連続用紙(15×11インチ)をB4横に印刷する【15インチ→B4横:Fmode 6】

ESC/Pプリンターに15×11インチの連続用紙をセットして印字するときのデータを、縮小してB4サイズのカット紙(またはB4サイズ以上の用紙)にランドスケープ(横置きと同じ印字結果になる)で印字します。
印字データは、B4サイズのほぼ中央にレイアウトされます。

縮小率

ESC/Pプリンターに15×11インチの連続用紙をセットしたときの印字範囲(横方向13.6インチ、縦方向11インチ)を、縦方向のみ約259/300倍(横方向13.6インチ、縦方向9.5インチ)に縮小します。

用紙サイズ

標準ではB4サイズを使用しますが、A3サイズでも印字できます。
B4サイズより小さい用紙を使用した場合の印字結果は保証しません。

文字の印字

10ポイントの文字フォントを使用し、行ピッチのみ縮小して印字します(文字ピッチは実寸サイズになります)。
ただし、タッチパネルによって漢字サイズが指定された場合は、そのサイズの漢字フォントになります(ANK文字は10ポイントのままです)。

イメージの印字

ESC/Pプリンターの解像度とiRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズの解像度の違いにより、ドットを拡大して印字します。
なお、横方向が実寸サイズで、縦方向のみ縮小されるため、横長のイメージになります。
たとえば、真円は横長の楕円になってしまいます。

印字領域

第1文字目の印字位置
第1文字目の印字位置は、B4サイズ(標準)では縮小率の関係でiRシリーズ/imagePRESSシリーズ/imageRUNNER ADVANCEシリーズの通常の有効印字領域の左上端より、少し内側になります。
A3サイズの場合、印字開始位置がB4と同じであるため、下端および右側に大きな余白ができます。
印字データの折り返し位置
用紙サイズに関係なく有効印字領域の左端から13.6インチの位置で行が折り返されます。ただし、実際にセットした用紙の有効印字領域の幅が13.6インチより狭い場合は、有効印字領域内の印字データだけが印字され、有効印字領域の右端を越えたデータは印字されません。
ページ長
メニューの「連続用紙長」の「設定方法」が[システム](初期状態)に設定されているときは、現在の用紙サイズにしたがったページ長に決まります。このときのボトム位置は初期状態の印字開始位置から11インチ(1インチあたり6行のときに66行)になります。実際の用紙上では約9.5インチです。
「連続用紙長」の「設定方法」で[任意設定]を設定したときは、「連続用紙長」の「任意設定値」で設定されたページ長になります。ただし、11インチを越える設定を行ったときは、印字データが有効印字領域の下端を越えた場合に改ページ動作を行い、次のページにまたがって印字されます。
「連続用紙のページ長を設定する(連続用紙長)」