ユーザーメンテナンス

 
給紙部ごとの印字位置の補正や印刷品質を改善させる設定など、本機の調整に関する設定項目を一覧で説明します。ここでの設定項目は、本機がオフラインのときに変更することができます。太字はお買い上げ時の設定です。
項目にアスタリスク(*)が付いているとき
オプションのペーパーフィーダーやペーパーデッキ、封筒フィーダーまたはSDカードの有無や他の設定内容によっては表示されません。
 

印字位置調整

給紙部ごとに印字位置を調整します。印字位置を調整する
縦位置補正(封筒トレイ)/横位置補正(封筒トレイ) *
オプションの封筒フィーダーから印刷するときのタテ/ヨコ方向の印字位置を調整します。
-5.0~0.0~+5.0(mm)
縦位置補正(手差し)/横位置補正(手差し)
手差しトレイから印刷するときのタテ/ヨコ方向の印字位置を調整します。
-5.0~0.0~+5.0(mm)
縦位置補正(カセット1~5)/横位置補正(カセット1~5) *
給紙カセットやオプションのペーパーデッキから印刷するときのタテ/ヨコ方向の印字位置を調整します。
-5.0~0.0~+5.0(mm)
縦位置補正(両面)/横位置補正(両面)
両面印刷の1ページ目(オモテ面)に印刷するときのタテ/ヨコ方向の印字位置を調整します。2ページ目(ウラ面)の印字位置は、印刷時の給紙部の設定に従います。
-5.0~0.0~+5.0(mm)

リカバリー印刷

紙づまりが起きたときやエラーが発生したときに、印刷が中断したページを再度印刷するかどうかを設定します。
OFF
ON

カウンター初期化

定着器の印刷ページ数を初期化するかどうかを設定します。
定着器
同一の定着器で印刷したページ数を初期化します。この操作は定着器を交換した場合に行います。

用紙サイズ確認

用紙サイズが<フリーサイズ>に設定されている給紙部から印刷したときに、給紙された用紙のサイズを確認するかどうかを設定します。<ON>に設定すると、給紙された用紙のサイズが印刷データと異なる場合、用紙サイズを確認するメッセージを表示して印刷が停止します。
OFF
ON
給紙された用紙と印刷データのサイズにあまり差がないときは、設定が<ON>であってもメッセージは表示されず印刷を継続することがあります。

用紙サイズ置換

A4とレターサイズの用紙を互いに代用して印刷するかどうかを設定します。<ON>を選ぶと、「パソコンから印刷しようとA4用紙を指定したがセットされていなかった」というとき、代わりにレターサイズの用紙に印刷されます。
OFF
ON

縦送り印字優先モード

タテとヨコ両方のセットができる用紙サイズを印刷するときに、タテ向きの用紙を優先して給紙したい場合、この項目を<ON>に設定してください。この設定は<給紙モード>が<自動>の場合にのみ適用されます。
OFF
ON

転写特殊処理

低湿度環境で使用しているときに、画像や文字がにじむことがあります。その場合は、<ON>に設定すると改善されることがあります。
OFF
ON
<ON>に設定すると、高湿度環境で使用しているときに濃度が薄くなったりムラが発生したりすることがあります。

特殊印字モードA

用紙の種類や使用環境によっては、印刷された用紙に、にじんだような汚れが付くことがあります。その場合は、この項目を設定すると改善されることがあります。改善効果は<モード1>が最も弱く、<モード4>が最も強くなります。
OFF
モード1
モード2
モード3
モード4
<バーコード調整モード>が<モード1>~<モード4>のときは、この項目は設定できません。バーコード調整モード
<モード3>または<モード4>に設定すると、印刷速度が遅くなります。
改善効果を強くすると、印刷濃度が薄くなります。また、輪郭がはっきりしなくなったり、粗さが少し目立ったりすることがあります。

濃度特殊処理

高湿度環境で使用しているときに、濃度が薄くなったりムラが発生したりすることがあります。その場合は、<ON>に設定すると改善されることがあります。
OFF
ON
<ON>に設定すると、低湿度環境で使用しているときに画像や文字がにじむことがあります。

SDカードメンテナンス *

SDカードにエラーが発生したり、SDカードを廃棄したりする場合に、データをすべて消去することができます。
フォーマット
SDカードの初期化を行います。SDカードに保存されているデータはすべて消去されます。
廃棄時消去
SDカードのデータを消去します。通常では消すことができないデータの断片をすべて消去してから廃棄したいときなどに、必要に応じて行ってください。SDカードのデータをすべて消去する

特殊印字処理

正しく印刷できないときに設定する項目がまとめられています。
排紙貼り付き軽減モード
印刷データの画像濃度によっては、両面印刷時に用紙同士が貼り付いてしまうことがあります。その場合は、この項目を設定すると改善されることがあります。ただし、印刷速度が遅くなることがあります。
OFF
ON

特殊印字モードC

印刷音が気になるときは、この項目を<ON>に設定してください。
OFF
ON
<ON>に設定すると、印刷速度が遅くなります。

バーコード調整モード

印刷したバーコードが読み取れない場合には、この項目を設定してください。改善効果は<モード1>が最も弱く、<モード4>が最も強くなります。
OFF
モード1
モード2
モード3
モード4
改善効果を強くすると、印刷濃度が薄くなります。
パソコンから印刷する場合は、プリンタードライバーの設定が優先されます。プリンタードライバーの[グラフィックモード]を[LIPSモード]に変更し、[バーコード調整モード]を[パネル優先]に変更すると、操作パネルの設定が優先されます。
この項目を<モード1>~<モード4>に設定した場合は、<特殊印字モードA>が自動的に<OFF>に設定されます。
<モード4>に設定すると、印刷速度が遅くなります。

ファームウェア更新

本機のファームウェアをバージョンアップします。

給紙方法切替

ロゴマーク付きの用紙に印刷するときに設定します。通常、ロゴマーク付きの用紙を印刷するときは、片面印刷と両面印刷でセットする用紙のオモテ/ウラを変更しなければなりませんが、<印刷面優先>に設定すれば、いずれの場合もロゴマーク面がウラになるようにセットするだけで済みます。詳細については、ロゴなどが印刷された用紙をセットするを参照してください。
速度優先
印刷面優先

ジョブ一覧表示

操作パネルの (ジョブ確認/中止)を押したときに、印刷中や印刷待ちのデータを一覧表示するかどうかを設定します。
OFF
ON
<OFF>に設定した場合に、(ジョブ確認/中止)を押すと、現在印刷中の文書を中止します。

設定のインポート/エクスポート

本機に登録されているデータや各種設定値などを書き出して(エクスポート)、USBメモリーに保存できます。もちろん、書き出したデータは読み込む(インポート)ことができます。また、同一機種間であれば、本機から書き出したデータを他機で読み込んだり、他機のデータを本機で読み込んだりすることができます。
インポート
本機からUSBメモリーに書き出したデータを読み込みます。
エクスポート
本機に登録されているデータや各種設定値などをUSBメモリーに保存します。
本体右側面のUSBポートのみ使用できます。
USBメモリーを接続したときに、<USBメモリーから印刷できます。>の画面が表示された場合は、(機能選択)を押してください。
設定のインポート/エクスポートの詳細は、設定データの保存/読み込みをするを参照してください。

クリーニング予告

定着器のクリーニングを促すメッセージを表示するかどうかを設定します。
OFF
ON

クリーニング予告時期 *

<クリーニング予告>を<ON>に設定したときに、定着器のクリーニングを促すメッセージを表示するタイミングを1,000ページ単位で設定できます。共通ステータスプリントではメッセージが表示されるまでの残りページ数を確認することができます(共通ステータスプリント)。
1000~50000(ページ)

トナー交換予告時期

トナーカートリッジ残量が少なくなったときのメッセージの表示タイミングを変更する場合に<カスタム>に設定します。
デフォルト
カスタム

トナー交換予告時期指定 *

<トナー交換予告時期>を<カスタム>に設定したときに、メッセージを表示するタイミングを設定します。
1~20~99(%)
0W1Y-09C