Eメールを受信して印刷する(Eメール印刷)
Eメール印刷とは、POP3メールサーバーから受信したEメールの本文や添付された画像ファイルを、パソコンを介さずに直接印刷する機能です。一定間隔の自動受信のほか、手動で受信することもできます。SMTPプロトコルを使うと、メールサーバーを介さず本機に直接送信されたEメールを印刷します。
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セットアップメニューの<TIFFスプール機能>を<ON>にすると、受信データを本機またはSDカード内に一時的に保管してから印刷するため、エラー発生を減らすことができます。 TIFFスプール機能 |
Eメール印刷の設定をする
本機でEメールを受信し印刷するための設定について説明します。メール受信に関する設定はパソコンから、印刷に関する設定は本機の操作パネルから行います。
パソコンから
1
リモートUIを起動し、管理者モードでログインする
リモートUIを起動する2
[設定/登録]をクリックする
3
[ネットワーク]
[Eメール印刷設定]をクリックする
4
[編集]をクリックする
5
Eメール印刷機能の各項目を設定する
POP3メールサーバーからEメール印刷するときは
Eメールの受信動作をした時点で、サーバーのメールボックスに保存されているEメールをすべて印刷します。印刷したいEメールを本機宛に送っておくと、一定時間ごとに自動的に印刷したり、任意のタイミングにまとめて印刷したりすることができます。
本機で受信したEメールはすべてサーバーから削除されますので、Eメール印刷専用のメールアドレスのご利用をおすすめします。
POP3プロトコルの使用条件
POP3メールサーバーはUIDLコマンドをサポートしている必要があります。詳しくは、ネットワーク管理者またはサーバー管理者にお問い合わせください。
[POP3サーバー名]
Eメールを受信するサーバー名またはIPアドレスを入力します。
[POP3ユーザー名]
メールサーバーに接続するためのユーザー名を半角英数字で入力します。
[パスワードを設定/変更する]
メールサーバーに接続するためのパスワードを設定するときは、チェックマークを付け、[パスワード]と[確認入力]の両方に同じパスワードを半角英数字で入力します。
[POP3受信間隔]
メールサーバーへ自動的に接続する間隔を分単位で設定します。サーバーのメールボックスに新着メールがあれば、自動受信して印刷します。操作パネルの設定メニューにある<POP3受信間隔>でも設定できます(
POP3受信間隔)。
自動受信を行わないようにする
[POP3受信間隔]を[0]に設定します。[0]に設定したときは手動でEメールを受信してください。
Eメールを手動で受信する[POP3受信する]
チェックマークを付けると、POP3メールサーバーからのEメール印刷ができるようになります。操作パネルの設定メニューにある<POP3受信>でも設定できます(
POP3受信)。
[POP3サーバーのポート番号]
Eメールを受信するサーバーのポート番号を設定します。
SMTPプロトコルでEメール印刷をするときは
[SMTP受信する]
チェックマークを付けると、SMTPプロトコルでのEメール印刷ができるようになります。操作パネルの設定メニューにある<SMTP受信>でも設定できます(
SMTP受信)。
[SMTPサーバーのポート番号]
Eメールを受信するときのポート番号を設定します。
6
[OK]をクリックする
7
ハードリセットする
[デバイス制御]をクリックし、[ハードリセット]を選んだあと、[実行]をクリックします。
ハードリセット後に設定が有効となります。
操作パネルから
8
必要に応じてEメール印刷に関するその他の設定をする
Eメールの本文を印刷するかどうかを設定する |
Eメール本文の印刷ページ数を制限する |
添付画像の印刷設定をする |
Eメール印刷のエラーを表示するかどうかを設定する |
Eメールを手動で受信する
POP3メールサーバーからEメール印刷するように設定されているときは、手動でEメールを受信して印刷することもできます。自動受信する前にサーバーへ接続したい場合や、自動受信を行わないように設定している場合は、以下の方法で手動受信してください。
1
(ユーティリティー)を押す
オフラインのときは
(ユーティリティー)を押しても動作しません。オンラインにしてください。
[オンライン]キー2
/
で<Eメール印刷ユーティリティー>を選び、
を押す
3
<Eメール受信>を選び、
を押す
4
<はい>を選び、
を押す
メールサーバーへ接続します。サーバーのメールボックスに新着メールがあれば、Eメール印刷が開始されます。
キヤノン製複合機からファクス文書を転送するには |
本機のSMTP受信を有効にしてから、転送元の複合機でインターネットファクス(Iファクス)アドレスに本機のIPアドレスを指定してください。転送されたファクス文書はすぐに印刷されます。 印刷可能な添付ファイルの形式はTIFFのみです。TIFFファイルはファクス文書ごとに1つのみを印刷できます。 トナーカートリッジが寿命に近づくと、ファクス文書を受信できなくなります。受信できなかったファクス文書は、複合機側で印刷されます。 オプションのSDカード装着時は、印刷可能なTIFFファイルのサイズが最大 100 MBまでに制限されます。 |