ネットワークに関する変更
(Ver.3.13~)無線LAN通信でのWPA3のセキュリティー規格に対応
本機の無線LANがWPA3-SAE(AES-CCMP)とWPA3-EAP(AES-CCMP)のセキュリティー規格に対応するようになりました。
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セキュリティー設定について無線LANルーターを選んで設定すると、WPA3-SAEの暗号化方式は<自動>(AES-CCMPまたはTKIP)に設定されます。WPA3-SAEの暗号化方式に<AES-CCMP>を指定したい場合は、<詳細入力>で設定してください。 無線LAN接続の設定をすべて入力して設定するとき無線LANルーターのセキュリティー規格がWPA3-EAPの場合は、暗号化方式はAES-CCMPになります。また、無線LANで接続する前に本機のIEEE 802.1X認証を設定しておいてください。 |
WPA3対応の無線LANルーターを選んで設定するとき
接続可能な無線LANルーターを本機のディスプレーから選びます。無線LANルーターのセキュリティー規格がWPA3-SAEの場合、ネットワークキーには暗号化キーを入力して設定します。SSIDやネットワークキー、セキュリティー規格や認証/暗号化方式などの情報は、あらかじめ確認のうえ、メモしておいてください。
1

(設定/登録)を押す
2
<環境設定>

<ネットワーク>

<無線LAN>

<無線LAN設定>

<手動設定>を押す
3
<アクセスポイント選択>を押す
接続可能な無線LANルーターが探索されます。
4
無線LANルーターを選び、接続する
無線LANルーターのセキュリティー設定がWPA3-SAEの場合
1 | 使用する無線LANルーターを選び、<OK>を押す |
2 | <暗号化キー>を押し、ネットワークキーを入力する |
3 | <OK>を押す 設定が完了すると、画面に<接続しました。>と表示されます。 |
無線LANルーターのセキュリティー設定がWPA3-EAPの場合
1 | 使用する無線LANルーターを選び、<OK>を押す 設定が完了すると、画面に<接続しました。>と表示されます。 |
無線LAN接続の設定をすべて入力して設定するとき
認証や暗号化などのセキュリティーの設定などを詳しく設定したい場合や、他の方法で接続できない場合は、無線LAN接続の設定をすべて入力して設定します。SSIDやネットワークキー、セキュリティー規格や認証/暗号化方式などの情報は、あらかじめ確認のうえ、メモしておいてください。
1

(設定/登録)を押す
2
<環境設定>

<ネットワーク>

<無線LAN>

<無線LAN設定>

<手動設定>を押す
3
<詳細入力>を押す
4
<SSID>を押し、あらかじめ確認しておいたSSIDを入力する
5
<セキュリティー設定>で設定方式を選ぶ
WPA3-SAEを使用する
1 | <WPA2-PSK/WPA3-SAE>または<WPA3-SAE>を押す |
2 | 暗号化方式を選ぶ 接続する無線LANルーターに合わせて、自動的にAES-CCMPまたはTKIPを設定させるには<自動>を選びます。 |
3 | <暗号化キー>を押し、あらかじめ確認しておいたネットワークキーを入力する |
4 | <OK>を押す |
WPA3-EAPを使用する
1 | <WPA/WPA2-EAP>を押す |
2 | <ON>を押す |
6
<OK>を押す
無線LANルーターが検出され設定が完了すると、画面に<接続しました。>と表示されます。
(Ver.3.19~)主回線での無線LANの使用に対応
本機を2系統のネットワークに接続して使用する場合、主回線で無線LANを使用できるようになりました。
ネットワークへの接続方法を選択する

(設定/登録)

<環境設定>

<ネットワーク>

<インターフェイス選択>

インターフェイスを選択

<OK>
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<主回線>または<副回線>に<無線LAN>を選択した場合<スリープ時の消費電力>を<多い>に設定してください。 無線LANを<主回線>から<副回線>、または<副回線>から<主回線>に設定変更した場合、それまでの無線LAN接続の設定内容はクリアされるため、無線LANに接続しなおす必要があります。 <主回線>と<副回線>に<有線LAN>を選択した場合<スリープ時の消費電力>を<多い>に設定してください。 <主回線>に<無線LAN>、<副回線>に<有線LAN>を選択した場合本機のLANポートに接続した有線LANが副回線になります。USB-LANアダプターで接続した有線LANは副回線で使用できません。 |
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モバイル機器とダイレクト接続する場合本機が無線LANに接続されていないと、<ダイレクト接続の種類選択>で<アクセスポイントモード>を使用できません。本機を無線LANに接続するか、<主回線>と<副回線>に<無線LAN>を使用しない設定に変更します。 <インターフェイス選択>で<主回線>または<副回線>に<無線LAN>を選択している場合、<ダイレクト接続の種類選択>で<Wi-Fi Direct>は使用できません。 |
副回線通信でのMACアドレスフィルターの使用に対応
本機を2系統のネットワークに接続して使用する場合、副回線でもMACアドレスフィルターを使用できるようになりました。
副回線のMACアドレスフィルターを設定する
1

(設定/登録)を押す
2
<環境設定>

<ネットワーク>

<副回線設定>

<ファイアウォール設定>

<MACアドレスフィルター>を押す
3
<送信フィルター>または<受信フィルター>を押す
本機からパソコンへのデータ送信を制限するときは、<送信フィルター>を選びます。
パソコンからのデータ受信を制限するときは、<受信フィルター>を選びます。
4
<フィルターを使用>で<ON>を押し、<デフォルトポリシー>を選んだあと、<登録>を押す
<デフォルトポリシー>では、以降の手順で指定する例外アドレスを持つ機器とだけ通信したい場合に<拒否>を、通信したくない場合に<許可>を選びます。
<デフォルトポリシー>で<拒否>を選んだ場合でも、マルチキャストおよびブロードキャストアドレスへの送信は制限の対象外です。
5
例外アドレスを入力し、<OK>を押す
前の手順で選んだ<デフォルトポリシー>の適用対象外としたい通信機器をMACアドレスで指定します。
例外アドレスは<送信フィルター>、<受信フィルター>でそれぞれ100件登録できます。
例外アドレスを編集するには
手順4の画面で編集したい例外アドレスを選び、<編集>を押して編集画面を表示します。
6
<OK>を押す
7