アウトプットバーにコピー/移動先のフォルダーを作成する

アウトプットバーに、コピー/移動先のフォルダーをボタンとして登録できます。
アウトプットバーにコピー/移動先のフォルダーを文書の送信先フォルダーとして登録しておくと、「文書を選択」→「ボタンをクリック」の動作だけでコピー/移動が行えます。
この機能は、受信したファクスなどを、作業別フォルダーに分類して管理する場合に便利です。
文書の送信先フォルダーを作成する
コピー/移動時の文書名の設定を行う
指定の送信先フォルダーにコピーまたは移動する
文書の送信先フォルダーを変更する
文書の送信先フォルダーを削除する
メモ
文書をアウトプットバーにドラッグ&ドロップしてもコピー/移動ができます。
[文書の送信先フォルダーの設定]ダイアログボックスはAnnotation Editorと共通です。また、Desktop Browserで作成された文書の送信先フォルダーは、Annotation Editorにも反映されます。
文書の送信先フォルダーの設定の変更をAnnotation Editorに反映させる場合は、Annotation Editorを再起動させる必要があります。
文書の送信先フォルダーボタンは複数個追加できます。

文書の送信先フォルダーを作成する

1.
[ツール]メニュー > [アウトプットバーの設定] > [作成] > [文書の送信先フォルダー]を選択します。
または、アウトプットバーを右クリックして[作成] > [文書の送信先フォルダー]を選択します。
[文書の送信先フォルダーの設定]ダイアログボックスが表示されます。
2.
文書の送信先フォルダーの詳細を設定します。
[送信先フォルダー]
[参照]をクリックして、コピー/移動先に指定したいフォルダーを選択します。
[文書の操作]
文書を選択して、ボタンをクリックしたときの動作を設定します。
[移動する]
ボタンをクリックした際、指定したフォルダーに文書が移動します。
[コピーする]
ボタンをクリックした際、指定したフォルダーに文書がコピーされます。
[送信時に指定する]
[移動する]/[コピーする]の指定を、ボタンをクリックしたときに選択します。
[ショートカットキーの設定]
アウトプットバーの送信先フォルダーのボタンをクリックする代わりに、キーボード操作で実行するショートカットキーを設定します。A~Zのキーが割り当てられます。
[文書名の設定]
コピー/移動後の文書名を設定します。
[文書名を変更しない]
文書名を変更しない場合に選択します。
[文書名を変更する]
文書名を変更する場合に選択します。[変更]をクリックして表示されるダイアログボックスで、変更する文書名を設定します。詳細は次を参照してください。
[ボタン名]
アウトプットバーのボタンに表示するボタン名を40文字以内で入力します。
[ボタンのイメージ]
ボタンに表示するイメージを設定します。
[既定のイメージを使用する]
既定のイメージを使用する場合に選択します。
[イメージを変更する]
使用するイメージを指定します。[参照]をクリックして表示されるダイアログボックスで画像を選択します。
メモ
文書の送信先フォルダーはボタン単位で個別に設定が変更できます。
[文書名を変更する]を選択すると、コピー/移動後の文書から、せいとんファクスと連携したアドレス取得ができなくなる可能性があります。せいとんファクスと連携してファクス送信する場合は、次の3つの設定を行ってください。
[文書名の詳細設定]ダイアログボックスで[元の文書名]を残す
[文書名の詳細設定]ダイアログボックスで[文字の区切り]を、[宛先の自動設定]で設定されている[区切りの種類]と異なるものを選択する
[宛先の自動設定]の[利用する文字列の位置]で指定した位置の文字列を変更しないように設定する
[宛先の自動設定]の設定については、次を参照してください。
[文書名の詳細設定]ダイアログボックスの詳細については、次を参照してください。
3.
[OK]をクリックします。
確認メッセージが表示されます。
4.
[OK]をクリックします。
メモ
[ショートカットキーの設定]で割り当てられたキーは、[Ctrl]キーと[Shift]キーを同時に押すことで、アウトプットバーに表示させて確認できます。

コピー/移動時の文書名の設定を行う

文書をコピー/移動させる際に、文書名を自動で変更させることができます。
1.
[ツール]メニュー > [アウトプットバーの設定] > [設定] > (文書の送信先フォルダー名) > [変更]を選択します。
または、送信先フォルダーのアウトプットアイコンを右クリックして、[変更]を選択します。
[文書の送信先フォルダーの設定]ダイアログボックスが表示されます。
2.
[文書名の設定]で[文書名を変更する]を選択し、[変更]をクリックします。
[文書名の詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。
3.
変更後の文書名を設定します。
[追加]
[利用できる項目]で選択した項目を[設定する項目]に追加します。
[削除]
[設定する項目]で選択した項目を削除します。
[上へ]
選択した項目を[設定する項目]の上に移動します。
[下へ]
選択した項目を[設定する項目]の下に移動します。
[文字の区切り]
項目間に挿入する区切り文字を選択します。
[ユーザー指定文字列]
[利用できる項目]で[ユーザー指定文字列]を追加した場合、文書名に入れたい任意の文字列を入力します。
[送信文書名]
[設定する項目]の並び順で、変更後の文書名のテンプレートが表示されます。
メモ
変更後の文書名として、次の4種類を組み合わせることができます。
[元の文書名]:元の文書名を挿入できます。
[送信時に入力する文字列]:文書のコピー/移動時に任意の文字列を入力できます。
[ユーザー指定文字列]:固定の任意文字列を挿入できます。
[ユーザー名]:ユーザー名を文書名として挿入できます。
[元の文書名]だけを選択した場合は、[文書名を変更しない]を選択したときと同じ動作になります。
[利用できる項目]の項目をダブルクリックしても追加できます。また、[設定する項目]の項目をダブルクリックしても削除できます。
ドラッグ&ドロップでも順序の変更、追加、および削除ができます。
4.
[OK]をクリックします。

指定の送信先フォルダーにコピーまたは移動する

1.
ファイルリストビューペインでコピーまたは移動する文書を選択します。
2.
送信先フォルダーのアウトプットアイコンをクリックします。
または、次のいずれかの操作を行います。
文書を送信先フォルダーのアウトプットアイコンへドラッグ&ドロップ
キーボードの[Ctrl]キーと[Shift]キーを押しながら、[ショートカットキーの設定]で設定したキーを押す
文書が指定の送信先フォルダーにコピーまたは移動します。
[文書の送信先フォルダーの設定]で[送信時に指定する]を設定した場合は、[移動]または[コピー]を選択するダイアログボックスが表示されます。
[文書名の詳細設定]で[送信時に入力する文字列]が選択されている場合は、[送信文書名の入力]ダイアログボックスが表示されます。この場合は、手順3に進みます。
3.
[文字列]に文書名を入力します。
メモ
[予測入力を使用する]にチェックマークを付けた場合、[文字列]に文字列候補を表示させることができます。
[文字列]にカーソルがある状態で[↓]キーを押すと、文字列候補が表示されます。
[文字列]に文字を入力すると、過去に使用した文字列が候補として表示されます。
文字列候補を選択し、ダブルクリック、または[Enter]キーを押すと[文字列]に選択した文字列が反映されます。
表示された文字列候補を非表示にするには、次の操作を行ってください。
[Esc]キーを押す
[送信文書名の入力]ダイアログボックスを移動させる
4.
[OK]をクリックします。

文書の送信先フォルダーを変更する

1.
[ツール]メニュー > [アウトプットバーの設定] > [設定] > (文書の送信先フォルダー名) > [変更]を選択します。
または、送信先フォルダーのアウトプットアイコンを右クリックして、[変更]を選択します。
[文書の送信先フォルダーの設定]ダイアログボックスが表示されます。
2.
文書の送信先フォルダーの詳細を変更します。
3.
[OK]をクリックします。
確認メッセージが表示されます。
4.
[OK]をクリックします。

文書の送信先フォルダーを削除する

1.
[ツール]メニュー > [アウトプットバーの設定] > [設定] > (文書の送信先フォルダー名) > [削除]を選択します。
または、送信先フォルダーのアウトプットアイコンを右クリックして、[削除]を選択します。
削除を確認するダイアログボックスが表示されます。
2.
[はい]をクリックします。
確認メッセージが表示されます。
3.
[OK]をクリックします。