Desktop環境の移行について

Desktopでは、コンピューター環境を移行する場合や、複数台のコンピューターで同じ設定でDesktopを使用する場合などに、各種設定内容をインポート/エクスポートできます。
設定のインポート/エクスポートは、Desktopのインストール時に同時にインストールされるImport & Export Toolで行うことができます。
マイ ライブラリーの移行について
環境の移行の対象外になる項目
移行元と移行先のユーザー名が異なる場合に移行されない項目
設定の配信
重要
バックアップツールなどを使って、Desktopをインストールしたコンピューターのディスクイメージを、別のコンピューターや別のハードディスクにコピー/復元する方法では、Desktopは起動しません。Desktopの環境を他のコンピューターに移行する場合は、必ずインストーラーを使ってインストールしなおしてください。
移行先にインストールしたDesktopに、移行元からエクスポートしたユーザー設定ファイルをImport & Export Toolを使用してインポートします。
メモ
移行元と移行先で異なるWindows OSであっても、一部の情報を除き移行は可能です。
新しいバージョンから古いバージョンへの環境の移行は保証されません。
個別のユーザー設定をエクスポートすることもできます。個別にエクスポートできるユーザー設定項目については、次を参照してください。
Import & Export Toolでエクスポートされる設定には、個別にエクスポートできるユーザー設定をすべて含みます。

マイ ライブラリーの移行について

マイ ライブラリーは、Desktop Browserを初めて起動したときに登録される個人ライブラリーです。マイ ライブラリーに含まれるデータは移行されません。「マイ ライブラリー」フォルダー自体はWindows上に残っています。データを移行する場合は、移行元のデータを移行先のライブラリーにコピーしてください。
メモ
マイ ライブラリーのデータは「マイドキュメント」フォルダー(Windows 7/Windows 8.1)、「ドキュメント」フォルダー(Windows 10)の直下に作成されます。
文書の送信先フォルダーを使用していた場合は、設定の更新が必要な場合があります。

環境の移行の対象外になる項目

次のユーザー設定項目については、移行方法を問わず設定の移行ができません。
ライブラリーの認証情報(キャッシュ含む)
アドレスや検索キーワードなどの入力履歴
チェックアウトフォルダー内のファイル(チェックアウト中のファイル)
マイボタン
アドレス帳
ライセンス情報
ホットフォルダーや転送先の設定情報
重要
移行先ですでに上記の項目を設定していた場合は、移行を実行することで初期値に戻ります。必要に応じて再設定/再登録を行ってください。

移行元と移行先のユーザー名が異なる場合に移行されない項目

移行前とユーザー名の異なるDesktop環境にユーザー設定をインポートした場合、次の項目は移行できません。
マイトレイ内の文書
Document Monitor/Printer Monitorの監視フォルダー内のファイルリストの状態や印刷履歴、ファクス送信履歴、ファクス受信履歴
重要
移行先のDesktopに登録されていた次の情報は、移行を実行することで初期値に戻ります。必要に応じて再設定/ 再登録を行ってください。
移行元にローカルパスで設定していたライブラリー/ ホットフォルダー/ マイボタンなど
移行先のDesktopのみに存在する項目(旧バージョンから移行する場合)

設定の配信

移行元からエクスポートしたユーザー設定ファイルをインストーラーに統合し、そのインストーラーを使用して移行先にインストールします。
メモ
移行元と移行先で異なるWindows OSであっても、一部の情報を除き移行は可能です。
「設定の配信」では、移行元と移行先でDesktopのバージョンが異なる場合の動作は保証されません。
「設定の配信」で環境を移行した場合、「設定のインポート」よりも移行できない項目が増えます。
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