メモリー領域の不要なデータを完全消去する

データ消去キットを有効にすると、メモリー領域内の不要なデータや削除したデータを完全に消去できます。メモリー領域のデータ消去については消去のタイミングと消去のモードを選択できます。
メモリー領域から完全消去されるデータは次のとおりです。
スキャンしたときに生成された一時的なイメージデータ
受信トレイ(ファクスボックス/システムボックス)内のファイルを削除したあとの残存データ
ファクス/ I ファクス送受信データ
スプールデータ
プリントデータとして一時保存されているデータ
重要
本機能を利用するためには、ライセンスキーの取得、登録を行う必要があります。ライセンスキーの取得/登録方法については、セットアップガイド「第3章 システムオプション/MEAP アプリケーションを使用する」を参照してください。
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020をお使いのときには、消去方法は0データ1回書き込みになります。

データの消去タイミングを設定する

「設定/登録一覧表」
1.
(設定/登録)を押す
2.
[管理設定]→[データ管理]→[データ完全消去設定]を押す
3.
[消去タイミング]を押す
4.
消去タイミングを選択→[OK]を押す
選択する項目
[ジョブ処理中]:
出力が完了したページから順にデータを上書きして消去します。
[ジョブ終了後]:
全ページを出力したあと、データを上書きして消去します。

消去モードを設定する

「設定/登録一覧表」
消去モードや回数を設定できます。
重要
imageRUNNER ADVANCE C2030/C2020では、オプションHDD(2.5inch/80GB)を使用時のみ、[ハードディスク消去モード]が表示されます。
1.
(設定/登録)を押す
2.
[管理設定]→[データ管理]→[データ完全消去設定]を押す
3.
[ハードディスク消去モード]を押す→消去モードを選択→[OK]を押す
選択する項目
[0データ1回書き込み]:
データの上書きに"0"データを使用して1回上書きします。
[ランダムデータ1回書き込み]:
データの上書きにランダムデータを使用して1回上書きします。
[ランダムデータ3回書き込み]:
データの上書きにランダムデータを使用して3回上書きします。
[DoD標準]:
合計3回データを上書きします。データの上書きには、1回目は固定値、2回目はその固定値の補数、3回目はランダムデータを使用します。
メモ
書き込み回数を増やすほどジョブ実行中のパフォーマンスが低下することがあります。

メモ
データの完全消去が終了するまで、お使いの本体は使用できません。またスキャンできるようになるまでに時間がかかります。
ジョブ実行中のパフォーマンスが低下することがあります。