PODデッキライト・C

「PODデッキライト・C」を装着すると、給紙箇所を1つ追加できます。

リリースレバー

本体から「PODデッキライト・C」を引き離すときに押します。

オープンボタン

用紙をセットするときなど、ペーパーデッキを開けるときに押します。

ペーパーデッキ

用紙をセットします。

PODデッキライト取付けキット・C

「PODデッキライト・C」を本体に装着する場合は、「PODデッキライト取付けキット・C」も装着する必要があります。
「PODデッキライト・C」の接地接続は、必ず電源プラグを電源につなぐ前に行ってください。また、接地接続を外す場合は、必ず電源プラグを電源から抜いてから行ってください。
「PODデッキライト・C」の上に重いものを置かないでください。故障の原因になります。
本機がスリープモードに移行しているときは、ペーパーデッキを開けられない場合があります。スリープモードを解除してから、「PODデッキライト・C」のオープンボタンを押してください。
コート薄紙を使用する場合、直前のジョブによってはしわが発生する場合があります。 その場合、庫内の温度を下げるため、ペーパーデッキを開いた状態で10分程度時間をおいてから印刷を再開してください。
使用できる用紙の厚さと用紙サイズについては、「用紙について」の「PODデッキライト・C」の欄を参照してください。

PODデッキライト・Cに用紙をセットする

ペーパーデッキ内のリフターは自動的に上下します。ペーパーデッキに用紙を補給するときは、リフターで指をはさまないように注意してください。
ホチキスを設定してプリント中に用紙がなくなって出力が停止した場合は、ホチキスされる前の出力紙の束は取り除かないでください。(用紙を補給すると、出力紙の束はそのまま継続してホチキスされて、出力されます。)
ペーパーデッキ内にものを落としたときなど、リフターを持ち上げる必要がある場合は斜めに、または水平に50 mm以上持ち上げないでください。故障の原因となります。
主電源が入っている状態でペーパーデッキ内のリフターを手で持ち上げると、ペーパーデッキの誤動作や故障の原因となります。ペーパーデッキ内にものを落としたときなど、リフターを持ち上げる必要がある場合は、ペーパーデッキをあけた状態で主電源を切ってください。主電源を切る方法は、「電源を切る」を参照してください。
1
ペーパーデッキを開く
1
オープンボタンを押す
2
ペーパーデッキを開く
内部のリフターが自動的に用紙補給位置まで下がります。
使用状況によってはオープンボタンを押しても、ペーパーデッキが開くのにしばらくかかる場合があります。
2
用紙を準備する
用紙をよくさばいて、平らな場所で用紙の端をそろえます。
より良いプリント結果を得ていただくため、キヤノン推奨用紙をお使いになることをおすすめします。
用紙をセットするときは、給紙されやすくするために数回さばき、用紙の端を揃えてからセットしてください。また、包装紙を開いて取り出した用紙は、束ごとさばいてください。
3
用紙の端がペーパーデッキの左側面にぴったりとあたるように用紙をセットする
厚い用紙束を一度にセットすると、用紙の端の傷やめくれにより印字不良の原因になることがあります。用紙は高さ20 mm以下の束にわけてセットしてください。
封筒またはロゴマーク付きの用紙をセットするときは、用紙の向きなどに注意してください。
PODデッキライト・Cに封筒をセットする
PODデッキライト・Cにロゴなどが印刷された用紙をセットする
インデックス紙をセットするときは、正順の並びにして、インデックス部が給紙方向とは逆側になるようにセットしてください。
4
ペーパーデッキを「カチッ」と音がするまでゆっくりと本体に押し込む
内部のリフターが自動的に上がり、プリントできる状態になります。
次のようなときは、使用する用紙に合わせてサイド規制板をセットしてください。PODデッキライト・Cの用紙サイズを変更する
ペーパーデッキに初めて用紙を補給するとき/補給した用紙の大きさがサイド規制板の位置と合っておらず、用紙がたわんだり、隙間ができたりするとき
用紙をペーパーデッキにセットする際、後端規制板に強い衝撃を与えないでください。故障の原因になります。
使用可能な用紙以外を「PODデッキライト・C」にセットしないでください。紙づまりの原因になります。用紙について
用紙がカールしているときは、カールをなおしてからセットしてください。
プリント済みの用紙を「PODデッキライト・C」にセットしないでください。故障の原因になります。裏面にプリントする場合(両面2面目プリント)は、必ず手差しトレイにセットしてください。
ペーパーデッキの用紙をセットする部分以外のスペースに、用紙や用紙以外のものを入れないでください。故障の原因になることがあります。
「PODデッキライト・C」の内部には紙さばき用ファンが取り付けられています。送風口にクリップなどの異物を入れないでください。
湿度が低い環境で、「PODデッキライト・C」に用紙をセットしてご使用になると、紙づまりが起きる可能性があります。紙づまりが起きたときは、タッチパネルディスプレーに表示されるメッセージに従って用紙を取り除き(PODデッキライト・Cに用紙がつまった(オプション) )、セットされている用紙がカールしていないことを確認してください。カールしているときは、カールをなおしてからセットしてください。
用紙の高さが積載制限マーク()を越えていたり、ペーパーデッキが奥まで押し込まれていなかったりすると、コピーやプリントができません。
積載制限マーク()を越える枚数の用紙をセットしないでください。
ペーパーデッキが本体奥まで押し込まれているかどうかを確認してください。
1枚目の出力紙が排紙トレイ上にスムーズに排紙できない場合は、あらかじめ出力紙と同サイズかそれより大きいサイズの白紙を排紙トレイに1枚置いた状態で出力することをおすすめします。
用紙を補給する場合は、「PODデッキライト・C」の用紙サイズ設定と、セットする用紙サイズがあっていることを確認してください。
用紙押さえのローラー部よりも下に用紙をセットしてください。
「PODデッキライト・C」に用紙をセットするときは、プリントする面を上にしてセットしてください。
あらかじめロゴなどが印刷されている用紙のプリント方向については、「セットする用紙の向きについて」を参照してください。
プリントするときに不具合が生じたときは、用紙を裏返してセットしなおしてください。
残った用紙は包装紙に包み、湿気が少なく直射日光の当たらない場所に保管してください。
用紙切れでプリント動作が中断されたときは、用紙を補給してください。用紙補給後、プリント動作が再開されます。

PODデッキライト・Cの用紙サイズを変更する

1
 <環境設定> <用紙設定> <用紙の設定>を押し、用紙サイズを登録する
定形サイズの用紙をセットする場合は、用紙サイズが自動認識されます。
定形サイズ以外の用紙をセットする場合は、給紙カセットの用紙サイズと種類を設定するを参照して、用紙サイズを登録してください。
2
ペーパーデッキを開く
1
オープンボタンを押す
2
ペーパーデッキを開く
内部のリフターが自動的に用紙補給位置まで下がります。
使用状況によってはオープンボタンを押しても、ペーパーデッキが開くのにしばらくかかる場合があります。
3
レバーをつまみ、後端規制板をスライドさせて、用紙にかからないところまで広げる
4
セットされている用紙をすべて取り出す
5
ペーパーデッキを閉じたあと、オープンボタンを押して再度ペーパーデッキを開く
ペーパーデッキを開閉することで、リフターの位置を戻します。
6
レバーをつまみ、サイド規制板(手前)とサイド規制板(奥)をスライドさせて、セットする用紙にかからないところまで広げる
はがきをセットする場合は、レバーをつまみ、はがきガイド(手前)とはがきガイド(奥)を動かします。
*1 はがきガイド
*2 レバー
7
変更したいサイズの用紙をセットする
1
20 mm位の高さの用紙束を用意する
2
用紙束の端がペーパーデッキの左側面にぴったりとあたるように用紙をセットする
封筒またはロゴマーク付きの用紙をセットするときは、用紙の向きなどに注意してください。
PODデッキライト・Cに封筒をセットする
PODデッキライト・Cにロゴなどが印刷された用紙をセットする
インデックス紙をセットするときは、正順の並びにして、インデックス部が給紙方向とは逆側になるようにセットしてください。
8
レバーをつまみ、サイド規制板(手前)とサイド規制板(奥)をスライドさせて、用紙サイズに合わせる
用紙束の端が左側面にあたった状態でずれないように、サイド規制板を動かしてください。
用紙が浮いていないか手で押さえて確認してください。用紙が浮いている場合はサイド規制板の幅が狭すぎるので、調節しなおしてください。
9
セットした用紙に合わせて、後端規制板を動かす
後端規制板を正しく合わせないと、紙づまりやプリントの汚れ、本製品内部の汚れの原因になります。後端規制板はペーパーデッキの底面と上部にある用紙サイズの指標に必ず正しく合わせてセットしてください。
10
残りの用紙をすべてペーパーデッキにセットする
厚い用紙束を一度にセットすると、用紙の端の傷やめくれにより印字不良の原因になることがあります。用紙は高さ20 mm以下の束にわけてセットしてください。
セット済みの用紙束と新たに追加した用紙束に大きな段差がないことを確認してください。
11
ペーパーデッキを「カチッ」と音がするまでゆっくりと本体に押し込む
内部のリフターが自動的に上がり、プリントできる状態になります。
12
メディアシートの用紙サイズを変更し、メディアプレートに差し込む
1
メディアプレートからメディアシートを引き抜く
2
変更後の用紙サイズのラベルをメディアシートに貼る
3
メディアシートを差し込む
用紙をペーパーデッキにセットする際、後端規制板に強い衝撃を与えないでください。故障の原因になります。
紙づまりやプリントの汚れ、本製品内部の汚れの原因になりますので、サイド規制板(手前)とサイド規制板(奥)、後端規制板を用紙サイズの指標にあわせてください。
用紙がカールしているときは、カールをなおしてからセットしてください。
用紙の高さが積載制限マーク()を越えていたり、ペーパーデッキが奥まで押し込まれていなかったりすると、コピーやプリントができません。
積載制限マーク()を越える枚数の用紙をセットしないでください。
ペーパーデッキが、本体奥まで押し込まれているかどうかを確認してください。
ペーパーデッキの横の空いている部分には、用紙や用紙以外のものを入れないでください。故障の原因になることがあります。
1 枚目の出力紙が排紙トレイ上にスムーズに排紙できない場合は、あらかじめ出力紙と同サイズかそれより大きいサイズの白紙を排紙トレイに1 枚置いた状態で出力することをおすすめします。
プリントするときに不具合が生じたときは、用紙を裏返してセットしなおしてください。ただし、エンボス紙、片面コート紙や表裏が異なる印字済み紙の場合は裏返せません。新しい用紙に交換してください。

PODデッキライト・Cに封筒をセットする

「PODデッキライト・C」に封筒をセットするには、オプションの「封筒搬送キット・G」が必要です。オプション機器について
「封筒搬送キット・G」を装着した場合にセットできる封筒については、「用紙について」を参照してください。
1
封筒をセットする前の準備を行う 封筒をセットする前の準備
2
給紙カセットに「封筒搬送キット・G」を装着する
装着方法については、「封筒搬送キット・G」のマニュアルを参照してください。
3
用紙ガイドの位置を調節する
4
封筒をセットする
封筒のオモテ面(貼り合わせがない面)を上にして、以下のようにセットします。
長形3号、角形2号
封筒のふたが右側になるようにセットします。
*1 給紙方向
*2 プリントする面
洋形長3号、ISO-C5、Monarch、DL、COM10 No.10
封筒のふたを閉じて、ふたが奥側になるようにセットします。
*1 給紙方向
*2 プリントする面
洋形長3号について、封筒のメーカーによっては「封筒搬送キット・G」は使用せず、以下のようにセットしてください。
*1 給紙方向
*2 プリントする面
封筒を正常に給紙できない場合や紙づまりやしわが発生する場合は、封筒の封の部分を封筒の中に折りこんだり、回転してセットしてください。
180度回転
 
 
長形3号、角形2号
 
 
COM10 No.10、ISO-C5、DL、Monarch
 
 
*1 給紙方向
*2 プリントする面
 
 
90度回転
 
 
ユーザー設定サイズが、139.7×148.0 mm ~ 330.2×487.7 mm でフラップが折れたり紙づまりになる場合
 
 
*1 給紙方向
*2 プリントする面
プリントするときは、プリンタードライバーの印刷設定画面でも、用紙の向きを回転させてください。詳細については、ヘルプを参照してください。
コピーするときは、原稿をセットする向きを回転させてください。
ISO-C5 を90度回転させた場合は、ユーザー設定サイズで229 × 162 mm に設定して出力してください。

PODデッキライト・Cにロゴなどが印刷された用紙をセットする

ロゴマークなどが印刷されている用紙を使うときは、用紙の向きに注意してセットする必要があります。ロゴマークなどがある面に正しく文書をプリントするために、レイアウトやプリントのしかたに応じて用紙をセットしてください。
コピーする場合は、原稿をセットする向きにも注意してください。 原稿をセットする
<画像向き優先>と<フィーダー使用時のコピー速度優先>は、あらかじめ<OFF>にしておいてください。
<画像向き優先>
<フィーダー使用時のコピー速度優先>
タテ向きのロゴ入り用紙を使う場合
ロゴが見える状態で、用紙サイズに応じて次の図のようにセットします。
A4/B5
 
A3/B4
ヨコ向きのロゴ入り用紙を使う場合
ロゴが見える状態で、用紙サイズに応じて次の図のようにセットします。
A4/B5
 
A3/B4
A7L3-04F