その他のグループ

その他のグループでは、登録内容の消去に関する設定などを行うことができます。
太字で示されている設定値は、工場出荷時の値です。

登録レベル


一時、永久

制御命令で登録した文字(1バイトコードおよび2バイトコードの登録文字)、オーバーレイ印字のためのユーザーページまたは複写用紙機能のフォームデータ、マクロデータなどの登録の方法を設定します。
[一時]
登録文字、フォームデータ、マクロデータをジョブの間だけ登録しておきます。ジョブが終了すると登録内容は削除されます。
[永久]
登録文字、フォームデータ、マクロデータをキャノン複合機/プリンターの電源をオフにするまで(または同等のリセット処理が行われるまで)残しておきます。
印字を開始してから、すべてのページの印字が終了するまでの一連の処理を「ジョブ」といいます。

HEX/LIPS機能


無効、有効

ヘキサ形式で印字データを送るかどうかを選択します。この設定により、次の機能を無効にするか、有効にするかが決まります。
LIPSモードによるヘキサ形式モード
本エミュレーションモードのヘキサ形式モード
LIPSの制御命令によるユーザーページのフォーム登録
[無効]
ヘキサ形式モードを無効にします。したがって、上記の機能は使用できません。
[有効]
ヘキサ形式モードを有効にします。したがって、LIPSモードによるヘキサ形式モード、本エミュレーションモードのヘキサ形式モード、およびLIPSの制御命令によるユーザーページのフォーム登録を行うことができます。
ヘキサ形式とは、1バイト(8ビット)のデータを示すコード(16進数のバイナリ形式データ)を、上位と下位に分けて2バイト分の文字形式(アスキーコードの0~9およびA~F)で表します。たとえば、制御命令 ESC ℓ (総バイト数3)を使用して、左マージンを8桁目に設定する場合、次のようなヘキサ形式のデータとなります。
以降の6バイト分のデータをヘキサ形式データとして処理する制御命令

LIPSフォーム


LIPS2、LIPS4

LIPSモードの制御命令によってユーザーページにフォームデータを登録する場合、使用しているコントロールコマンドをLIPSII+またはLIPSIVから選択します。
[LIPS2]
LIPSII+の制御命令によるフォームデータとして処理します。
[LIPS4]
LIPSIVの制御命令によるフォームデータとして処理します。
LIPSは上位互換であり、LIPSII+とLIPSIVでは基本的な機能は共通しますが、LIPSII+でしか使用できない機能(たとえばシリアルプリンターでの動作をエミュレートしたイメージ描画など)を使用するときにLIPSのモードを切り替えてください。
この設定項目は、メニューのHEX/LIPS機能が[有効]に設定されている場合のみ設定することができます。

カラーモード自動時


カラー、白黒

共通メニューのカラーモードが[自動(カラー/白黒)]に設定されている時のエミュレーションのカラーモードを設定します。
[カラー]
カラーで印字します。
[白黒]
白黒で印字します。
この設定項目は、カラー印刷機能をもつ複合機/プリンターを使用している場合のみメニューに表示されます。
共通メニューのカラーモードが[自動(カラー/白黒)]以外に設定されている時は、共通メニューの設定に従います。
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