その他のグループ842H-0WR
その他のグループでは、登録文字の登録方法に関する設定を行うことができます。
登録レベル一時 、永久
制御命令で登録した文字(1バイトコードおよび2バイトコードの登録文字)、オーバーレイ印字のためのユーザーページまたは複写用紙機能のフォームデータ、マクロデータなどの登録の方法を設定します。
[一時]
登録文字、フォームデータ、マクロデータをジョブの間だけ登録しておきます。ジョブが終了すると登録内容は削除されます。
「永久]
登録文字、フォームデータ、マクロデータをキャノン複合機/プリンターの電源をオフにするまで(または同等のリセット処理が行われるまで)残しておきます。
印字を開始してから、すべてのページの印字が終了するまでの一連の処理を「ジョブ」といいます。
HEX/LIPS機能無効 、有効
ヘキサ形式で印字データを送るかどうかを選択します。この設定により、次の機能を無効にするか、有効にするかが決まります。
LIPSモードによるヘキサ形式モード
本エミュレーションモードのヘキサ形式モード
LIPSの制御命令によるユーザーページのフォーム登録
[無効]
ヘキサ形式モードを無効にします。したがって、上記の機能は使用できません。
[有効]
ヘキサ形式モードを有効にします。したがって、LIPSモードによるヘキサ形式モード、本エミュレーションモードのヘキサ形式モード、およびLIPSの制御命令によるユーザーページのフォーム登録を行うことができます。
ヘキサ形式とは、1バイト(8ビット)のデータを示すコード(16進数のバイナリ形式データ)を、上位と下位に分けて2バイト分の文字形式(アスキーコードの0~9およびA~F)で表します。たとえば、、PC-PR201/80Aの制御命令を使⽤して、スーパースクリプト⽂字で「A 」と印字して復帰改行する場合、次のようなヘキサ形式のデータとなります。
以降の6バイト分のデータをヘキサ形式データとして処理する制御命令
LIPSフォームLIPS2 、LIPS4
LIPSモードの制御命令によってユーザーページにフォームデータを登録する場合、使用しているコントロールコマンドをLIPSII+またはLIPSIVから選択します。
[LIPS2]
LIPSII+の制御命令によるフォームデータとして処理します。
[LIPS4]
LIPSIVの制御命令によるフォームデータとして処理します。
LIPSは上位互換であり、LIPSII+とLIPSIVでは基本的な機能は共通しますが、LIPSII+でしか使用できない機能(たとえばシリアルプリンターでの動作をエミュレートしたイメージ描画など)を使用するときにLIPSのモードを切り替えてください。
本設定項目は、メニューの
HEX/LIPS機能 が[有効]に設定されている場合のみ設定することができます。
エミュレーション
ユーザーズガイド (製品マニュアル)
USRMA-0984-04 2021-11 Copyright CANON INC. 2021