ファクス原稿のスキャン設定

本機でファクスを送信する場合は、ファクスの画面で、送信する画質の調整や両面スキャンを設定できます。
送信先で文字を読めないなど、送信されたファクスが期待どおりでない場合は、設定を変更して送信しなおします。
よく使う設定を初期設定にする
ファクス原稿のスキャンの初期設定をよく使う設定に合わせて変更することもできます。初期設定を変更する
過去の設定を呼び出す - 送信履歴
送信履歴を利用して、過去にファクスを送信したときの設定を呼び出すことができます。宛先を指定する - 送信履歴

画質の調整

ファクスの画像が不鮮明だったり、文字が読みにくかったりした場合は、画質を調整します。
[解像度]
原稿をスキャンする解像度を選択します。
高い解像度にするほどくっきりとした画像になりますが、その分送信時間が長くなることがあります。
[濃度]
原稿に合わせて濃度を調整します。
濃くする場合は[+]に、薄くする場合は[-]に設定します。
[シャープネス]
シャープネスを調整します。
輪郭や線を強調してくっきりさせたり、反対に弱めて柔らかく表現したりできます。
調整例:
ぼやけた文字や図を鮮明にする場合
[+]に設定します。
写真のモアレ(縦模様のノイズ)を軽減する場合
[-]に設定します。

両面スキャンの設定

原稿の両面をスキャンする場合は、原稿をフィーダーにセットし、[両面原稿]を設定します。
※MF269dw IIのみ、この設定ができます。
※通話に続けてファクスを送信する場合は、両面をスキャンできません。
[両面原稿]
両面スキャンする場合は、[左右開き]または[上下開き]を選択します。セットした原稿の、オモテ面とウラ面の上下の向きに合わせて選択します。
[左右開き]
 
[上下開き]
 
上下が同じ向き
 
上下が反対向き
両面スキャンを解除する場合は、[OFF]を選択します。
8RRC-06F