ペーパーフォールディングユニット・J1
ペーパーフォールディングユニット・J1を装着すると、用紙を5通りの折りかた(Z折り、2つ折り、C折り、外3つ折り、4つ折り)で折ることができます。
各部の名称とはたらき
1. | 前カバー |
2. | 折りユニット |
3. | 排紙トレイ ここから折られた用紙が排紙されます。 |
折りかたの種類について
Z折り
A3、B4、A4Rの用紙をZ折りして、それぞれA4、B5、A5サイズにします。送り幅が同じでサイズの異なる用紙を扱いやすくまとめることができます。
Z折りされた用紙は、ステイプルフィニッシャー・W1/中綴じフィニッシャー・W1の設定されたトレイに排紙されます。
*1 送り幅
*2 送り方向
重要 |
A4Rの用紙をZ折りする場合、原稿の向きによってオートタテヨコ回転の設定が異なりますのでご注意ください。 原稿の向き | オートタテヨコ回転の設定 | 出力される用紙の向き | A4R | ON/OFF | A4R | A4 | ONのみ*1 | A4R*2 |
* 1 「OFF」に設定すると画像が欠けることがあります。 * 2 「ON」に設定すると自動でA4Rの用紙が選択されます。 ただし、ジョブ結合を設定している場合は、自動で選択されません。 A3とA4の用紙を混載した場合は、A3の用紙のみがZ折りされます。 原稿の向きをA4にセットし、オートタテヨコ回転を「ON」に設定しても、[原稿サイズ混載]を設定している場合はA4Rの用紙は選択されません。 |
メモ |
Z折りされる箇所は次のようになります。 原稿台ガラスの場合 フィーダーの場合 排紙された用紙がZ折り済みの用紙を含む場合は、整列して積載されないことがあります。 |
2つ折り
A4Rの用紙を1枚ずつ2つ折りにします。
2つ折りされた用紙は、ステイプルフィニッシャー・W1/中綴じフィニッシャー・W1の設定されたトレイに排紙されます。
*1 送り幅
*2 送り方向
メモ |
2つ折りされる箇所は次のようになります。 原稿台ガラスの場合 フィーダーの場合 |
C折り
A4Rの用紙を1枚ずつC折りにします。
C折りされた用紙は、ペーパーフォールディングユニット・J1の排紙トレイに排紙されます。
*1 送り幅
*2 送り方向
メモ |
C折りされる箇所は次のようになります。 原稿台ガラスの場合 フィーダーの場合 |
外3つ折り
A4Rの用紙を1枚ずつ外3つ折りにします。
外3つ折りされた用紙は、ペーパーフォールディングユニット・J1の排紙トレイに排紙されます。
*1 送り幅
*2 送り方向
メモ |
外3つ折りされる箇所は次のようになります。 原稿台ガラスの場合 フィーダーの場合 |
4つ折り
A4Rの用紙を1枚ずつ4つ折りにします。
4つ折りされた用紙は、ペーパーフォールディングユニット・J1の排紙トレイに排紙されます。
*1 送り幅
*2 送り方向
メモ |
4つ折りされる箇所は次のようになります。 原稿台ガラスの場合 フィーダーの場合 |
折りかたの種類によって、排紙先は次のように分かれます。
Z折り、2つ折り:ステイプルフィニッシャー・W1/中綴じフィニッシャー・W1
C折り、外3つ折り、4つ折り:ペーパーフォールディングユニット・J1
Z折り時のホチキスについて
ペーパーフォールディングユニット・J1を装着している場合、Z折り時にホチキスできる用紙サイズ、枚数、厚さは下記です。
A3、B4:10枚(60~105 g/m2)
また、用紙サイズが混載している場合、Z折り時にホチキス可能な枚数は下記の式で計算できます。
X + 2Y + 10Z ≦ 100
X = Z折りしていないA4、B5用紙の枚数
Y = Z折りしていないA3、B4用紙の枚数
Z = Z折りした用紙の枚数
例:
A4用紙50枚 + A3用紙5枚(A3用紙のうち1枚はZ折り)の場合
50 + (2x4) + (10x1)
= 50+8+10
= 68
→68≦100より、ホチキス可能です。
A4用紙50枚 + A3用紙7枚(A3用紙のうち7枚すべてZ折り)の場合
50 + (2x0) + (10x7)
= 50+0+70
= 120
→120≧100より、ホチキスせずに排紙されます。