[Encrypted-P]シート

暗号化セキュアプリントに必要な情報を設定できます。
設定内容によっては、パスワードの確認のため、またはジョブ情報の編集のために、印刷時にダイアログボックスが表示されます。
ここでは、[Encrypted-P]シートと、印刷時に表示されるダイアログボックスの項目について説明します。

各項目の説明

「*」のついた項目を変更するには、管理者権限を持つユーザーでログオンしてから、[Encrypted-P]シートを表示する必要があります。
[暗号化セキュアプリントを行う] *
暗号化セキュアプリントを使用して印刷する場合に有効にします。
[+][-]
[印刷時にジョブ情報を編集する] *
印刷時にドキュメント名とユーザー名を編集する場合に有効にします。
この機能を有効にすると、印刷時に[ジョブ情報の編集]ダイアログボックスが表示されるようになります。
ユーザー名は、ドライバーで変更が許可されている場合に、編集できます。ユーザー名を編集する場合、次の「詳細を開く」をクリックして、ユーザー名を編集できるように設定してください。
[+][-]
[暗号化レベルを設定する] *
暗号化レベルを設定します。
暗号化レベルは、暗号化セキュアプリントがインストールされた際に、使用している環境によって、自動的に設定されます。
[設定] [暗号化レベルの設定]ダイアログボックス
設定したい暗号化レベルを選択します。
暗号化レベルは、レベルの数が大きいほど、暗号化の強度が高くなります。
[パスワードを設定する]
暗号化に使用するパスワードをあらかじめ設定します。
印刷時にパスワードを確認するかどうかも設定できます。
複数のデバイスを使用している場合、[パスワードの設定]ダイアログボックスの設定値はすべてのデバイスで同じになります。デバイスごとに異なる値は設定できません。
[設定] [パスワードの設定]ダイアログボックス
[+][-]
[パスワード条件の設定] * [パスワード条件の設定]ダイアログボックス
セキュリティを強化するため、暗号化に使用するパスワードの条件を設定します。
パスワードの最小文字数や、英数字が混在したパスワードを使用するかどうかを設定できます。
[Encrypted-Pのバージョン情報]
使用している暗号化セキュアプリントのバージョン情報を表示します。

印刷時に表示されるダイアログボックス

[ジョブ情報の編集]ダイアログボックス
印刷するドキュメント名と、印刷を実行するユーザー名を入力します。デバイスには、ここで指定した名称が表示されます。
使用できる文字や長さは、デバイスによって異なります。[ドキュメント名]の横に表示された指定範囲に合った名称を入力してください。
ユーザー名は、ドライバーで変更が許可されている場合に編集できます。ユーザー名を変更できない場合は、ドライバーで設定されている名前が[ユーザー名]に表示されます。
[暗号化セキュアプリントのパスワードの設定]ダイアログボックス
印刷データを暗号化するためのパスワードを入力します。
使用できる文字は次のとおりです。
0-9 a-z A-Z ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; > = < ? @ [ \ ] ^ _ ` { | } ~ 半角スペース
指定できる文字数は、半角48文字以内(デバイスによっては半角数字15文字以内)です。
[Encrypted-P]シート > [パスワード条件の設定]で、パスワードの条件を設定した場合は、条件に合ったパスワードを入力してください。

関連項目