マクロ機能の制御命令

マクロ機能に関する制御命令には、4種類の ESX シーケンスがあります。

マクロの登録([ESX] 01h ・ ・ =)

指定したマクロ番号にマクロデータを登録します。
JIS
ESX 01h<バイト数(2バイト)>=<マクロ番号(1バイト)>(マクロデータ)
16進数
1Bh 7Eh 01h<バイト数(2バイト)>3Dh<マクロ番号(1バイト)>(マクロデータ)
<バイト数(2バイト)>
登録するマクロデータのバイト数+2バイトを指定します。
範囲:
00h 02h~FFh FFh(2~65535)
<マクロ番号(3バイト)>
マクロ番号を指定します。
範囲:
00h~FFh(000~255)
(マクロデータ)
指定したバイト数のマクロデータを送ります。
本制御命令はI75モードで有効です。
登録したマクロデータをジョブが終わったときに削除するか、キヤノン複合機/プリンターの電源をオフにするまで登録しておくかを、メニューの登録レベルで選択できます。
プリンターのリセット処理([ESX] 01h 00h 00h)を受信した場合に、特定のマクロを自動実行させるスタートアップマクロを使用することもできます。

マクロの実行([ESX] 01h 00h 02h [)

指定したマクロ番号に登録されているマクロを実行します。
JIS
ESX 01h 00h 02h[ <マクロ番号(1バイト)>
16進数
1Bh 7Eh 01h 00h 02h 5Bh<マクロ番号(1バイト)>
<マクロ番号(1バイト)>
マクロ番号を指定します。
範囲:
00h~FFh(000~255)
本制御命令はI75モードで有効です。
指定したマクロ番号にマクロデータが登録されていない場合、本制御命令は無視されます。

マクロの削除([ESX] 01h 00h 02h ])

指定したマクロ番号に登録されているマクロデータを削除します。
JIS
ESX 01h 00h 02h ]<マクロ番号(1バイト)>
16進数
1Bh 7Eh 01h 00h 02h 5Dh<マクロ番号(1バイト)>
<マクロ番号(1バイト)>
マクロ番号を指定します。
範囲:
00h~FFh(000~255)
本制御命令はI75モードで有効です。
指定したマクロ番号にマクロデータが登録されていない場合、本制御命令は無視されます。

マクロの追加登録([ESX] 01h ・ ・ &)

すでに登録されているマクロ番号のマクロデータに新しいマクロデータを追加して登録します。
JIS
ESX 01h<バイト数(2バイト)>&<マクロ番号(1バイト)>(マクロデータ)
16進数
1Bh 7Eh 01h<バイト数(2バイト)>26h<マクロ番号(1バイト)>(マクロデータ)
<バイト数(2バイト)>
新たに登録するマクロデータのバイト数+2バイトを指定します。
範囲:
00h 02h~FFh FFh(2~65535)
<マクロ番号(1バイト)>
マクロ番号を指定します。
範囲:
00h~FFh(000~255)
(マクロデータ)
指定したバイト数のマクロデータを送ります。
本制御命令はI75モードで有効です。
842H-0R5