検査ジョブの管理

作成した検査ジョブを管理する方法について説明します。
メモ
検査ジョブは、名称ではなく作成時刻で管理されています。同じ名称の検査ジョブが複数ある場合は、作成時刻や検査ジョブの内容で判別してください。

検査設定を確認する

検査前の検査ジョブの場合

1.
メイン画面で、設定を確認したい検査ジョブを選択する
2.
以下のいずれかの方法で、[検査設定]画面を表示する
メニューバーの[ファイル] > [検査設定]をクリックする
ツールバーの[検査設定]をクリックする
選択した検査ジョブで右クリックし、[検査設定]をクリックする
[検査設定]画面が表示されます。
3.
基準画像と設定内容を確認する
変更が必要な場合は、以下を参照して、設定を変更してください。
4.
設定を変更しない場合は、[キャンセル]をクリックする
[検査設定]画面が閉じます。

検査済みの検査ジョブの場合

1.
メイン画面で、設定を確認したい検査ジョブを選択する
2.
以下のいずれかの方法で、[検査設定の確認]画面を表示する
メニューバーの[検査] > [検査設定の確認]をクリックする
選択した検査ジョブの[設定確認]欄の[設定確認]をクリックする
選択した検査ジョブで右クリックし、[検査設定の確認]をクリックする
[検査設定の確認]画面が表示されます。
3.
基準画像と設定内容を確認する
4.
[閉じる]をクリックする
[検査設定の確認]画面が閉じます。

既存の検査ジョブを流用して、新規の検査ジョブを作成する

1.
メイン画面を開く
2.
複製したい検査ジョブを選択する
3.
以下のいずれかの方法で、複製する
メニューバーの[ファイル] > [複製]をクリックする
ツールバーの[複製]をクリックする
選択した検査ジョブで右クリックし、[複製]をクリックする
検査ジョブの名前の末尾に「- コピー」を追加した名前で、検査ジョブが複製されます。
4.
必要に応じて、検査ジョブの名前を変更する
5.
以下のいずれかの方法で、[検査設定]画面を表示する
メニューバーの[ファイル] > [検査設定]をクリックする
ツールバーの[検査設定]をクリックする
選択した検査ジョブで右クリックし、[検査設定]をクリックする
6.
基準画像や設定値を変更する

検査ジョブの名前を変更する

1.
メイン画面を開く
2.
名前を変更したい検査ジョブを選択する
3.
以下のいずれかの方法で、名前を編集可能にし、新しい名前を入力する
メニューバーの[ファイル] > [名前の変更]をクリックする
選択した検査ジョブで右クリックし、[名前の変更]をクリックする
選択した検査ジョブをダブルクリックする
検査ジョブの名前が変更されます。

検査ジョブを削除する

1.
メイン画面を開く
2.
削除したい検査ジョブを選択する
3.
以下のいずれかの方法で、削除する
メニューバーの[ファイル] > [削除]をクリックする
選択した検査ジョブで右クリックし、[削除]をクリックする
選択した検査ジョブの ([削除])をクリックする
4.
確認画面が表示されたら、内容を確認して[はい]をクリックする
検査ジョブが削除されます。

検査ジョブをソートする

リストの各列の項目名をクリックすると、検索ジョブを昇順/降順にソートできます。

検査ジョブを検索する

検索ボックスに文字列を入力すると、入力した文字列を含む検査ジョブのみがリストに表示されます。
[名前] 以外の項目も検索対象となります。
検索ボックスに入力した文字列と一致する部分がハイライトされます。

検査結果レポートを出力する

複数の検査ジョブの検査結果を集計し、CSVファイルに出力できます。
レポートに記録される内容は、以下のとおりです。
[検査結果レポートの形式]で[1つのファイルにまとめて出力]を選択した場合は、以下の内容を1つのCSVファイルで出力します。[複数のファイルで出力]を選択した場合は、以下の内容を[Basic Report]、[Detailed Report]、[Detailed Report_Character_Barcode]に分けてCSVファイルで出力します。
[Basic Report]
[Detailed Report]
[Detailed Report_Character_Barcode]
[名前]
[検査開始日時]
[検査終了日時]
[検査した枚数]*1
[OKの枚数]*1
[NGの枚数]*1
[NG率]*1
[部No.]
[用紙No.]
[名前] *2
[検査日]
[検査時刻]
[検査結果]
[NG画像のファイル名]
[No.]
[名前]*2
[検査日]
[検査時刻]
[検査領域の種類]
[部No.]
[用紙No.]
[面No.]
[領域ID]
[照合する列]
[検査結果]
[読み取り結果]
[照合データの文字列]
*1 レポートの一番下の行に項目の合計が出力されます。
*2 [1つのファイルにまとめて出力]を選択した場合にのみ出力されます。
1.
メイン画面を開く
2.
レポート出力したい検査ジョブを選択する
3.
以下のいずれかの方法で、レポート出力する
メニューバーの[検査] > [検査結果レポート]をクリックする
選択した検査済みのジョブで右クリックし、[検査結果レポート]をクリックする
4.
確認画面が表示されたら、内容を確認して[OK]をクリックする
5.
保存先のフォルダーを指定してレポートを保存する
[検査結果レポートの形式]で[1つのファイルにまとめて出力]を設定した場合
[名前を付けて保存]画面で、フォルダーの保存先を指定して、[ファイル名]にCSVファイル名を入力し[保存]ボタンをクリックます。
[検査結果レポートの形式]で[複数のファイルで出力]を設定した場合
[フォルダーの参照]画面で、フォルダーの保存先を指定して[OK]ボタンをクリックします。
検査結果レポートが出力されます。
検査設定において、文字検査/バーコード検査の照合検査を設定していない場合には、検査結果レポートの[読み取り結果]が、意図したとおりに得られているかを確認してください。
得られていない場合には、以下のページの手順2以降を参照して対処してください。

検査ジョブをエクスポートする

検査ジョブに含まれる検査設定や検査結果などの情報をファイルにエクスポートできます。
1.
メイン画面を開く
2.
エクスポートしたい検査ジョブを選択する
複数の検査ジョブを対象にすることもできます。
3.
以下のいずれかの方法で、エクスポートする
メニューバーの[ファイル] > [エクスポート]をクリックする
選択した検査ジョブで右クリックし、[エクスポート]をクリックする
4.
確認画面が表示されたら、内容を確認して[OK]をクリックする
5.
ファイル保存画面が表示されたら、保存先のフォルダーに移動し、ファイル名を入力して[保存]をクリックする
処理が開始されます。
メモ
検査ジョブファイルのファイル拡張子は、「jbk」です。
選択したすべての検査ジョブの情報が、1つのファイルに出力されます。
6.
処理完了の確認画面が表示されたら、内容を確認して[OK]をクリックする
ファイルが保存されます。

検査ジョブをインポートする

1.
メイン画面を開く
2.
メニューバーの[ファイル] > [インポート]をクリックする
3.
確認画面が表示されたら、内容を確認して[OK]をクリックする
4.
ファイル選択画面が表示されたら、インポートしたい検査ジョブファイル (.jbk)を選択して[開く]をクリックする
処理が開始されます。
重要
メイン画面のリストにインポート対象の検査ジョブの作成日時と同一の検査ジョブが存在する場合は、リスト上の検査ジョブがインポート対象の検査ジョブで上書きされます。更新日時ではなく作成日時で比較されるため、エクスポート後に対象の検査ジョブの設定を変更した場合でも、古い情報で上書きされます。
検査ジョブの名前が同一でも、作成日時が異なる場合は、別の検査ジョブとしてインポートされます。
検査ジョブファイルに含まれる、すべての検査ジョブがインポートされます。
5.
処理完了の確認画面が表示されたら、内容を確認して[OK]をクリックする
インポートした検査ジョブがリストに追加されます。