デバイスの初期設定をする

ここでは、本ソフトウェアの管理対象とするデバイスで行う初期設定について説明します。
メモ
機種によって、メニューの位置や、画面名、項目名が異なることがあります。
1.
デバイスで、ネットワーク設定画面を表示します。
2.
プロトコルを設定します。
[TCP/IP設定] > [HTTPを使用]を[ON]にします。
キヤノン独自のプロトコルを使用する場合は、[専用ポート設定]を[ON]にします。
重要
本ソフトウェアを運用中は、デバイスの[専用ポート設定]を[OFF]にしないでください。デバイスから情報を取得できなくなります。
3.
デバイスがIPv6アドレスのみで通信するように設定されている場合は、名前解決のための設定をします。
メモ
デバイスのタイプによって、操作方法が異なります。
DNSに関する下記以外の設定項目については、運用環境に合わせて設定してください。
imageRUNNER ADVANCE DX/imageRUNNER ADVANCE
[TCP/IP設定] > [DNS設定] > [DNSサーバーアドレス設定] > [IPv6]に、DNSサーバーのIPv6アドレスを入力します。
[TCP/IP設定] > [DNS設定] > [DNSのホスト名/ドメイン名設定] > [IPv6]に、デバイスのホスト名とドメイン名を入力します。
上記以外の機種
リモートUIから設定します。
[TCP/IP設定]をクリックします。
[IPv6設定]の[編集]をクリックします。
[DNS設定]に、DNSサーバーのIPv6アドレスを入力します。
[ホスト名]、[ドメイン名]に、デバイスのホスト名とドメイン名を入力します。
4.
SNMPv1またはSNMPv3を設定します。
デバイスとの通信にSNMPv1を使用する場合
[SNMP設定] > [SNMPv1を使用]を[ON]にします。
本ソフトウェアとの通信に使用するSNMPコミュニティー名の[MIBアクセス権限]の設定を[読込のみ]にします。
設定が[読込/書込]になっている場合は変更する必要はありません。
PSプリントサーバーが装着されたデバイスで、[読込/書込]と[読込のみ]の両方を設定しておく必要がある場合は、[読込/書込]のSNMPコミュニティー名は、[読込のみ]のSNMPコミュニティー名と異なる名称にします。
デバイスとの通信にSNMPv3を使用する場合
[SNMP設定] > [SNMPv3を使用]を[ON]にします。
本ソフトウェアとの通信に使用するユーザーの[MIBアクセス権限]の設定を[読込のみ]にします。
設定が[読込/書込]になっている場合は変更する必要はありません。
[セキュリティー設定]の設定を[認証あり/暗号化あり]にします。
重要
[認証アルゴリズム]をSHA2にする場合は、224ビット以外のハッシュ長を選択してください。本ソフトウェアは224ビットには対応していません。
5.
[SNMP設定] > [スリープ時のSNMPパケット受信拒否]を[OFF]にします。
6.
デバイスを再起動します。