データベースを作成する

ここでは、データベースの作成方法について説明します。
データベースとは
データベースの作成方法

データベースとは

バリアブル印刷で、差し替えるデータを一覧にしたファイルのことを、データベースと呼びます。
データベース内の見出しに相当する部分をフィールドと呼び、実際の差し替わるデータのことをレコードと呼びます。
データベースファイルのサンプル
(1)フィールド
データベースファイルで最初の行がフィールドになります。Variable Editorにデータを接続すると、オブジェクトパレットペインの[データベース]にフィールドが一覧表示されます。
フィールドには、文字の差し替えを行うテキストフィールドと、イメージの差し替えを行うイメージフィールドがあります。
(2)レコード
データベースファイルでフィールドの次の行からがレコードになります。
フィールドの種類に合わせてレコードのデータが差し替えられます。

データベースの作成方法

Variable Editorで使用するデータベースは、Excel、txt、csv形式で作成します。
ここでは、Excelでの作成を例にデータベースの作成方法を説明します。
メモ
データベースファイルは縦組みの表に対応しているので、データベースファイルを作成する際は、必ず縦組みの表で作成してください。
1.
Excelを起動します。
2.
フィールドを1セルにつき、1データずつ入力します。
1行目に入力したデータが、Variable Editorでフィールドとして認識されます。
3.
レコードを1セルにつき、1データずつ入力します。
フィールドの次の行から、Variable Editorでレコードとして認識されます。
メモ
Excelで作成する場合、データは1つのセルに、1つずつ入力してください。
イメージフィールドには、差し替えを行うイメージのパスを、イメージフィールドのプロパティーの[フォルダーのパス]からイメージの拡張子まで含めて入力します。イメージフィールドのプロパティーについては、次を参照してください。
データベースにイメージの保存先がイメージ名も含めて(拡張子含む)フルパスで入っている場合、イメージフィールドに設定された[フォルダーのパス]よりもフルパスで指定されたイメージを優先してイメージフィールドに表示します。
txt、csv形式で作成する際は、データの区切りは「,」で区切ってください。
4.
Excelを保存します。