Document Binderの機能を使用して、複数の文書をまとめてファクス送信する

Desktop Browser画面のファクスアウトプットアイコンからDocument Binderの機能を使用して、ファクスを送信できます。
この方法で送信すると、1文書だけでなく、複数の文書をまとめて送信できます。
メモ
Desktop Browser画面のアウトプットバーからファクスを送信するには、アウトプットバーにファクスアウトプットアイコンを追加しておく必要があります。また、文書をまとめてファクス送信するには、[Document Binderで1つにまとめてファクス送信する]が選択されている必要があります。追加方法、設定方法については、次を参照してください。
せいとんファクスと連携してドキュメント名からファクス番号を取得して送信する場合は、事前に[宛先の自動設定]の設定が完了していて、かつ[ドキュメント名の文字列から宛先を取得する]にチェックマークが付いている必要があります。
[設定] > [システム設定] > [ファクス宛先の自動設定] > [宛先の自動設定] > [ドキュメント名の文字列から宛先を取得する]
文書のプロパティーからファクス番号を取得して送信する場合は、事前に[ファクス番号の取得]の設定が完了していて、かつ[ファクス送信時のファクス番号を文書のプロパティーから取得する]にチェックマークが付いている必要があります。
[設定] > [システム設定] > [Browser] > [ファクス] > [ファクス番号の取得] > [ファクス送信時のファクス番号を文書のプロパティーから取得する]
ファクスアウトプットアイコンに追加済みのファクスについて、Windowsのファクスのプロパティー画面でファクス名を変更した場合、ファクスアウトプットアイコンを使用したファクス送信が行えなくなります。
幅/高さのいずれかが482.6 mm(19 インチ)を超えるイメージをインポートする場合、482.6 mm(19 インチ)以内に収まるように、縦横比を等倍で縮小してインポートを行います。
[出力用紙サイズ]で用紙サイズを指定している場合、指定した用紙サイズに収まるようにイメージが縮小されます。
[出力用紙サイズ]で[自動]を選択していた場合、[イメージを縮小する用紙サイズ]で指定した用紙サイズに合わせてイメージが縮小されます。ただし、イメージの形状によっては、指定した用紙サイズと、印刷時に選ばれる用紙サイズが異なる場合があります。
[設定] > [システム設定] > [共通設定] > [インポート] > [イメージを縮小する用紙サイズ]
出力用紙が混在していた場合(例:A4/A3)、大きいほうの用紙サイズに合わせてイメージが縮小されます。
イメージに解像度の情報が含まれていない場合、96 dpi換算でイメージを縮小します。
IPファクスでファクス送信するためには、お使いのデバイスがIPファクス機能に対応している必要があります。
その他、必要に応じて次を参照してください。
1.
ファクスする文書/フォルダーをファイルリストビューペインで選択して、(ファクスアウトプットアイコン)をクリックします。
または、(ファクスアウトプットアイコン)に文書/フォルダーをドラッグ&ドロップします。
1つの文書を選択した場合は、手順4へ進みます。
複数の文書、またはフォルダーを選択した場合は、[複数文書の順序設定]ダイアログボックスが表示されます。この場合は、手順2へ進みます。
メモ
文書またはフォルダーを右クリックで選択して、(ファクスアウトプットアイコン)にドラッグ&ドロップした場合、次のメニューが表示されます。
[複数文書の順序設定]:[複数文書の順序設定]ダイアログボックスを表示します。
[キャンセル]:ファクス送信を中止します。
選択した文書にバインダー文書が含まれる場合、バインダー文書に設定されている印刷設定が反映されないことを確認するメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。[今後、このメッセージを表示しない]にチェックマークを付けると、次回よりこのメッセージは表示されません。
監視しているフォルダー内で強調表示されている、未読の文書は、強調表示が解除されます。
2.
[文書の処理順序]で文書を選択し、[上へ]または[下へ]をクリックして、文書をファクスする順序を決定します。
メモ
[複数文書の順序設定]の詳細は次を参照してください。
3.
[OK]をクリックします。
[ファクス送信設定]ダイアログボックスが表示されます。
4.
ファクスの送信先を設定します。
メモ
送信先の設定方法については、次を参照してください。
Desktop Browserの[システム設定]で[ファクス送信時のファクス番号を文書のプロパティーから取得する]が設定されている場合、[ファクス送信設定]ダイアログボックスの[送信先アドレス]に、文書のプロパティーから取得したファクス番号が表示されます。そのため、異なるファクス番号が設定された複数の文書をファクス送信する場合、[送信先アドレス]にはプロパティーごとのファクス番号が表示されます。
[設定] > [システム設定] > [Browser] > [ファクス] > [ファクス番号の取得]
Desktop Browserの[システム設定]で[ドキュメント名の文字列から宛先を取得する]にチェックマークが付いている場合、[ファクス送信設定]ダイアログボックスの[アドレス一覧]に、[宛先の自動設定]で設定されている条件で取得されたファクス番号が表示されます。
また、複数の文書を選択した場合は、[複数文書の順序設定]ダイアログボックスで設定した先頭の文書のファクス番号で検索が行われます。
[設定] > [システム設定] > [ファクス宛先の自動設定] > [宛先の自動設定] > [ドキュメント名の文字列から宛先を取得する]
5.
必要に応じて、カバーシートを設定します。
メモ
カバーシートの設定方法については、次を参照してください。
6.
送信するファクスにジョブ名を付ける場合は、[ドキュメント名]に254 バイト以内で入力します。
7.
外線番号を使用して送信する場合は、[外線接続番号を指定する]にチェックマークを付け、[外線接続番号]を指定します。
8.
使用する回線を指定する場合は、[回線選択(G3/G4)]プルダウンメニューから選択します。
回線を指定する必要がない場合は、[自動選択(G3/G4)]を選択してください。デバイス側で決められた優先送信回線を使用して送信します。
メモ
IPファクスでファクス送信する場合は、本設定は無効になります。
9.
アノテーションを含めてファクス送信する場合は、[アノテーションを付けて送信する]にチェックマークを付けます。
メモ
Annotation Editor以外で追加されたアノテーションは、種類によっては[アノテーションを付けて送信する]にチェックマークを付けていなくてもファクス送信される場合があります。
10.
[OK]をクリックします。
ファクス送信が開始されます。
メモ
ファクス送信ジョブの状態については、次を参照してください。