暗号化セキュアプリント機能のセキュリティを強化する

セキュリティ強化のために、暗号化強度のレベルや、使用できるパスワードの文字数を設定します。
また、パスワードをあらかじめ設定しておけば、印刷のたびにパスワードを入力する手間を省くこともできます。
メモ
暗号化セキュアプリント機能を有効にしておけば、デフォルトの設定で暗号化セキュアプリントを使用して印刷することもできます。以下の手順の項目は、必要に応じて設定してください。
あらかじめパスワードを設定しないで、印刷時に表示されるダイアログボックスで、都度パスワードを入力して印刷することもできます。
使用する文字によっては、印刷に使用するユーザー名、ドキュメント名、およびパスワードを、最大文字数分入力できないことがあります。

事前条件

暗号化セキュアプリント機能を有効にする
コンピューター起動時、管理者権限を持つユーザーでログオン
[パスワードを設定する]以外の設定項目を変更する場合、管理者権限が必要です。

操作手順

1.
[Encrypted-P]シートを表示
2.
セキュリティの強化に関連する項目を、必要に応じて設定
デバイスに表示するドキュメント名とユーザー名を編集するには
[印刷時にジョブ情報を編集する]を選択してください。
印刷するドキュメント名やユーザー名は、デバイスに表示されます。そのままの名称で表示させたくないときに、この機能を使用して編集できます。
暗号化レベルを設定するには
(1) [暗号化レベルを設定する]を選択 → [設定]をクリック
(2) 表示されたダイアログボックスで、設定したい暗号化レベルを選択 → [OK]をクリック
パスワードの条件を設定するには
パスワードの条件として、入力が必要な最小文字数や、英数字が混在できるかを指定できます。
(1) [パスワード条件の設定]をクリック
(2) 表示されたダイアログボックスで、[パスワードの条件を設定する]を選択 → パスワードの条件を設定したあと、[OK]をクリック
3.
[パスワードを設定する]を選択 → [設定]をクリック
表示されたダイアログボックスで、パスワードの初期値を入力したあと、[OK]をクリックします。
[印刷時にパスワードの設定ダイアログを表示しない]を有効にしておけば、パスワードの初期値を使用して印刷できます。この場合、印刷時に[暗号化セキュアプリントのパスワードの設定]ダイアログボックスは表示されません。

関連項目