リモートファクスを使う

ファクス機能が搭載されていない複合機でも、ファクス機能搭載機が同じネットワーク上にある場合は、その複合機を介してファクスの送受信をすることができます。この場合、ファクス機能搭載機はサーバー機、ファクス非搭載機はクライアント機に例えることができます。機器同士でファクス機能や通信回線を共有できるので、導入コストを抑え、効率よくファクス機能を利用することができます。
ファクス機能搭載機の場合
クライアント機として使用する場合は、販売店または担当サービスにご連絡ください。
ファクス機能がオプションの機種の場合
リモートファクス機能を使用するには、あらかじめ以下のオプションを装着しておく必要があります。システムオプションについて
本機をサーバー機として使用する場合:スーパーG3FAXボード
本機をクライアント機として使用する場合:リモートFAX送信キット
リモートファクスを使うには
あらかじめサーバー機側とクライアント機側でそれぞれ設定を行ってください。
サーバー機側の設定:<リモートファクス設定>
クライアント機側の設定:<リモートファクス送信設定>(詳細については、クライアント機の取扱説明書を参照してください。)
ファクスを送信する
通常と同じ方法で、クライアント機からファクスを送信することができます。ファクス送信の基本操作
ファクスを受信する
サーバー機で受信したファクスはIファクスに変換されてクライアント機に転送されます。あらかじめ、サーバー機ではクライアント機に転送するための設定、クライアント機ではIファクスを受信するための設定を行ってください。
サーバー機側の設定:<転送設定>
クライアント機側の設定:Eメール/Iファクスの通信設定をする
部門IDと暗証番号の入力画面が表示された場合は、サーバー機に登録されている部門IDと暗証番号を入力してログインしてください。
クライアント機から送信したファクスの発信元記録は、サーバー機の設定に従ってプリントされます。<発信元記録>
A30J-0AS