設置環境について
設置場所の選定・構造
直射日光について
直射日光の当たる場所への設置は避けてください。やむを得ない場合には、カーテン、遮光シートなどで遮光してください。カーテンが製品の通気口を塞いだり、電源コードや電源プラグにかぶさらないように注意してください。
照明について
機器の操作、および保守作業のための推奨照度は、500 ルックス(床上75 cm)以上です。
搬入通路について
varioPRINT iX1700のPM(印刷モジュール)のサイズは、1,380 mm (W)×1,125 mm (D)×1,945 mm (H) です。また、PMの質量は約 1,040 kgです。この機器を搬入する通路には、PMのサイズと質量を参考にして、十分な搬入スペースと床強度を事前に確認してください。
床構造について
床構造について
本機器の設置場所床は450 kg/m2以上の積載荷重が必要です。設置場所床がこの積載荷重を満たさない構造でも、柱や梁の近くなど、場所によっては設置可能な場合があります。お客様の担当施工業者とご相談のうえ、積載荷重が上記を満たさない場合は、敷板を用いて荷重分散させ床条件に合致させて設置をおこなってください。
また、本機器を支えるアジャスターおよびキャスター部分では、床に集中的に荷重(最重部で1000 kg/m2相当)がかかります。床材強度が弱い場合には、敷板の設置による荷重分散をお勧めします。カーペットや木製の床など、柔らかい床への設置は避けて下さい。(敷板を用いれば設置できる可能性があります。敷板に関しては販売店までお問合せください。)
本機器は、床や土台が不安定な場所への設置は避けてください。
床構造の基準値
varioPRINT iX1700とそのオプションを設置する際は、以下の基準値を厳守してください。
床剛性 | 1000 kg/m2の荷重をかけた際に、床の沈み量が4 mm以下であること。 |
床平面度 | 任意の長方形領域(1.4 m×0.8 m)における平面度が4 mm以下であること。 |
床高低差 | 任意の2点間(1 m間隔)にて3 mm以下であること。(沈み量は含みません。) |
床傾斜 | 任意の2点間(1.6 m間隔)にて3 mm以下であること。 |
各基準値の測定方法
レーザー水準器を使用し、全モジュールのアジャスター接地箇所(各モジュール4箇所)の相対高さを測定します。
PMの左前にあるアジャスター設置箇所を相対高さの基準とし、他のアジャスター接地箇所の相対高さがこの基準に対して±5 mm以内であることを確認してください。
設置スペース
必要な設置スペース
メンテナンスのため、次のスペースが必要です。
製品の背面と壁との間:800 mm以上
床から天井までの高さ:2,645 mm以上
また、各モジュールの連結部に5 mmの隙間が必要です。
※以下の標準・最大構成の寸法は、各モジュール間の5 mmの隙間を含みます。
標準(最小)構成
STM(排紙モジュール)x 1、PIM(給紙モジュール)x 1の場合
最大構成
STM(排紙モジュール)x 3、PIM(給紙モジュール)x 3の場合
回転移動に必要なスペース
モジュールを廊下の角で回転させるために、以下の幅が必要です。
モジュール | 運搬時の外形寸法(幅×奥行) | 必要な廊下幅* |
PM(印刷モジュール) | 1,380 mm × 1,125 mm | 2,280 mm |
PIM(給紙モジュール) | 1,275 mm × 870 mm | 2,044 mm |
FM1(定着モジュール1) | 1,380 mm × 870 mm | 2,131 mm |
FM2(定着モジュール2) | 1,180 mm × 870 mm | 1,966 mm |
CM(冷却モジュール) | 1,380 mm × 870 mm | 2,131 mm |
TM(反転モジュール) | 1,180 mm × 870 mm | 1,966 mm |
STM(排紙モジュール) | 975 mm × 870 mm | 1,807 mm |
*回転に必要な幅は、モジュールの対角線の長さ+約500 mmにしています。
各モジュールの質量とサイズ
モジュール | 幅×奥行×高さ | 質量 |
PM(印刷モジュール) | 1,380 mm × 1,125 mm × 2,335 mm*1 | 約1,040 kg*2 |
PIM(給紙モジュール) | 1,275 mm × 1,065 mm × 1,260 mm*3 | 約620 kg |
FM1(定着モジュール1) | 1,380 mm × 1,065 mm × 1,260 mm | 約650 kg |
FM2(定着モジュール2) | 1,180 mm × 1,065 mm × 1,260 mm | 約520 kg |
CM(冷却モジュール) | 1,380 mm × 870 mm × 1,260 mm | 約460 kg |
TM(反転モジュール) | 1,180 mm × 870 mm × 1,260 mm*3 | 約390 kg |
STM(排紙モジュール) | 975 mm × 870 mm × 1,150 mm | 約290 kg |
*1 アテンションライト含む高さ。PM天面までの高さ:1,910 mm
*2 インクパック・コンディショニングリキッド・メンテナンスリキッドのパックを含む
*3 出力部を含む場合:高さ1,340 mm
印刷環境
重要
本機の通気口を塞ぐと画像不良が発生する場合があります。通気口は塞がないようにしてください。
温度・湿度条件
水道の蛇口、湯沸器、加湿器、エアコン、ヒーター、ストーブの近くなど、低温低湿または高温高湿になる場所には設置は避けてください。
機器稼動中の温度・湿度許容範囲は20~27 °C、30~60 %です。
許容範囲外で稼動した場合、用紙の搬送や画質に影響が起こる可能性があります。
また、用紙の保管温度・湿度許容範囲は20~27 °C、30~60 %です。許容範囲外で用紙を保管した場合、用紙の搬送や画質に影響が起こる可能性があります。
温度勾配
冬期の空調運転開始時など、急激な温度変化にともない、用紙に歪みや伸縮が生じて、画像の位置精度が悪化したり、結露により本機器に障害が発生することがあります。これらの現象を避けるため、温度勾配は10 °C/H以下にするようにお願いします。
換気
換気率は3回/h以上、設置スペースは120 m3以上の空間を確保した設置環境に本機器を設置するようにしてください。
標高の制限
本機器は、標高1,500 m(851 hPa)以下で設置してください。
電源
電源条件
以下の仕様の電源設備をご用意ください。
モジュール | 電源 | 電源コードプラグ規格 | 電源コードの長さ |
PM(印刷モジュール) | FM1から供給 | - | - |
PIM(給紙モジュール) | 200 V、15 A以下、50 Hz/60 Hz | 極数:3 定格:20 A、250 V | 2 m |
FM1(定着モジュール1) | 三相200 V、60 A、50 Hz/60 Hz | 4622RW/アメリカン電機 極数:4 (3P+PE) 定格:60 A、250 V | 3 m |
FM2(定着モジュール2) | 三相200 V、60 A、50 Hz/60 Hz | 4622RW/アメリカン電機 極数:4 (3P+PE) 定格:60 A、250 V | 3 m |
CM(冷却モジュール) | FM2から供給 | - | - |
TM(反転モジュール) | 200 V、15 A以下、50 Hz/60 Hz | 極数:3 定格:20 A、250 V | 2 m |
STM(排紙モジュール) | 200 V、15 A以下、50 Hz/60 Hz | 極数:3 定格:20 A、250 V | 2 m |
最大消費電力
各モジュールの最大消費電力は以下のとおりです。
モジュール | 最大消費電力 |
PM(印刷モジュール) | - |
PIM(給紙モジュール) | 1.2 kW以下 |
FM1(定着モジュール1) | 15.4 kW以下 |
FM2(定着モジュール2) | 14.6 kW以下 |
CM(冷却モジュール) | - |
TM(反転モジュール) | 0.95 kW以下 |
STM(排紙モジュール) | 0.65 kW以下 |