設定データをインポート/エクスポートする

アドレス帳の宛先、ユーザー設定情報、各種設定値などのデータを書き出して(エクスポート)、パソコンに保存できます。エクスポートしたデータを本機に読み込むこと(インポート)も可能です。本機からエクスポートしたデータは他のキヤノン複合機にもインポートできますので、買い換えなどで新しい機器を設置する際にはインポートによって設定の手間を省くことができます。インポートできる設定項目についての詳細は、設定/登録一覧表を参照してください。インポート/エクスポートには、設定データを一括してインポート/エクスポートする方法と、特定の設定データだけを個別に選ぶ方法とがあります。
管理者が責任を持って行う
この操作はAdministratorの権限を持つ管理者が行ってください。データをインポートすると、アドレス帳、ユーザー設定情報、ネットワーク設定などが上書きされ、機能によっては正常に動作しなかったり、運用に支障が出たりすることがありますので、十分注意してください。
インポートやエクスポートが完了するまでは電源を切らない
処理が完了するまで数分かかることがあります。処理中に電源を切ると、データが破損したり、本機が故障したりする恐れがあります。
インポート/エクスポート処理中には以下の機能/処理の実行はできません。
送信ジョブ
転送ジョブ
ファクス/Iファクスジョブ
レポートプリントジョブ
アドバンスドボックス/ネットワーク/メモリーメディアへのスキャンして保存(スキャン中、保存中)
個別インポート/エクスポート
機器情報配信
ボックスバックアップ
一括インポート/エクスポート
Workflow Composerのインポート/エクスポート
カスタムメニューインポート/エクスポート
ソフトウェアの登録/更新の更新処理
カスタム設定の同期
本体タッチパネルディスプレーからの操作
リモートUIからの操作
カスタムメニューキーの操作
ウェブブラウザーのWebページコンテンツ取得
ウェブブラウザーのエラー画面表示
リモートアドレス帳の使用
本体のスリープ
* 設定の同期が開始している(一時停止状態/一時停止移行状態を含む)場合、パーソナライズ設定値に関するデータおよびグループ管理データは同期処理を停止します。
以下の機能/処理が実行されているとインポート/エクスポートは実行できません。
送信ジョブ
転送ジョブ
ファクス/Iファクスジョブ
レポートプリントジョブ
アドバンスドボックス/ネットワーク/メモリーメディアへのスキャンして保存(スキャン中、保存中)
個別インポート/エクスポート
機器情報配信
ボックスバックアップ
一括インポート/エクスポート
Workflow Composerのインポート/エクスポート
カスタムメニューインポート/エクスポート
ソフトウェアの登録/更新の更新処理
カスタム設定の同期
ウェブブラウザーのWebページコンテンツ取得
ウェブブラウザーのエラー画面表示
リモートアドレス帳の使用
本体のシャットダウン処理中
エラーコード表示
設定の同期が開始している(一時停止状態/一時停止移行状態を含む)場合、パーソナライズ設定値に関するデータおよびグループ管理データのインポート/エクスポートはできません。
異なる表示言語でインポートやエクスポートをしない
エクスポート元とインポート先で表示言語が異なる場合は、設定値が文字化けを起こし、本機が正しく動作しないことがあります。
エクスポートしたファイルを編集しない
動作不良の原因となる可能性がありますので、エクスポートしたXMLファイルを開いて編集しないでください。
本機以外のキヤノン複合機にインポートする場合
インポートできない設定項目があります。設定/登録一覧表
セキュリティーポリシー設定をパスワードで保護している場合
セキュリティーポリシー設定をインポートできるのは、セキュリティーポリシー設定のパスワードがエクスポート元とインポート先とで一致する場合、またはインポート先にパスワードが設定されていない場合のみです。インポート先にパスワードが設定されていない場合は、エクスポート元と同じパスワードがインポート先に設定されます。
カスタム設定の同期を使用する場合
カスタム設定の同期(クライアント)を開始すると、アドレス帳を含むカスタム設定の同期の対象のデータのインポート/エクスポートは制限されます。カスタム設定の同期については複数のキヤノン複合機で設定を同期するを、カスタム設定の同期対象のデータはパーソナライズできる項目一覧を、カスタム設定の同期を使用する際にインポート/エクスポートするための条件・制限はインポート/エクスポートの制限が解除される項目と条件をご参照ください。

カスタム設定の同期(クライアント)を開始した後でインポートする場合

以下の手順でインポートし、同期させてください。
1
1台のクライアント機でカスタム設定の同期を停止する 設定の同期を開始する
2
既存のユーザー/グループのデータをインポートする場合はデータをバックアップし、サーバー機からインポート予定のユーザー/グループのデータを削除する 同期の詳細を設定する(サーバー機またはサーバー兼クライアント機)
3
同期を停止しているクライアント機に追加したいデータをインポートする
4
クライアント機をサーバー機に同期させる

インポート/エクスポートの制限が解除される項目と条件

以下の項目で条件を満たす場合にインポート/エクスポートが可能になります。
一括インポート/エクスポート 
エクスポート
インポート
個人設定情報
の条件を満たす場合のみ可
不可
ユーザーグループ宛先表
の条件を満たす場合のみ可
不可
個別インポート/エクスポート
 
エクスポート
インポート
個人設定情報(すべて)
の条件を満たす場合のみ可
の条件を満たす場合のみ可
ユーザーグループ宛先表(すべて)
の条件を満たす場合のみ可
の条件を満たす場合のみ可
ユーザーグループ宛先表01~20
不可(宛先表ごとのエクスポート機能はありません。)
の条件を満たす場合のみ可
カスタム設定の同期(サーバー)でユーザーデータのエクスポート準備を行い、成功した場合にのみ成功後の15分だけ実行可能です。
サーバー兼クライアント機で接続先がlocalhost:8443の場合に実行可能です。
ユーザーデータのエクスポートの準備の手順については同期の詳細を設定する(サーバー機またはサーバー兼クライアント機)を、宛先表のインポートの手順については設定内容を個別インポートするを参照してください。
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