［画質調整］

プリント結果やスキャン画像の階調や濃度など、画質を調整します。

※各項目に赤い文字で表記されている設定値は初期設定です。

グラデーションがきれいに再現されなくなり、プリント結果が元のデータや原稿と大きく異なる場合に、階調を補正します。階調を補正する

スキャンしたデータやプリント結果の色の濃さが元のデータや原稿と大きく異なる場合に、濃度を補正します。濃度を補正する

プリント結果の濃淡にムラが発生する場合に、濃度が均一になるように補正します。濃淡のムラを補正する

給紙部ごとに、プリント位置を調整して、文字や画像のずれを改善します。給紙部ごとにプリント位置を調整する

コピーした画像のサイズが原稿とわずかに異なる場合に、タテとヨコの倍率を 0.1 ％単位で調整し、原稿の画像サイズに近づけます。コピー画像のプリントサイズを調整する

プリント画像の階調や輪郭がなめらかになるように、プリントする画像に適したディザパターンを選択します。輪郭や階調をなめらかにする - ディザパターンの設定

生産性と画質のどちらを優先するかを設定します。
［生産性優先］で［用紙混載］に設定すると、用紙の種類やサイズが混載するときの生産性の低下を緩和できる場合があります。
［画質優先］に設定すると、高印字率の画像であっても安定した画像を形成できますが、生産性が低下する場合があります。

※この設定を調整すると、用紙によっては、紙づまりや画像不良が生じることがあります。

低温の場所で、厚い用紙に高濃度の画像を連続プリントすると、定着不良が発生することがあります。プリントスピードを低下して、定着不良を改善します。低温環境での定着不良を改善する（8100シリーズのみ）

加圧ローラーが高温になると、光沢ムラが発生することがあります。温度管理のレベルを変更して、光沢ムラを改善します。光沢のムラを補正する（8100シリーズのみ）

高温多湿の場所で、画像の一部がこすったようにゆがんだり、プリント結果に白いすじ（線）が入ったりすることがあります。感光ドラムの温度を切り替えて、これらの症状を改善します。

搬送方向に対して、平行の色ずれを補正し、文字／図形／画像などをなめらかにプリントするかどうかを設定します。

※補正を行わない場合は、この設定を［OFF］にします。原稿によっては、新たな色ずれや、がさつきが生じることがあります。

本機では、階調や濃度を安定するために、一定枚数のプリントごとに中間転写ベルト上に濃度補正用パッチを作成し、それをセンサーで検知して濃度補正を行っています。この補正頻度を増やして、さらに画質を安定させます。