すべてのデータ/設定を初期化する

   
本機のすべての設定値をお買い上げ時の状態に戻します。ハードディスク内に残されたデータは「0」や他の値で上書きして完全に消去されるため、ハードディスクの交換や廃棄時に機密データが外部に流失するのを防ぐことができます。お使いの環境で要求される情報セキュリティーのレベルに合わせて、上書き方法や上書き回数を選択してください。初期化を行うにはAdministratorの権限が必要です。
初期化の前に、処理中や待機中の文書がないか確認してください。初期化を行うとこれらの文書は削除されます。
初期化の最中に電源を切らないでください。本製品に搭載されているメモリーが故障することがあります。
初期化には30分以上かかることがあります。初期化中は本機を操作できません。
コピーカードリーダーを装着時に<全データ/設定の初期化>を実行すると、コピーカードリーダーの再設置が必要になります。詳細については、担当サービスにお問い合わせください。
初期化を行う前に
必要なデータはバックアップを行うか、ファイルに出力してください。
本機に保存されているデータ データをバックアップ/リストアする
個人認証管理でローカルデバイスに登録されたユーザーの認証情報 ローカルデバイスにユーザー情報を登録する
MEAPアプリケーションのライセンスファイル MEAPアプリケーションを管理する
MEAPアプリケーションが保存しているデータ情報(バックアップの方法については、各MEAPアプリケーションの取扱説明書を参照してください。)
セキュリティーポリシー設定をパスワードで保護している場合
本機の設定を初期化するときにパスワードの入力が必要になります。 セキュリティーポリシー設定をパスワードで保護する
1
(設定/登録)を押す
2
<管理設定> <データ管理>  <全データ/設定の初期化>を押す
3
消去方法を選択する
<0データ1回書き込み>
「0」データを1回上書きして削除します。
<ランダムデータ1回書き込み>/<ランダムデータ3回書き込み>/<ランダムデータ9回書き込み>
ランダムデータを1回、3回、9回のいずれかの回数上書きして削除します。
<DoD標準>
固定値、固定値の補数、ランダムデータの順に3回上書きして削除します。
4
<実行>  <はい>を押す
初期化が実行されます。しばらくすると本機が再起動し、「全データ/設定の初期化レポート」がプリントされます。
<本機にはセキュリティーポリシーが適用されています。>というメッセージが表示されたときは、セキュリティー担当者によるパスワードの入力が必要です。詳しくは、組織のセキュリティー担当者にお問い合わせください。セキュリティーポリシーに従って管理する
すべてのデータ/設定を初期化するとジョブの履歴情報は消去されますが、「全データ/設定の初期化レポート」のプリント結果は印刷の履歴に残ります。印刷状況や履歴を確認する
便利な機能
設定によっては、個別に選択してお買い上げ時の状態に戻すこともできます。設定/登録
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