特定のIPアドレスとの送受信を拒否する、または許可する

本製品とのデータ送信／データ受信の拒否または許可を設定します。拒否／許可それぞれに例外のIPアドレスを設定することができます。

IPアドレスの指定は、リモートUIから行ってください。操作パネルからは、設定の有効／無効のみを変更できます。

メモ

単一アドレス	例外のアドレスを1つずつ指定します。
複数アドレス	例外のアドレスを範囲で指定します。例えば、192.168.0.10から192.168.0.20までの連番のアドレスを一度に指定したいときに便利です。
プレフィックスアドレス	例外のアドレスをプレフィックス（0～32）で指定します。同一のプレフィックスを持つアドレスを一度に指定したいときに便利です。

	単一アドレス、複数アドレス、プレフィックスアドレスを合わせて、16個（16組）まで指定できます。
	すべて 0 で構成されるアドレスは指定できません。

単一アドレス	例外のアドレスを1つずつ指定します。
複数アドレス	例外のアドレスを範囲で指定します。例えば、fe80::10からfe80::20までの連番のアドレスを一度に指定したいときに便利です。
プレフィックスアドレス	例外のアドレスをプレフィックス（0～128）で指定します。同一のプレフィックスを持つアドレスを一度に指定したいときに便利です。

	単一アドレス、複数アドレス、プレフィックスアドレスを合わせて、16個（16組）まで指定できます。
	マルチキャストアドレス（「ff」で始まるアドレス）やすべて 0 で構成されるアドレスは指定できません。

リモートUIから設定する

リモートUIを起動し、管理者モードでログインします。

［設定／登録］をクリックします。

［セキュリティー設定］→［IPアドレスフィルター］をクリックします。

設定したいフィルターの［編集］をクリックします。

フィルターの設定を行います。

（1）

［フィルターを使用する］にチェックマークを付けます。

（2）

［拒否］または［許可］にチェックマークを付けます。

［拒否］	［例外アドレス］で入力したコンピューターからのみアクセスできます。
［許可］	［例外アドレス］で入力したコンピューターからのアクセスができなくなります。

IPアドレスを設定します。

(1)	例外にするIPアドレスを入力します。
(2)	［追加］をクリックします。

IPv4アドレスは次のように入力します。

	入力方法
単一アドレス	IPアドレスは、「.」（ピリオド）で数字を区切って入力します。入力例：「192.168.0.10」
複数アドレス	連続する複数のIPアドレスを入力するときは「-」（ハイフン）でIPアドレスをつなげます。入力した範囲のIPアドレスが、例外の対象になります。入力例：「192.168.0.10-192.168.0.20」
プレフィックスアドレス	プレフィックスアドレスとプレフィックス長を「/」(スラッシュ)でつなげます。指定したプレフィックスが、例外の対象になります。入力例：「192.168.0.10/24」

(1)	例外にするIPアドレスを入力します。
(2)	［追加］をクリックします。

IPv6アドレスは次のように入力します。

	入力方法
単一アドレス	IPアドレスは、「:」（コロン）で英数字を区切って入力します。入力例：「fe80::10」
複数アドレス	連続する複数のIPアドレスを入力するときは「-」（ハイフン）でIPアドレスをつなげます。入力した範囲のIPアドレスが、例外の対象になります。入力例：「fe80::10-fe80::20」
プレフィックスアドレス	プレフィックスアドレスとプレフィックス長を「/」(スラッシュ)でつなげます。指定したプレフィックスが、例外の対象になります。入力例：「fe80::10/64」