長尺用トレイ・Bに用紙がつまった

画面で紙づまり位置を確認し、次の手順に従って用紙を取り除いてください。
ここでは本体に「長尺用トレイ・B」を装着している場合について説明しています。「多段デッキ・E」に「長尺用トレイ・B」を装着している場合は、多段デッキ・Eに給紙装置を装着している時の紙づまり対処方法を参照してください。
ここでは長尺紙の紙づまりの処理について説明しています。普通紙の紙づまり処理は、「手差し給紙ユニット・D」と同じです。手差し給紙ユニット・Dに用紙がつまった(オプション)
画面の機器欄に  が表示されているときや、トレイに用紙後端が25 mm以上残っていないときは、本体内から用紙を取り除いてください。紙づまり位置として<B 手差しユニット内(オープンレバー)>、<B B1/B4>、<B C2/C3/C4/C5/C6>が表示される

トレイ入口に長尺紙がつまった

画面に<手差しトレイ(すべての用紙を取り除いてください。)>のみ表示されている場合は、以下の手順で長尺紙を取り除きます。
1
つまっている長尺紙をトレイに沿ってゆっくり引き抜く
以降は画面の指示に従って、中断していた操作や紙づまりの処理を続けてください。

トレイ入口から本体前カバー部にかけて長尺紙がつまった

画面に<手差しユニット内(オープンレバー)>や<C3>、<C4>などが表示されている場合は、以下の手順で長尺紙を取り除きます。
手順内の各ユニットや「C2 レバー」、「C4 ガイド」などの位置は図のとおりです。
* 前カバー
1
つまっている用紙をトレイに沿ってゆっくり引き抜く
用紙がきれいに引き抜けた場合でも、以降の手順は必ず行ってください。
2
「手差し給紙ユニット・D」内部に紙片が残っていないか確認する
「手差し給紙ユニット・D」を開く
本体側、トレイ側とも紙片が残っていないか確認する
紙片残りがあれば、取り除いてください。
「手差し給紙ユニット・D」を、カチッと音がするまでゆっくり閉じる
3
本体内に紙片が残っていないか確認する
本体の前カバーを開く
C2 レバーを左に倒してロックを解除する
C2 レバーを持って、定着搬送ユニットを手前に引き出す
定着器の周辺には高温の部分があります。用紙を取り除くときには定着器部分に触れないように注意してください。
C2レバーのロックランプ()が赤く点灯している場合は、C2レバーのロックは解除されません。操作パネルの画面の指示に従ってつまった用紙を取り除いてください。
レジ前上ガイド(C4)を開く
レジ前上ガイド(C4)を手で開けたまま、紙片が残っていないか確認する
紙片残りがあれば、取り除いてください。
手を放すとレジ前上ガイド(C4)は閉じます。
定着搬送ユニットのベルト上に紙片が残っていないか確認する
紙片残りがあれば、取り除いてください。
内排紙ガイド(C6)を開く
内排紙ガイド(C6)に紙片が残っていないか確認する
用紙がつまっている場合は、内排紙ガイド(C6)を開いたまま用紙を矢印の方向にゆっくり引き抜いてください。
内排紙ガイド(C6)の周辺には高温の部分があります。用紙を取り除くときには内排紙ガイド(C6)部分に触れないように注意してください。
内排紙ガイド(C6)を元に戻す
C2 レバーを持って、定着搬送ユニットを押し込む
定着搬送ユニットを押し込む際に、持っているC2 レバーが跳ね上がるように動く場合がありますが故障ではありません。そのまま奥まで押し込んで次の手順に進んでください。
C2 レバーを右に回してロックする
本体の前カバーを閉じる
以降は画面の指示に従って、中断していた操作や紙づまりの処理を続けてください。
A7L3-039