チェックイン/チェックアウトとは
チェックイン/チェックアウトは、Document Serverライブラリー/Thereforeライブラリーで文書を管理するための機能です。複数のユーザーでライブラリーを使用するために、チェックアウト処理によって、ユーザーが使用する文書を他のユーザーが編集できない状態にします。また、チェックイン処理によって、ユーザーが使用した文書を他のユーザーが使用できる状態にします。
チェックアウトについて
チェックアウトは、他のユーザーがその文書を編集できない状態にする処理です。
この操作は、Document Server/Thereforeで更新権限以上の権限が割り当てられたユーザーが行える操作です。
通常は、ライブラリー内の文書を更新するためにまず文書のチェックアウトを行い、チェックアウトした文書をダウンロードして編集作業をします。これにより、ユーザーが編集作業中に他のユーザーに別の編集をされることを回避できます。他のユーザーがその文書を編集が可能となるのは、チェックイン、またはチェックアウト取り消しをしたあとになります。
また、チェックアウトのみをしてダウンロードをしないことも可能です。この場合も同様に、チェックイン、またはチェックアウト取り消しをするまでその文書は編集不可の状態となります。
チェックアウトの操作方法については、次を参照してください。
メモ
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複数の文書を同時にチェックアウトできません。
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チェックアウト取り消しについて
チェックアウト取り消しは、チェックアウトした文書について、他のユーザーがその文書をチェックアウト前の状態で編集できるようにする処理です。
通常は、チェックアウト後に編集した内容を、ライブラリー内の文書に反映しない場合にチェックアウト取り消しをします。
他のユーザーがその文書を編集できない状態をつくるためにチェックアウトをした場合は、編集可能な状態を再開するためにチェックアウト取り消しをします。
チェックアウト取り消しの操作方法については、次を参照してください。
メモ
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チェックアウト取り消し処理は、チェックアウトをしたユーザー、またはフルコントロール権限を持つユーザーのみができます。
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チェックインについて
チェックインは、チェックアウトした文書を更新済みの文書として再びライブラリーに格納する処理です。これにより、他のユーザーが更新済み文書を編集できるようになります。
通常は、チェックアウト後に編集した内容を、ライブラリー内の文書に反映する場合に、チェックインを行います。
他のユーザーがその文書を編集できない状態をつくるためにチェックアウトを行い、別の文書を更新文書として格納する場合も、チェックインを行います。
チェックインの操作方法については、次を参照してください。
メモ
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チェックイン処理は、チェックアウトしたユーザーができます。
また、フルコントロール(Document Server)の権限が割り当てられているユーザーは、自分がチェックアウトしていない文書でもチェックインできます。Document Server上の権限については、Document Serverのサーバー管理者に問い合わせてください。
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