設定/データを初期化する
設定内容や登録したデータなどを初期化して、本機を工場出荷時の状態に戻します。指定した設定やデータのみを初期化する方法と、すべての設定とデータを初期化する方法があります。
特定の設定/データの初期化
以下の項目を個別に初期化することができます。
設定メニュー:[ホーム]画面の[メニュー]の設定を初期化します。
鍵と証明書:鍵と証明書の設定とCA証明書の設定を初期化し、プリインストール以外の鍵や証明書を消去します。
アドレス帳:アドレス帳に登録されている宛先を消去します。
すべての設定/データの初期化
すべての設定を工場出荷時の状態に戻し、履歴も含めて保存されているすべてのデータを消去します。本機の交換や廃棄時などは、機密情報の流出や不正使用を防ぐために初期化を実行します。
すべての設定/データを初期化する特定の設定/データを初期化する
ここでは、パソコンからリモートUIを使用して初期化する方法を説明します。
操作パネルでは、[ホーム]画面の[メニュー]
[環境設定]または[管理設定]から初期化します。
[ネットワーク設定の初期化]/
[データ管理]管理者権限が必要です。初期化する項目によっては、本機の再起動が必要となります。
1
リモートUIに管理者モードでログインする
リモートUIを起動する2
リモートUIのポータル画面で、[設定/登録]をクリックする
リモートUIのポータル画面3
[データ管理]をクリックする
[データ管理]画面が表示されます。
4
初期化する項目を選択する
設定メニューを初期化する場合
[メニューの初期化]をクリックし、[初期化するメニュー]から初期化する設定項目を選択します。
鍵と証明書を初期化する場合
[鍵と証明書の初期化]をクリックします。
アドレス帳を初期化する場合
[アドレス帳の初期化]をクリックします。
[暗証番号の入力]画面が表示された場合は、アドレス帳の暗証番号を入力し、[OK]をクリックします。
5
[初期化]
[OK]をクリックする
指定した項目が初期化されます。
6
リモートUIからログアウトする
設定メニューを初期化した場合
以下のいずれかを初期化した場合は、設定の初期化を反映するために、本機を再起動します。
再起動する[環境設定]
[ファンクション設定]
[管理設定]
[ネットワーク設定]
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鍵と証明書を初期化した場合TLSやIPSecのIKEなど、鍵と証明書を使用する機能が無効になります。もう一度これらの機能を使用するには、鍵と証明書を設定しなおしてから機能を有効にします。 設定メニューの[管理設定]を初期化した場合 |
すべての設定/データを初期化する
すべての設定/データの初期化は、操作パネルを使用して行います。パソコンからリモートUIを使用して初期化することはできません。
管理者権限が必要です。初期化すると、本機が自動的に再起動します。
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初期化の前に、処理中や待機中のデータがないことを確認してください。初期化を行うと、これらのデータは削除されます。 |
1
操作パネルの[ホーム]画面で、[メニュー]を押す
[ホーム]画面2
[管理設定]
[全データ/設定の初期化]を押す
初期化の確認画面が表示されます。
ログイン画面が表示された場合は、システム管理部門IDと暗証番号を入力し、[ログイン]を押します。
システム管理部門IDと暗証番号3
[はい]
[はい]を押す
すべての設定/データが初期化されます。
初期化が完了すると、本機が自動的に再起動します。