調を4階調(2bit/pixel)で表現します。
[高階調2]に設定すると、出力階調を16階調(4bit/pixel)で表現します。
[中間調選択]
プリント時の中間調の表現方法を設定します。
「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定することができます。
[解像度]は、テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷を行うことができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。
[階調]は、滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷を行うことができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。
[誤差拡散]は、[解像度]よりも高精細な印刷を行うことができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。
次の場合、[誤差拡散(ファイン時のみ有効)]の設定は無効となります。([解像度]として処理されます。)
[誤差拡散(ファイン時のみ有効)]が「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」のすべてに設定されていない
[解像度]を[スーパーファイン]に設定している
[アドバンスドスムージング]
グラフィックス(アプリケーションソフトで作成されたイラスト)や文字の輪郭を滑らかにプリントするスムージング処理を使用するかどうかを設定します。
[スムーズ1]よりも[スムーズ2]の方がより滑らかになるようなスムージング処理を行います。まず、[スムーズ1]に設定し、それでもデータが滑らかになら ない場合は、[スムーズ2]に設定してください。
「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定することができます。
また、「グラフィックスに適用」と「テキストに適用」の[する]/[しない]を切り替えることで、スムージング処理を行う対象を選択することもできます。
本項目はグラフィックスデータとテキストデータに対するスムージング処理の設定を行います。イメージデータは設定できません。
プリンタードライバーで「アドバンスドスムージング」を[パネル優先]に設定している場合にのみ、タッチパネルの「グラフィックスに適用」と「テキストに適用」の設定が適用されます。
アドバンスドスムージングの効果は、文字やグラフィックスのパターンによって異なります。
[中間調選択]の設定が[誤差拡散(ファイン時のみ有効)]に設定されている場合は、本項目の設定は無効になります。
必要に応じて次の[カラー設定]を行ってください。
[カラーモード]
カラープリントを行うか、モノクロプリントを行うかを設定します。
[自動カラー選択]に設定すると、原稿の種類によってカラープリントとモノクロプリントを自動的に切り替えます。
[白黒]に設定すると、カラーの原稿でもブラック(Bk)のみでプリントされます。
[フルカラー]に設定すると、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の4 色でプリントされます。
[マッチングモード]
印刷ジョブを構成する文字、図形、イメージ毎に、或いは、RGBやCMYKといった色空間毎にどのようなカラーマッチング方法を当てるかを決定します。ICCプロファイル、ガンマなどの手法を用いた処理を行うかを選択可能。PDLの種類によって設定可能う項目が異なります。
[ICC Profile]に設定すると、入力データの色空間に応じた入力プロファイルと、デバイス依存カラー空間を定義している出力プロファイルと、入出力の色空間の広さを差を埋めるための調整方法であるマッチング方法の選択可能となる。
[Gamma]に設定すると、入力データの仲間色(最大値、最小値を除く色値)に対して明るさの調整を行うガンマ補正値の選択が可能となる。
[RGB 入力プロファイル]
お使いのモニターの特徴に適したRGB プロファイルを選択することができます。RGBカラーモデルで描かれた画像や図が含まれている文書を印刷する場合に設定します。
[sRGB]に設定すると、 一般的なWindowsコンピューターのモニターの業界標準定義のプロファイルに設定されます。sRGB対応のモニターをお使いの場合、モニターに表示された色に近い色で印刷することができます。
[γ 1.5]、[γ 1.8]、または[γ2.4]に設定すると、RGBデータのガンマ補正レベルを調整することができます。値が高いほど濃く印刷されます。
[なし]に設定すると、RGB プロファイルを適用せずに、RGB データからCMYK への色分解を行います。
[ダウンロードプロファイル]に設定すると、プロファイルのダウンロードは、imageWARE Enterprise Management Consoleのリソースプラグインを使ってダウンロードできます。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020でダウンロードを行うには、オプションHDD(2.5inch/80GB)が必要です。
[出力プロファイル]
印刷しようとしているデータに適切なプロファイルを定義することができます。
[Normal]に設定すると、モニターに表示された色に近い色味でマッチングを行い、印刷します。
[Photo]に設定すると、写真のような色味でマッチングを行い、印刷します。
[マッチング方法]
「RGB入力プロファイル」が適用される際の印刷方法を設定します。本製品では、次のようなカラーレンダリングスタイルを選択することができます。
[色み優先]に設定すると、写真やビットマップイメージの印刷に適した色味を提供します。
[鮮やかさ優先]に設定すると、プレゼンテーション資料用のアートワークやグラフなどの印刷に適した色味を提供します。
[色差最小]に設定すると、本製品の色再現範囲内にあるRGB カラー値をなるべく正確に再現することができます。
[ガンマ補正]
原稿中の最も明るい部分や最も暗い部分を損なわないように、印刷結果の明るさを調節することができます。印刷した結果がオリジナル画像(スキャナで読み込む前の写真やモニタ上で作成されたグラフィックスなど)に比べて明るいときや、明るさを変えて出力したいときなどに設定します。設定値が大きいほど暗く印刷されます。[1.4]が補正なしの状態です。
「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定することができます。 
[オートフォトモード]
写真画像のコントラスト、カラーバランス、彩度、諧調を好適に補正にします。
設定すると、イメージに対してオートフォトモードの処理をします。
モノクロデータに対しては本項目の設定は無効になります。
「カラーモード」の設定が[白黒]に設定されている場合、本項目の設定は無効になります。
[赤目補正する]
撮影時のフラッシュやストロボなどより発生した赤目を写真画像から検出し、黒く補正します。また顔が半分しか写っていない場合でも補正することが出来ます。「赤目補正」、「赤目補正レベル」といったデータの種類ごとに設定することができます。
設定すると、イメージに対して赤目補正処理をかけます。
[弱く]に設定すると、補正量が小さめに設定されます。
[標準]に設定すると、補正量が弱くと強くの中間に設定されます。
[強く]に設定すると、補正量が大きめに設定されます。
[顔明るく補正する]
逆光や露出不足などにより人物の顔が暗く撮影された写真画像に対し、人物の顔が好適な明るさになるように画像全体を明るく補正します。「顔明るく補正」、「顔明るく補正レベル」といったデータの種類ごとに設定することができます。
設定すると、イメージに対して顔明るく補正処理をかけます。
[弱く]に設定すると、補正量が小さめに設定されます。
[標準]に設定すると、補正量が弱くと強くの中間に設定されます。
[強く]に設定すると、補正量が大きめに設定されます。
サイズが縦・横の両方が100pixel以上である画像にしか補正がかかりません。
モノクロデータに対しては本項目の設定は無効になります。
「カラーモード」の設定が[白黒]に設定されている場合、本項目の設定は無効になります。
「顔明るく補正レベル」の設定を有効にするには、「顔明るく補正」の設定を[する]に設定してください。
顔明るく補正の効果は、データにより異なります。
[グレースケール変換方式]
カラーのプリントデータをグレースケールに変換してプリントするときの方式を選択します。
[sRGB]に設定すると、sRGB基準の色変換方式でグレースケール値を計算します。
[NTSC]に設定すると、NTSC基準の色変換方式でグレースケール値を計算します。
[RGB均等]に設定すると、Red、Green、Blueの色値の平均値をグレースケール値とします。
本項目はカラーデータをモノクロデータに変換する際に設定を行います。
モノクロデータに対しては本項目の設定は無効になります。
「カラーモード」の設定が[自動切替]、[フルカラー]に設定されている場合、本項目の設定は無効になります。
[グレー補償する]
グレーのデータをBk のみで印刷するかどうかを設定します。
チェックボックスにチェックマークを付けると、黒とグレーのデータがBk のみで印刷され、色ズレを防ぐことができます。
チェックマークを外すと、黒とグレーのデータでもCMYKの4色を使用して黒とグレーを印刷します。チェックマークを付けたときに比べて、暗い色の階調の再現性が向上します。
必要に応じて次の[プリント設定]を行ってください。
[部数]
プリント部数を設定します。
[用紙サイズ]
出力する用紙のサイズを設定します。
[自動]に設定するとXPSファイルのページサイズによって最適な給紙元を選択してプリントされます。
[自動]以外に設定すると、XPSファイルのページサイズの長辺と、選択した用紙サイズの長辺が同一方向になるようにプリントされます。
XPSファイルのページサイズがユーザー定義用紙の最大、最小サイズを超える場合、ジョブは中止されます(送信された分のジョブは、プリント枚数としてカウントされません)。
[用紙のタイプ]
出力する用紙のタイプを設定します。
[手差し固定]
用紙の給紙元を手差しに固定することができます。
[用紙サイズに拡大/縮小する]
チェックボックスにチェックマークを付けると、設定した用紙サイズの有効印字領域内に収まるように縦横比を固定して拡大/縮小し、プリントできます。ただし、「用紙サイズ」を[自動]に設定している場合、本項目は有効になりません。
[印字領域拡大する]
印字領域を広げて印刷するかどうかを設定します。
[両面プリントする]
片面にプリントするか両面にプリントするかを設定します。
[とじ方向]
とじる位置を、用紙の長辺(長い辺)にするか短辺(短い辺)にするかを設定します。タッチパネルでとじしろが設定されている場合は、表面と裏面とで、「とじしろ」の位置が自動的に調整されます。
[ページレイアウト]
XPSファイルのデータを、1ページに複数ページ並べてプリントすることができます。
* 複数ページ並べてプリントする場合は、[用紙サイズ]を[自動]以外に設定してください。
[仕上げ]*
ページ単位または部単位に仕分けてプリントされます。
[しない]に設定すると、ページごとに指定された部数をプリントされます。
[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされます。
[グループ(ページごと)]に設定すると、ページごとに指定された部数がプリントされます。
[ホチキスソート]に設定すると、ページ順にプリントされ、ホチキスされます。
[シフトする]*
チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされ、部ごとに少しずれて排紙されます。
チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[グループ(ページごと)]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ページごとに少しずれて排紙されます。
[回転する]*
チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[ソート(1部ごと)]に設定すると、ページ順に指定された部数が繰り返してプリントされ、1部ずつ交互に縦横に回転して排紙されます。
チェックボックスにチェックマークを付け、[仕上げ]を[グループ(ページごと)]に設定すると、各ページごとに指定された部数がプリントされ、ページ単位で交互に縦横に回転して排紙されます。
[ホチキス位置]*
[仕上げ]で[ホチキスソート]を設定した場合は、ホチキス位置を指定します。
[コーナー]を選択すると[左上]、[右上]、[左下]、[右下]に設定することできます。
[ダブル]を選択すると[左]、[右]、[上]、[下]に設定することができます。
[仕上がりの設定]*
[仕上がりの設定]の設定は、左開き、右開きを選択します。
* オプションの装着状況によっては、リモートUI上に表示される設定項目や設定値が異なります。詳しくは「仕様設定メニュー設定項目一覧」を参照してください。
*仕様設定の[解像度]を[スーパーファイン]に設定している場合、[回転する]を設定することができません。
5.
[プリント開始]を押す
メモ
設定を工場出荷時の値に戻すときは[標準に戻す]をクリックします。
ファイルの転送中に[プリント開始]を連続してクリックしないでください。ファイルの転送には時間がかかる場合がありますが、転送中に連続してクリックすると、ファイルに不具合が生じて転送できない場合があります。
プリントジョブの送信が完了すると、画面が切り替わり次のメッセージが表示されます。
送信したプリントジョブを確認するときは、[ジョブ一覧へ]を押します。