印刷や設定できるユーザーを制限する

Webブラウザー(リモートUI)を使用して、印刷や設定できるユーザーをIPアドレスによって制限することができます。

IPv4アドレスによる制限

1
リモートUIを起動して、管理者モードでログオンします。
2
[デバイス管理]メニューから[情報]を選択します。
3
[IPアドレス範囲(IPv4)]にある[変更]をクリックします。
4
[受信/印刷範囲設定]または[設定/参照範囲設定]を設定します。

[受信/印刷範囲設定](印刷できるユーザーの制限)を設定するとき

1.
[受信/印刷範囲設定]の[拒否アドレスを有効にする]または[許可アドレスを有効にする]にチェックマークを付けます。
[拒否アドレスを有効にする]にチェックマークを付けると、[IPアドレス]で入力したユーザー(クライアント)からの受信や印刷ができなくなります。
[許可アドレスを有効にする]にチェックマークを付けると、[IPアドレス]で入力したユーザー(クライアント)からのみ受信や印刷ができます。
[拒否アドレスを有効にする]と[許可アドレスを有効にする]の両方にチェックマークを付けると、以下のIPアドレスからの受信や印刷ができなくなります。
いずれの設定範囲にも含まれないIPアドレス
両方の設定範囲に重複しているIPアドレス
チェックマークを消すと、すべてのユーザーから受信や印刷をすることができます。
[受信/印刷範囲設定]によって、FTPを使用した設定に対しても制限されます。
2.
IPアドレスを設定します。
(1)
印刷を拒否または許可するIPアドレスを入力します。
IPアドレスはAAA.BBB.CCC.DDDのように「.」(ピリオド)で数字を区切って入力します。
(2)
[追加]をクリックします。
最大 8 個まで設定できます。
IPアドレスは次のように入力することもできます。
IPアドレスの入力例
IPアドレスの入力方法
AAA.BBB.CCC.15-AAA.BBB.CCC.18
連続する複数のIPアドレスを入力するときは「-」(ハイフン)でIPアドレスをつなげます。
左記の例では AAA.BBB.CCC.15 ~ AAA.BBB.CCC.18 までのIPアドレスを入力するのと同じです。
メモ
設定したIPアドレスを削除するとき
(1)
削除するIPアドレスを選択します。
(2)
[削除]をクリックします。
3.
手順5に進みます。

[設定/参照範囲設定](設定できるユーザーの制限)を設定するとき

1.
[設定/参照範囲設定]の[拒否アドレスを有効にする]または[許可アドレスを有効にする]にチェックマークを付けます。
[拒否アドレスを有効にする]にチェックマークを付けると、[IPアドレス]で入力したユーザー(クライアント)からの設定や参照ができなくなります。
[許可アドレスを有効にする]にチェックマークを付けると、[IPアドレス]で入力したユーザー(クライアント)からのみ設定や参照ができます。
[拒否アドレスを有効にする]と[許可アドレスを有効にする]の両方にチェックマークを付けると、以下のIPアドレスからの設定や参照ができなくなります。
いずれの設定範囲にも含まれないIPアドレス
両方の設定範囲に重複しているIPアドレス
チェックマークを消すと、すべてのユーザーから設定や参照をすることができます。
メモ
制限することができる設定や参照について
[設定/参照範囲設定]によって、次の設定や参照に対して制限することができます。
リモートUIを使用した設定
SNMPを使用した設定
マルチキャストを使用した探索
FTPを使用した設定に対する制限は[設定/参照範囲設定]ではできません。
FTPを使用した設定に対しては[受信/印刷範囲設定]で制限してください。
2.
アドレスを設定します。
(1)
設定を拒否または許可するIPアドレスを入力します。
IPアドレスはAAA.BBB.CCC.DDDのように「.」(ピリオド)で数字を区切って入力します。
(2)
[追加]をクリックします。
最大 8 個まで設定できます。
IPアドレスは次のように入力することもできます。
IPアドレスの入力例
IPアドレスの入力方法
AAA.BBB.CCC.15-AAA.BBB.CCC.18
連続する複数のIPアドレスを入力するときは「-」(ハイフン)でIPアドレスをつなげます。
左記の例では AAA.BBB.CCC.15 ~ AAA.BBB.CCC.18 までのIPアドレスを入力するのと同じです。
メモ
設定したIPアドレスを削除するとき
(1)
削除するIPアドレスを選択します。
(2)
[削除]をクリックします。
3.
手順5に進みます。
5
[OK]をクリックします。
6
ハードリセット、またはプリンターを再起動します。
→ ハードリセット後、またはプリンターの再起動後に設定が有効になります。
メモ
ハードリセットするには
ハードリセットは、次の手順で行うことができます。
1.
[デバイス管理]メニューから[状態]を選択します。
2.
[デバイス制御]をクリックします。
3.
[ハードリセット]を選択したあと、[実行]をクリックします。

IPv6アドレスによる制限

1
リモートUIを起動して、管理者モードでログオンします。
2
[デバイス管理]メニューから[情報]を選択します。
3
[IPアドレス範囲(IPv6)]にある[変更]をクリックします。
4
[受信/印刷範囲設定]または[設定/参照範囲設定]を設定します。

[受信/印刷範囲設定](印刷できるユーザーの制限)を設定するとき

1.
[受信/印刷範囲設定]の[拒否アドレスを有効にする]または[許可アドレスを有効にする]にチェックマークを付けます。
[拒否アドレスを有効にする]にチェックマークを付けると、[IPアドレス]で入力したユーザー(クライアント)からの受信や印刷ができなくなります。
[許可アドレスを有効にする]にチェックマークを付けると、[IPアドレス]で入力したユーザー(クライアント)からのみ受信や印刷ができます。
[拒否アドレスを有効にする]と[許可アドレスを有効にする]の両方にチェックマークを付けると、以下のIPアドレスからの受信や印刷ができなくなります。
いずれの設定範囲にも含まれないIPアドレス
両方の設定範囲に重複しているIPアドレス
チェックマークを消すと、すべてのユーザーから受信や印刷をすることができます。
[受信/印刷範囲設定]によって、FTPを使用した設定に対しても制限されます。
2.
IPアドレスの設定方法を選択します。
[単一アドレス]
IPアドレスをひとつずつ入力します。
[複数アドレス]
IPアドレスを範囲指定できます。
[プレフィックスアドレス]
IPアドレスをプレフィックスで指定できます。
3.
IPアドレスを設定します。
(1)
印刷を拒否または許可するIPアドレスを入力します。
マルチキャストアドレスやすべて 0 で構成されるアドレスは指定できません。
(2)
[追加]をクリックします。
最大 8 個(複数アドレスで指定した場合は 8 組)まで設定できます。
IPアドレスは手順2の設定によって入力方法が異なります。
手順2の設定
入力方法
[単一アドレス]
IPアドレスは、「:」(コロン)で英数字を区切って入力します。
[複数アドレス]
[開始アドレス]と[終了アドレス]にIPアドレスを入力します。入力した範囲のIPアドレスが、拒否または許可の対象になります。
[プレフィックスアドレス]
[プレフィックスアドレス]と[プレフィックス長]で指定したプレフィックスが、拒否または許可の対象になります。
メモ
[プレフィックス長]に「0」を入力したとき
すべてのIPアドレスが拒否または許可の対象になります。
[プレフィックス長]に「128」を入力したとき
プリンターのIPアドレスが拒否または許可の対象になります。
設定したIPアドレスを削除するとき
(1)
削除するIPアドレスを選択します。
(2)
[削除]をクリックします。
4.
手順5に進みます。

[設定/参照範囲設定](設定できるユーザーの制限)を設定するとき

1.
[設定/参照範囲設定]の[拒否アドレスを有効にする]または[許可アドレスを有効にする]にチェックマークを付けます。
[拒否アドレスを有効にする]にチェックマークを付けると、[IPアドレス]で入力したユーザー(クライアント)からの設定や参照ができなくなります。
[許可アドレスを有効にする]にチェックマークを付けると、[IPアドレス]で入力したユーザー(クライアント)からのみ設定や参照ができます。
[拒否アドレスを有効にする]と[許可アドレスを有効にする]の両方にチェックマークを付けると、以下のIPアドレスからの設定や参照ができなくなります。
いずれの設定範囲にも含まれないIPアドレス
両方の設定範囲に重複しているIPアドレス
チェックマークを消すと、すべてのユーザーから設定や参照をすることができます。
メモ
制限することができる設定や参照について
[設定/参照範囲設定]によって、次の設定や参照に対して制限することができます。
リモートUIを使用した設定
SNMPを使用した設定
FTPを使用した設定に対する制限は[設定/参照範囲設定]ではできません。
FTPを使用した設定に対しては[受信/印刷範囲設定]で制限してください。
2.
IPアドレスの設定方法を選択します。
[単一アドレス]
IPアドレスをひとつずつ入力します。
[複数アドレス]
IPアドレスを範囲指定できます。
[プレフィックスアドレス]
IPアドレスをプレフィックスで指定できます。
3.
IPアドレスを設定します。
(1)
設定を拒否または許可するIPアドレスを入力します。
マルチキャストアドレスやすべて 0 で構成されるアドレスは指定できません。
(2)
[追加]をクリックします。
最大 8 個(複数アドレスで指定した場合は 8 組)まで設定できます。
IPアドレスは手順2の設定によって入力方法が異なります。
手順2の設定
入力方法
[単一アドレス]
IPアドレスは、「:」(コロン)で英数字を区切って入力します。
[複数アドレス]
[開始アドレス]と[終了アドレス]にIPアドレスを入力します。入力した範囲のIPアドレスが、拒否または許可の対象になります。
[プレフィックスアドレス]
[プレフィックスアドレス]と[プレフィックス長]で指定したプレフィックスが、拒否または許可の対象になります。
メモ
[プレフィックス長]に「0」を入力したとき
すべてのIPアドレスが拒否または許可の対象になります。
[プレフィックス長]に「128」を入力したとき
プリンターのIPアドレスが拒否または許可の対象になります。
設定したIPアドレスを削除するとき
(1)
削除するIPアドレスを選択します。
(2)
[削除]をクリックします。
4.
手順5に進みます。
5
[OK]をクリックします。
6
ハードリセット、またはプリンターを再起動します。
→ ハードリセット後、またはプリンターの再起動後に設定が有効になります。
メモ
ハードリセットするには
ハードリセットは、次の手順で行うことができます。
1.
[デバイス管理]メニューから[状態]を選択します。
2.
[デバイス制御]をクリックします。
3.
[ハードリセット]を選択したあと、[実行]をクリックします。
0033-12E