アドバンスドボックスを公開するA7UE-046
アドバンスドボックスをネットワーク上で公開してファイル共有するための準備をします。保存できるファイルの種類なども指定します。アドバンスドボックスに個人専用のスペースを作成することもできます。なお、アドバンスドボックスを公開するためには、あらかじめ本機をSMBサーバーまたはWebDAVサーバーとして使用できるようにしておく必要があります(
SMBの設定をする または
WebDAVの設定をする )。
アドバンスドボックスの一括設定を行う(設定/登録)を押す
<ファンクション設定>
<ファイル保存/利用>
<アドバンスドボックス設定>
<アドバンスドボックスの一括設定>
<次へ>を押す
外部への公開方法を選び、<次へ>を押す
アドバンスドボックスをWebDAVサーバーとして公開する場合は<WebDAVで公開>を押します。
アドバンスドボックスをSMBサーバーとして公開する場合は<SMBで公開>を押します。
<WebDAVで公開>を選ぶと、<WebDAVサーバーを使用>が<ON>に設定されます。<SMBで公開>を選ぶと、<SMBサーバー設定>の<SMBサーバーを使用>が<ON>に設定されます。
WebDAVの設定をする SMBの設定をする アドバンスドボックスの設定をする
<認証管理>認証管理する場合は、<ON>を押します。
<個人スペースの作成を許可>アドバンスドボックス内にユーザーが自分専用のフォルダーを作成できるようにするときは、<ON>を押します。<認証管理>が<ON>に設定されていないと、設定することができません。
<外部からの書込禁止>外部からのフォルダー作成やファイル保存を禁止するときは、<ON>を押します。
<保存許可ファイル形式>アドバンスドボックスに保存できるファイルの種類を選びます。
<本機対応形式>
pdf、jpg、jpe、jpeg、tif、tiff、xps、pptx、oxps形式のファイル
<オフィス汎用形式>
<本機対応形式>のファイルに加えて、doc、xls、csv、ppt、txtなど、汎用的な形式のファイル
<すべて>
すべての形式のファイル
<次へ>を押して、必要に応じて設定する
<WebDAVで公開>を選んだ場合TLSを使用するか設定し、<次へ>を押します。
<認証管理>を<ON>にした場合は、TLSの使用を<ON>にすると、<WebDAVサーバー設定>の<認証タイプ>が<Basic>に設定されます。
<WebDAVサーバー設定> <SMBで公開>を選び、<認証管理>を<ON>にした場合1
認証タイプを選ぶ
<接続にはSMB署名が必要>SMBサーバーへ接続時、SMBパケット署名を要求するように設定するには、<ON>を押します。
<接続には暗号化が必要>SMBサーバーへ接続時、SMB 3.0/3.1の暗号通信での接続を要求するように設定する場合は、<ON>を押します。
<認証タイプ>認証タイプを設定すると、<SMBサーバー設定>の<SMB認証を使用>が<ON>に設定されます。
<SMBサーバー設定> 2
<次へ>を押す
<SMBで公開>を選び、<認証管理>を<OFF>にした場合必要な設定はありません。手順6に進みます。
<OK>を押す
(設定/登録)
<はい>を押す
<外部からの書込禁止>を<ON>に設定しても、Administrator権限のユーザーは以下の操作ができます。
コンピューターのエクスプローラーから直接アドバンスドボックスへ接続してフォルダー操作やファイル編集をする
タッチパネルディスプレーの<スキャンして保存>、<保存ファイルの利用>の<ネットワーク>からフォルダー操作やファイル編集をする
保存終了をEメールで知らせる本機のアドバンスドボックス内にファイルが保存されたときに、Eメールを送信して通知する設定ができます。Eメールにはファイル名を含めたフォルダーへのパス(URI:Uniform Resource Identifier)が記載されます。
ポータルページで[設定/登録]をクリックする
リモートUIの画面について [ファイル保存/利用]
[アドバンスドボックス設定]をクリックする
[URI送信設定]をクリックする
[通知]をクリックする
通知状況が[通知中]に切り替わり、登録したすべてのURI送信設定が有効になります。
[新規登録...]をクリックする
必要な設定をする
[フォルダーへのパス]通知対象となるフォルダーのパスを入力します。
アドバンスドボックスをSMBサーバーとして公開している場合本機のホスト名またはIPアドレスに「\share」または「\users」をつけ、その次に「\フォルダー名」を入力します。
入力例(共有スペースの直下にある「documents」というフォルダーを指定する場合)
\\192.168.1.21\share\documents
入力例(個人スペースの直下にある「suzuki」というフォルダーを指定する場合)
\\192.168.1.21\users\suzuki
アドバンスドボックスをWebDAVサーバーとして公開している場合「http(s)://<本機のIPアドレスまたはホスト名>/<shareまたはusers>/<フォルダー名>」の形式で入力します。
入力例(SSL無効時で、共有スペースの直下にある「documents」というフォルダーを指定する場合)
http://192.168.1.21/share/documents
入力例(SSL有効時で、個人スペースの直下にある「suzuki」というフォルダーを指定する場合)
https://192.168.1.21/users/suzuki
[通知するタイミング]指定Eメールアドレスへ通知するタイミングを選択します。
[スキャンして保存で保存先として指定した時]
タッチパネルディスプレーの<スキャンして保存>から、アドバンスドボックス内の指定フォルダーへファイルが保存されるごとに通知します。なお、サブフォルダー内にファイルが保存されたときやフォルダーが追加されたときは通知しません。
[送信/転送機能でループバックアドレスを指定した時]
送信/転送機能を使用して、ループバックアドレス(ネットワーク上で本機を表すアドレス)から、アドバンスドボックス内の指定フォルダーへファイルが保存されるごとに通知します。なお、サブフォルダー内にファイルが保存されたときやフォルダーが追加されたときは通知しません。ループバックアドレスでの指定は、<スキャンして送信>や<転送設定>で本機のアドバンスドボックスを宛先にするときに使用します。
アドレス帳に宛先を登録する [フォルダー内の文書とサブフォルダーの合計が700個に達した時]
で通知対象に指定したフォルダー内の、ファイルとサブフォルダーの合計が700個に達したときに通知します。サブフォルダー内のファイルとフォルダーは、カウントされません。
[フォルダー内の文書とサブフォルダーの合計が900個に達した時]
で通知対象に指定したフォルダー内の、ファイルとサブフォルダーの合計が900個に達したときに通知します。サブフォルダー内のファイルとフォルダーは、カウントされません。
指定したフォルダー内に保存できるファイルとサブフォルダーの合計は、最大1000個です。
[通知先][宛先の選択...]から通知先のEメールアドレスを指定します。
通知先に選択できるのは、アドレス帳に登録されているEメールアドレス1件、もしくはEメールアドレスグループ1件です。
[件名]Eメールの件名を入力します(半角40文字まで)。
[本文]Eメールの本文を入力します(半角140文字まで)。
Eメールの本文には、ここで入力した文字列のほかに、
で指定したフォルダーへのパスとファイル名が記載されます。
[OK]をクリックする
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