共通仕様/JAN、EAN、UPC用フォント仕様

共通仕様

各文字セットは、JAN、EAN、UPC、CODE39、NW-7、EAN-128、標準料金代理収納用EAN-128、OCR-B、カスタマバーコードのいずれも1バイトフォントです。
印字するバーコードの大きさによって文字セット名称を選択します。
バーコードの印刷は、それぞれの文字セットの持つ属性により印刷します。
各バーコードの割当てられていない文字コードの印字は、スペースに置き換わります。
それぞれのバーコードには、各種ドットフォントによるモジュールとスケーラブルフォントによるモジュールのフォントがあります。
詳細は、バーコード用フォント 文字セット名称一覧をご参照ください。

JAN、EAN、UPC用フォント仕様

文字セット仕様(ドットフォント)

JAN、EAN、UPC用の文字セットは以下の構成になっています。
(1)
左側のデータキャラクタの奇数パリティ用のフォント、および文字コード置き換えで使用する全フォントが割り当てられている文字セット
(=JX1 X2 X3 X4 A.BAR)
(2)
左側のデータキャラクタの偶数パリティ用のフォントが割り当てられている文字セット
(=JX1 X2 X3 X4 B.BAR)
(3)
右側のデータキャラクタ用のフォントが割り当てられている文字セット
(=JX1 X2 X3 X4 C.BAR)
(4)
レフトガードバー、センターガードバー、ライトガードバー用のフォントが割り当てられている文字セット
(=JX1 X2 X3 X4 D.BAR)
JAN、EAN、UPCコードを印刷する際には、上記4つの文字セットまたは、(1)の文字セットが必要になります。
各文字セットに持つフォントは以下のとおりです。
JX1 X2 X3 X4 A.BARの文字セット
数字の0~9
英数の@~I、P~Y、L~O
JX1 X2 X3 X4 B.BARの文字セット
 
数字の0~9
JX1 X2 X3 X4 C.BARの文字セット
JX1 X2 X3 X4 D.BARの文字セット
英大のL、M、R、E
X1
ドットモジュール名
2:3ドットモジュール
3:4ドットモジュール
5:6ドットモジュール
X2 X3 X4
バーコードの高さ
060:高さ
75ドット(300 dpi)
080:高さ
100ドット(300 dpi)
100:高さ
125ドット(300 dpi)
(例)
文字セット名称 J2060C.BARの場合
モジュールの幅=3ドット、バーコードの高さ=75ドット
右側にデータキャラクタの文字セット

文字セット仕様(スケーラブルフォント)

JAN、EAN、UPC用の文字セットは以下の構成になっています。
文字の大きさは24ポイント指定時(300 dpi)
キャラクタ:
レフトガード/ライトガード:
中央ガード:
21×100ドット
9×100ドット
15×100ドット
※ UPC-E用のライトガードは18×100ドット

バーコードシンボル

バーコードシンボル

バーコードの寸法

バーコードの寸法の算出方法は以下の通りです。
マージンを含まないシンボル長(L)は次の計算式で求められます。
JAN、EAN、UPC標準バージョンの時
JAN、EAN短縮バージョンの時
UPC短縮バージョンの時
L=95X
L=67X
L=51X
(X=ドットモジュール幅)
(例)
3ドットモジュール 標準バージョンの時
L=95×3=285 dot(=285×0.0846=24.11 mm)
83K1-00U