<Eメール/I ファクス設定>

EメールやIファクスの送信に関する設定を行います。
 
一括インポートの項目(A、B、Cおよび×)については、「一括インポート」についてを参照してください。

<ユーザー略称の登録>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
会社や部署の名称などをユーザー略称として登録できます。登録された名称はEメール/Iファクスを送信した際に、相手先に表示/プリントされます。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<ユーザー略称の登録>
ユーザー略称の登録
×
C
設定/登録の基本情報
登録されたユーザー略称はEメールアドレスの表示名に使われ、「ユーザー略称<Eメールアドレス>」の順序で表示されます。
ユーザー略称は半角24文字(全角12文字)まで入力できます。
EメールやIファクスの受信側の送信元(From)の欄には、ログインサービスで使用しているメールアドレスが使用されます。ローカルデバイスにユーザー情報を登録する
どのログインサービスを使っていても、<Eメール/I ファクス設定>  <認証ユーザー宛先をEメールの送信元に指定>や<認証ユーザー宛先をI ファクスの送信元に指定>を<ON>にしていた場合は、EメールやIファクスの受信側の送信元(From)の欄にはログインユーザーのEメールアドレスが表示されます。

<通信設定>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
EメールやIファクスで使うメールサーバーや認証方法の設定をします。Eメール/Iファクスの通信設定をする
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<通信設定>
<SMTP受信>:<ON>、<OFF
C
設定/登録の基本情報
<POP>:<ON>、<OFF>
C
設定/登録の基本情報
<SMTPサーバー>:SMTPサーバーの入力
×
C
設定/登録の基本情報
<Eメールアドレス>:Eメールアドレスの入力
×
A
設定/登録の基本情報
<POPサーバー>:POPサーバーの入力
×
C
設定/登録の基本情報
<POPログイン名>:POPログイン名の入力
×
A
設定/登録の基本情報
<POPパスワード>:POPパスワードの入力
×
A
設定/登録の基本情報
<POP発行間隔>:0 ~ 99分
×
C
設定/登録の基本情報
<認証/暗号化設定>
×
×
-
<POP認証方式>:<標準>、<APOP>、<POP AUTH>
C
設定/登録の基本情報
<送信前のPOP認証>:<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
<SMTP認証 (SMTP AUTH)>:<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
<TLSの許可(SMTP受信)>:<常にTLS>、<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
<TLSの許可 (POP)>:<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
<TLSの許可(SMTP送信)>:<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
<送信時に認証画面を表示>:<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
<POP発行間隔>を10分以下(「0」の場合を除く)に設定している場合、本機は完全なスリープ状態には移行しません。
本機が受信できるのは、Iファクスと通信時にエラーが発生した場合のエラーメールのみです。

<SMTP送信/POP受信のポート番号指定>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
SMTP送信/POP受信時に使うポート番号を設定します。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<SMTP送信/POP受信のポート番号指定>
<SMTP送信>、<POP受信>
C
設定/登録の基本情報
<SMTP送信>:1 ~ 25 ~ 65535
<POP受信>:1 ~ 110 ~ 65535

<S/MIME設定>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
S/MIMEを設定します。S/MIMEの設定をすると、Eメール/Iファクス利用時にデジタル署名をつけたり、メールを暗号化したりすることができます。
 Eメールを暗号化するための設定をする
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<S/MIME設定>
<暗号化設定>:<常に暗号化>、<証明書があるときのみ>、<暗号化しない
<デジタル署名をつける>:<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
暗号化設定時:
<暗号化アルゴリズム>:<3DES>、<AES128>、<AES256>
<署名アルゴリズム>:<SHA1>、<SHA256>、<SHA384>、<SHA512>
<受信時の署名検証>:<ON>、<OFF
<受信時の署名印刷>:<ON>、<OFF

<SMTP送信時の証明書確認>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
SMTP送信時に、TLSサーバー証明書が正規のものであるかどうか確認します。証明書が期限切れではないか、失効していないか、証明書チェーンに問題はないかなどを検証したり、CN(Common Name)を確認することもできます。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<SMTP送信時の証明書確認>
<ON>、<OFF
×
×
×
C
設定/登録の基本情報
<ON>選択時:
<CN>:ON、OFF
証明書を確認しない場合、正規でない証明書でもTLS通信を行います。
証明書に問題があった場合、SMTP送信は完了せずエラーとして終了されます。

<POP受信時の証明書確認>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
POP受信時に、TLSサーバー証明書が正規のものであるかどうか確認します。証明書が期限切れではないか、失効していないか、証明書チェーンに問題はないかなどを検証したり、CN(Common Name)を確認することもできます。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<POP受信時の証明書確認>
<ON>、<OFF
×
×
×
C
設定/登録の基本情報
<ON>選択時:
<CN>:ON、OFF
証明書を確認しない場合、正規でない証明書でもTLS通信を行います。
証明書に問題があった場合、POP受信は完了せずエラーとして終了されます。

<送信データサイズ上限値>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
EメールやIファクスが送信できる最大データサイズを設定します。送信するデータサイズが上限値を超えた場合、Eメールを複数のメールに分割して送信します。Iファクスは送信エラーになります。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<送信データサイズ上限値>
0 ~ 3 ~ 99MB
×
C
設定/登録の基本情報
送信データサイズ上限値を0MBに設定した場合は、送信されるデータサイズは制限されません。
送信データサイズ上限値は、メールサーバーのデータ量上限値以下に設定してください。

<省略時の件名>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
Eメール/Iファクスを送信する際、件名を入力しない場合に、自動的に付与される件名を設定します。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<省略時の件名>
件名の入力、Attached Image
×
C
設定/登録の基本情報

<認証ユーザー宛先を返信先に指定>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
個人認証管理でログインしているユーザーのEメールアドレスをEメール/Iファクス送信時の返信先として設定します。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<認証ユーザー宛先を返信先に指定>
<ON>、<OFF
×
×
C
設定/登録の基本情報
User Authenticationによる認証でログインしている場合は、発信人の名称リストの「100」にログインユーザー名が表示されます。本設定を<ON>にすると、その他の機能の<発信人>が「100」のログインユーザー名で設定されている状態が初期値になります。
Eメール/Iファクス送信時に<その他の機能>で返信先としてメールアドレスが入力された場合は、<認証ユーザー宛先を返信先に指定>が<ON>に設定されていても<その他の機能>で入力されたメールアドレスの方が優先されます。

<認証ユーザー宛先をEメールの送信元に指定>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
個人認証管理でログインしているユーザーのEメールアドレスをEメール受信側の送信元(From)に指定するかを設定します。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<認証ユーザー宛先をEメールの送信元に指定>
<Fromヘッダー>:<ON>、<OFF>
<Return-Pathヘッダー>:<ON>、<OFF
×
×
C
設定/登録の基本情報
送信先の環境によっては、FromヘッダーとReturn-Pathヘッダーが一致していないと送信できない可能性があります。

<認証ユーザー宛先をI ファクスの送信元に指定>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
個人認証管理でログインしているユーザーのEメールアドレスをIファクス受信側の送信元(From)に指定するかを設定します。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<認証ユーザー宛先をI ファクスの送信元に指定>
<Fromヘッダー>:<ON>、<OFF
<Return-Pathヘッダー>:<ON>、<OFF
×
×
C
設定/登録の基本情報
送信先の環境によっては、FromヘッダーとReturn-Pathヘッダーが一致していないと送信できない可能性があります。

<Eメールアドレス未登録ユーザーによる送信を許可>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
ログインサービスとして個人認証管理を使用している場合、Eメールアドレス未登録のユーザーに対して、メール送信を許可するかどうかを設定します。<OFF>に設定すると、Eメールアドレスが登録されているユーザーだけがメールを送信できます。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<Eメールアドレス未登録ユーザーによる送信を許可>
<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
<認証ユーザー宛先をEメールの送信元に指定>や<認証ユーザー宛先をI ファクスの送信元に指定>を<OFF>に設定した場合、デバイス情報として登録されたアドレスが受信側に表示されます。

<Fullモードの送信タイムアウト>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
Iファクスを<Full>モードで送信してもMDN(送信結果を確認した通知メール)が届かない場合に、自動的に送信動作を終了する時間を設定します。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<Fullモードの送信タイムアウト>
1 ~ 24 ~ 99時間
×
C
設定/登録の基本情報

<MDN/DSN受信時の印刷>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
IファクスのFullモードでは、送達確認として受信側やメールサーバーから送信成功、失敗のメールが送信されます。この通知メールを受信したときにプリントを行うかどうかを設定します。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<MDN/DSN受信時の印刷>
<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
Iファクスの送達結果については、送信結果レポートからも確認できます。送信結果レポート

<サーバーの経由を使用>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
Iファクス送信時に<サーバーの経由>の設定操作を許可するかどうかを設定します。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<サーバーの経由を使用>
<ON>、<OFF
×
C
設定/登録の基本情報
Iファクス送信時に<サーバーの経由>が<OFF>に設定されている場合は、送信データサイズ上限値の設定にかかわらず、送信されるデータサイズは制限されません。

<サーバーを経由しないMDNを許可>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
Iファクスの受信機から、メールサーバーを経由せずに、送信機のIPアドレスへMDN(送信結果を確認した通知メール)を送信できるようにします。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<サーバーを経由しないMDNを許可>
ON>、<OFF>
×
C
設定/登録の基本情報

<送信先ドメイン制限>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
EメールやIファクスを送信するときに、指定したドメインの入ったアドレスのみに送信ができるように設定することができます。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<送信先ドメイン制限>
<送信先ドメインを制限>:<ON>、<OFF
×
*1
C
設定/登録の基本情報
<ON>選択時:
<登録>、<詳細/編集>、<削除>
*1 <詳細/編集>、<削除>:×

<Eメールアドレスの入力補完>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
Eメールアドレスを新規に入力するときに、本機のアドレス帳またはLDAPサーバーに登録されているEメールアドレスから前方一致するアドレスを表示するように設定できます。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<Eメールアドレスの入力補完>
<OFF>、<アドレス帳(ローカル)>、<LDAPサーバー>
×
×
×
C
設定/登録の基本情報
アクセス番号で制限されているEメールアドレスは表示されません。

<宛先にドメインを追加>

(設定/登録) <ファンクション設定>  <送信>  <Eメール/I ファクス設定>
あらかじめよく使うドメイン名を登録しておくと、送信時に@を含むドメイン名が自動付与されるため、アドレスのドメイン入力を省略することができます。「123@example.com」で送信したい場合、登録するドメイン名は「example.com」です。なお、本設定を<ON>にした状態で、宛先にドメインを含むアドレスを指定した場合、本設定のドメインは無効となります。
設定/登録項目
設定項目
DeviceAdmin
NetworkAdmin
リモートUIによる設定
機器情報配信
一括インポート
リモートUIでのエクスポート項目名
<宛先にドメインを追加>
<ドメイン名>
<Eメール宛先>:<ON>、<OFF
<I ファクス宛先>:<ON>、<OFF
×
×
×
C
設定/登録の基本情報
他の機器にアドレス帳をインポートする際、下記の点にご注意ください。
本設定は使用する機器の設定に従うため、機器により付与されるドメインが異なる場合があります。他の機器で本設定を使用する場合は、設定内容をご確認のうえ、ご利用ください。
本設定が搭載されていない機器にドメイン情報がないアドレスをインポートすると、アドレスとして成立せず、送信できない可能性があります。
A7SL-0S2