PS設定メニューの設定項目

 
メモ
PS設定メニューは、PSプリンターのみ表示されます。
太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

白紙節約


する、しない

ページ内に印字するデータがない場合、白紙を排出させるかどうかを設定します。

[する]

白紙は排出されません。紙の節約になります。

[しない]

白紙が排出されます。
メモ
印刷データの内容により、印字領域に何も描画されていない場合でも、白紙と判定されないことがあります。

ジョブタイムアウト


0~3600秒

自動的にジョブを終了させる時間を設定します。設定した時間が経過すると、自動的にジョブを終了します。

エラーページプリント


する、しない

PSファイルのプリント中にエラーが発生した場合、エラー内容をプリントします。

[する]

エラー内容がプリントされます。

[しない]

エラー内容はプリントされません。

メモ
[エラーページプリント]の設定に関わらず、PSファイルのプリント中にエラーが発生した場合、ジョブ履歴画面では、プリントジョブの結果は「NG」と表示されます。

フォント置換


Osaka
しない、平成角ゴシックW5、平成明朝W3
Osaka-等幅
しない、平成角ゴシックW5、平成明朝W3
中ゴシックBBB
しない、平成角ゴシックW5、平成明朝W3
リュウミンL-KL
しない、平成角ゴシックW5、平成明朝W3
不明フォント
Courier、平成角ゴシックW5、平成明朝W3

本製品に内蔵されていないフォントがPSファイル内で指定されている場合、代わりのフォントを使用してプリントします。

メモ
本項目の設定値を変更した場合、設定操作後に本製品の主電源を入れなおすか、[プリンター初期化]を実行してください。(→プリンター初期化

細線調整


均一、均一(細く)、しない

細線の線の太さを均一化する処理を使用するかどうかを設定します。

中間調選択


テキスト
色調、階調、解像度、高解像度
グラフィックス
色調、階調、解像度、高解像度
イメージ
色調、階調、解像度、高解像度

プリント時の中間調の表現方法を設定します。
「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定できます。

[解像度]

テキストデータ等の輪郭がはっきりと見えるような精細な印刷ができます。文字や細い線のデータなどをプリントするのに適しています。

[階調]

滑らかな階調と輪郭の品位を両立した印刷ができます。グラデーションを使用した図形やグラフなどをプリントするのに適しています。

[色調]

明暗のコントラストを効かせ、安定した質感とメリハリのある階調で印刷を行うことができます。写真画像などのイメージデータをプリントするのに適しています。

[高解像度]

[解像度]よりも高精細な印刷ができますが、質感の安定性は若干劣ります。文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭をシャープにプリントするのに適しています。

中間調選択(6800/6000/4900/4800 シリーズ)


テキスト
解像度、階調、誤差拡散
グラフィックス
解像度、階調、誤差拡散
イメージ
解像度、階調、誤差拡散

プリント時の中間調の表現方法を設定します。
「テキスト」、「グラフィックス」、「イメージ」といったデータの種類ごとに設定できます。

[解像度]

解像度重視の線数の高いディザパターンを使用します。
エッジ部分のギザギザが目立たず、一般的な文字やグラフィックなどをプリントするときに向いています。

[階調]

階調を優先したディザパターンを使用します。グラデーションなどの微妙な階調をなめらかに再現するときに向いています。

[誤差拡散]

文字や細い線のデータ、CADデータなどの輪郭線をプリントするのに適しています。
メモ
このモードを使用した場合、定着させたトナー、質感の安定性が下がる場合があります。

明るさ


85~100~115%

* 本項目は、共通メニューの「トナー節約」が[しない]に設定されている場合にのみ表示されます。
画像全体の明るさを調節できます。本項目では85 ~ 115%を5%間隔で設定できます。数値が小さくなるほど明るくなり、数値が大きくなるほど暗くなります。工場出荷時は100%です。

重要
プリンタードライバーの「トナー節約モード」が[使う]に設定されている場合、本項目は使用できません。

グレースケール変換方式


sRGB、NTSC、RGB均等

カラーのプリントデータをグレースケールに変換してプリントするときの方式を選択します。

[sRGB]

sRGB基準の色変換方式でグレースケール値を計算します。

[NTSC]

NTSC基準の色変換方式でグレースケール値を計算します。

[RGB均等]

Red、Green、Blueの色値の平均値をグレースケール値とします。

メモ
本項目はカラーデータをモノクロデータに変換する際に設定を行います。
本項目の設定はモノクロデータに対して無効になります。

ドットゲイン調整


-10%、-5%、標準、+5%、+10%

網点で塗られる面積を調節して、塗りつぶしの濃度調節ができます。数字が大きくなるほど、濃く塗りつぶされます。
96E0-00X