重要 |
WebDAVサーバーへの送信は、サーバーの認証を受ける必要があります。WebDAVサーバーを使用する前に、認証を有効にしてください。 Windows Server 2003/Server 2008/Vista/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/10でIISをお使いの場合: 認証方法は、匿名認証、基本認証、ダイジェスト認証で、それ以外の認証方法では認証エラーとなります。匿名認証を有効にすると、全てのユーザーにアクセスが許可され、他の二つの認証方法が設定してあってもIISは常に匿名認証を優先します(優先度は、高い順に匿名認証、ダイジェスト認証、基本認証になります)。高いセキュリティーを必要とする場合は、匿名アクセスのチェックマークを外してください。基本認証、ダイジェスト認証には、WebDAVサーバーのアドレス帳に登録されているユーザー名とパスワードを使用します。各認証の設定方法の詳細は、IISの説明書を参照してください。 Apacheをお使いの場合: 認証方法は、基本認証、ダイジェスト認証で、それ以外の認証方法では認証エラーとなります。ディレクトリータブに、基本認証とダイジェスト認証の両方を記述した場合は、最後の記述が有効になります。認証には、WebDAVサーバーのアドレス帳に登録されているユーザー名とパスワードを使用します。各認証の設定方法の詳細は、Apache Software Foundationのホームページ(http://www.apache.org/)を参照してください。 |
重要 |
wwwrootの既定のDACLは他のディレクトリーのものと異なるため、物理ディレクトリーは[C:/Inetpub/wwwroot]フォルダーには作成できません。 |
<プロトコル:>: | WebDAV |
[ホスト名]: | https://example.cse.canon.co.jp/ |
[フォルダーへのパス]: | /export/share/home/users/ |
[ユーザー名]: | (WebDAVサーバーの基本認証、ダイジェスト認証に必要なユーザー名) |
[パスワード]: | (WebDAVサーバーの基本認証、ダイジェスト認証に必要なパスワード) |
重要 |
操作パネルの[ホスト名]に入力できるのは、半角128文字(全角64文字)以内です。また、[フォルダーへのパス]は半角255文字(全角127文字)以内です。それぞれ制限文字数以内になるようにサーバー側を設定してください。 タッチパネルディスプレーの表示言語を切り替えると、[ホスト名]や[フォルダーへのパス]が正しく表示されないことがあります。 マスターブラウザーとなっているコンピューターと本製品の操作パネルの表示言語が異なる場合、[ホスト名]や[フォルダーへのパス]が正しく表示されなかったり、参照できないことがあります。 IPv6ホストに送信するときは、[ホスト名]は次の形式で設定してください。 <IPv6アドレス>:<ポート番号> 例:[5aed:90a0:bc05:01d2:568a:2fc0:0001:12ee]:21000 |
<プロトコル:>: | WebDAV |
[ホスト名]: | https://Apache-Server.ccm.canon.co.jp/ |
[フォルダーへのパス]: | /~user_name/WebDAV/ |
[ユーザー名]: | (WebDAVサーバーの基本認証、ダイジェスト認証に必要なユーザー名) |
[パスワード]: | (WebDAVサーバーの基本認証、ダイジェスト認証に必要なパスワード) |
重要 |
操作パネルの[ホスト名]に入力できるのは、半角128文字(全角64文字)以内です。また、[フォルダーへのパス]は半角255文字(全角127文字)以内です。それぞれ制限文字数以内になるようにサーバー側を設定してください。 タッチパネルディスプレーの表示言語を切り替えると、[ホスト名]や[フォルダーへのパス]が正しく表示されないことがあります。 マスターブラウザーとなっているコンピューターと本製品の操作パネルの表示言語が異なる場合、[ホスト名]や[フォルダーへのパス]が正しく表示されなかったり、参照できないことがあります。 IPv6ホストに送信するときは、[ホスト名]は次の形式で設定してください。 <IPv6アドレス>:<ポート番号> 例:[5aed:90a0:bc05:01d2:568a:2fc0:0001:12ee]:21000 |
重要 |
お使いのコンピューターにIISがインストールされていない場合は、設定を行う前に「データを送信する」を参照してお使いのOSに必要なIISをインストールしてください。インストール方法の詳細は、OSの説明書などを参照してください。 IIS 7.0/IIS 7.5/IIS 8.0/IIS 8.5に対してWebDAV送信する場合には、基本認証かダイジェスト認証のいずれかを使用してください。 IIS 6.0を使用してダイジェスト認証を設定する場合にプロキシー経由でWebDAVサーバーに接続するときには、本製品の操作パネルで[WebDAV送信時にチャンク分割送信を使用]を「ON」にする必要があります。(→WebDAV送信時にチャンク分割送信を使用する) IIS 7.0でWebDAVを使用する場合は、Microsoft WebDAV ExtensionをIISのサイトからダウンロードして別途インストールする必要があります。詳細はIISの説明書を参照してください。 Mac OS Xには、Apache 1.3が標準添付されています。それ以外の場合にお使いのコンピューターにApacheがインストールされていないときには、設定を行う前に「データを送信する」を参照して、お使いのOSに必要なApacheをApache Software Foundationのホームページ(http://www.apache.org/)からダウンロードしてインストールします。TLSを使用する場合は、Apache-SSL オフィシャルサイト(http://www.apache-ssl.org/)からTLSに対応したApache をダウンロードしてインストールしてください。Apacheのインストール後は、起動して正常にサービス動作するか確認してください。 Mac OS Xをお使いの場合にはApacheの設定ファイル(/etc/httpd/httpd.conf)はrootが保有しているため、次のいずれかを行ってからWebDAVを設定してください。詳細については、Mac OSの説明書、またはApache Software Foundationのホームページ(http://www.apache.org/)を参照してください。 Terminalからsudoコマンドまたはsuコマンドを使ってroot権限を取得する。 Finderで一時的にApacheの設定ファイルのパーミッションをWebDAVサーバーを設定するユーザーに変える(WebDAVサーバーの設定後にパーミッションは元に戻してください)。 |