STMスタックトレイで出力紙が変形する/つまる
変形の状態に応じた対処をとることで、出力紙の変形を軽減し、積載性を改善できます。
メモ
ジョブの管理については、PRISMAsync Print Server for iX1700 操作ガイドを参照してください。
出力紙がうねる
用紙の前奥で画像パターンに濃度差がある場合、用紙種類によっては出力紙にうねりが生じることがあります。このうねりにより、積載された用紙の中央と端部で10 mm以上の高低差が生じると、整合性が悪くなる場合があります。
この場合は、以下の実施を検討します。
高低差を抑えるため、ジョブを複数回に分割し、積載量を減らす
濃度差を抑えるため、印刷画像のパターンや面付けの変更を検討する
出力紙の端がカールする/折れる
用紙の先端/後端で画像パターンに濃度差がある場合、用紙種類によっては出力紙の端部がカールすることがあります。このカールにより、積載された用紙の中央と端部で25 mm以上の高低差が生じると、整合性が悪くなる場合があります。特に、薄紙を積載したあとに厚紙を積載するなど、異なる用紙種類を混載する場合に、異なる種類の用紙への接触が生じ、紙づまりの原因になることがあります。
この場合は、以下の実施を検討します。
高低差を抑えるため、ジョブを複数回に分割し、積載量を減らす
積載された用紙の高さが後端側より先端側が高くなるように、印刷画像の向きや面付けの変更を検討する
出力紙を取り出して、異なる種類の用紙への接触を防ぐ
スタックトレイの形状に沿って変形する
出力紙をスタックトレイ上に積載したままにすると、特に薄紙の場合に出力紙が変形する場合があります。
この場合は、以下の実施を検討します。
印刷後、出力紙をなるべく早く平らな台に移動する
同じサイズの厚紙をスタックトレイのいちばん下に出力し、その上に成果物を積載する
成果物の印刷前に、厚紙をセットし、ジョブを実行します
※画像の出力は不要です。
使用する厚紙は以下を目安にします
用紙坪量:300 g/m2以上
枚数:高さ2 mm以上(300 g/m2:7 枚程度、350 g/m2:5 枚程度)
出力紙がずれる
以下の実施を検討します。
以下の場合は、スタックトレイのオフセットスタックを15 mmに設定する
シフトソートを選択している場合
搬送方向の幅が218 mm以下の用紙を使用している場合
変形しやすい用紙(薄紙など)の上に積載する場合、積載量を減らすか、出力紙を取り出して、用紙への接触を防ぐ
余白を大きくする
紙面に対し、印刷画像の面積を80%程度に抑えます。
異なる用紙種類の混載時に紙づまりが起こる
薄紙の上に厚紙を積載するなど、変形しやすい用紙を積載したあとに別の種類の用紙を積載すると、紙づまりの原因になることがあります。この場合は、以下の実施を検討します。
積載順を変更する(厚紙の上に薄紙を積載するなど)
出力紙を取り出して、異なる種類の用紙への接触を防ぐ