サービス概要

バックアップサービスとは

デバイスのハードディスクなどのストレージ機器に保存されている設定値(アドレス帳や設定/登録など)や、インストールされているMEAPアプリケーションの情報を、インターネット上のサーバーに定期的にバックアップします。
バックアップサービス専用のMEAPアプリケーションを使用して、データをバックアップします。
不慮の事故でハードディスクなどのストレージ機器が故障したときは、交換後のストレージ機器に、バックアップしたデータをリストアします。

バックアップ対象のデータ

バックアップ対象のデータを以下に示します。
機能の名称や機能の有無が、機種によって異なる場合があります。詳細については、デバイスの取扱説明書を参照してください。

設定/登録

宛先表
転送設定
環境設定
調整/メンテナンス(画質調整/動作調整は除く)
ファンクション設定(給紙動作/合成のフォーム登録/プリンター設定/ホールドは除く)
宛先設定(宛先表リストは除く)
管理設定(デバイス管理は除く)
User Authentication のローカルデバイス認証で利用するユーザー認証情報
プリンター設定
用紙種類の管理設定(用紙銘柄データ)

コピー、スキャンして送信、ファクス、スキャンして保存、保存文書の利用、受信トレイの基本画面の設定項目

よく使う設定
デフォルト設定
「その他の機能」のショートカット設定

ホーム画面(「2nd Edition」以前のホーム非対応機種では [カスタムメニュー] )の設定項目

ボタンについての設定情報
背景の設定
管理設定

メインメニューの設定項目(「2nd Edition」以前のホーム非対応機種のみ)

メインメニューのボタン表示設定
画面上部のボタン設定
メインメニューの背景設定
メインメニューのその他の設定

ボックス設定

ボックスの設定
ネットワークプレースの登録情報

ウェブブラウザーの設定

ウェブブラウザーの設定情報

MEAPアプリケーションの情報

追加インストールしたMEAPアプリケーション
ライセンスおよび拡張システムアプリケーション
あらかじめインストールされているログインサービス(User AuthenticationおよびDepartmentID Authentication)の開始状態
各MEAPアプリケーションに登録された設定値
重要
お使いのMEAPアプリケーションおよびバージョンがバックアップサービスに対応しているかどうか、また、注意事項などについて各MEAPアプリケーションの取扱説明書を確認してください。
プラットフォームバージョンVer.311以降のデバイスでは、バックアップデータを使ったMEAPアプリケーションの自動再インストールが可能です。
プラットフォームバージョンバージョン Ver.310以前のデバイスでは、以下の点に注意してください。
リストアする前に、ハードディスクなどのストレージ機器を交換する前と同じバージョンのMEAPアプリケーションをインストールする必要があります。

汎用データの設定

管理設定>デバイス管理>証明書設定で登録されている鍵ペアとサーバー証明書
メモ
PDF/XPSファイルにユーザー署名を付けるための証明書は、バックアップ対象外です。

個人設定

表示言語
アクセシビリティー
初期画面
デフォルトジョブ設定
ホーム画面の設定(「2nd Edition」以前のホーム非対応機種では[カスタムメニュー])
アドレス帳(個人/グループ)
鍵束(本体機能用)
MEAPの個人設定

アドバンスドボックス

フォルダ構成(第1階層)

[設定/登録]のうち、バックアップ非対象のデータ

バックアップ非対象のデータを以下に示します。
重要
バックアップ非対象項目は、必要に応じて設定情報を記録しておいてください。
バックアップ非対象項目は、リストア作業後に手動での再設定を必要とする場合があります。

バックアップする必要が無い項目

給紙カセット指定など、デバイスが自動検知する項目
削除の実行など、ボタンを押したタイミングで動作を指示する項目
時刻など、書き換えると矛盾が発生する項目
PINGコマンドなど、実行直前のタイミングのみで利用する項目
宛先設定(宛先表リスト)

バックアップされない項目

調整/メンテナンス(画質調整/動作調整)
ファンクション設定(給紙動作/合成のフォーム登録/プリンター設定/ホールド)
管理設定(デバイス管理)
メモ
バックアップ非対象項目の情報の確認や、再設定をする場合は、「[設定/登録]のうち、バックアップされない項目」を参照してください。