インストールの準備をする

ここでは、本ソフトウェアを新規にインストールするための準備について説明します。
重要
バージョン3.x以前のEnterprise Management Consoleから、本バージョンにアップグレードすることはできません。バージョン3.x以前の本ソフトウェアがインストールされているコンピューターに、本バージョンをインストールした場合は、別のソフトウェアとしてインストールされます。
バージョン3.xのEnterprise Management Consoleで管理されていたデータをファイルにエクスポートして、本バージョンにインポートすることによって、データの一部を引き継ぐことができます。詳細は、以下を参照してください。
システム移行ガイド
メモ
すでに稼働している本ソフトウェアをアップグレードする場合は、以下を参照してください。

コンピューターの動作環境を確認する

本ソフトウェアをインストールするコンピューターの動作環境を確認しておいてください。

インストール時に必要な情報を確認する

インストール中に設定する以下の情報について、確認しておいてください。
本ソフトウェアで使用可能なポート番号
本ソフトウェアの運用に使用するポート番号が、通信可能な状態であることを確認してください。ファイアウォールなどで通信が遮断されている場合は、本ソフトウェアが正常に動作しません。詳細は、以下を参照してください。
ポート番号一覧
 
本ソフトウェアが使用するポート番号の初期値は、以下のとおりです。
エージェント、Webブラウザーからマネージャーへのアクセスに使用するポート番号/プロトコル: 80/HTTP、443/HTTPS
本ソフトウェアの内部で使用するポート番号: 81/HTTP、444/HTTPS
マネージャーからエージェントへのアクセスに使用するポート番号/プロトコル: 8443/HTTPS
メモ
ポート番号は変更できます。他のアプリケーションがこれらのポート番号を使用している場合は、本ソフトウェア用のポート番号を決めておいてください。
マネージャーが動作するコンピューターのIPアドレスまたはFQDN(完全修飾ドメイン名)
SQL Serverを使用する場合は、使用するデータベースについての以下の情報
サーバー名
インスタンス名
認証モード
SQL Server認証を使用するときは、本ソフトウェアがSQL Serverに接続する際のユーザー名とパスワード
重要
SQL Serverを使用する場合は、本ソフトウェアをインストールする前にSQL Serverの設定が必要です。
詳細は、以下を参照してください。