セキュリティーポリシーの導入

キヤノンの複合機やプリンターには、セキュリティーに関する複数の設定を、ポリシーに従ってまとめて設定/管理するセキュリティーポリシー機能があります。
本機では、セキュリティーポリシーの編集はできませんが、他機やデバイス管理ソフトウェアで編集したセキュリティーポリシーを適用することができます。

セキュリティーポリシーを本機に適用する

他機やデバイス管理ソフトウェアからエクスポートしたセキュリティーポリシーを、本機にインポートしてセキュリティーポリシーを適用します。
※他機からエクスポートしたセキュリティーポリシーを、本機にインポートできない場合は、デバイス管理ソフトウェアを使用してください。
セキュリティーポリシーのインポートは、パソコンからリモートUIを使用して行います。操作パネルを使用してインポートすることはできません。
管理者権限が必要です。セキュリティーポリシーをインポートすると、本機が自動的に再起動します。
インポートが完了するまでは電源を切らない
処理が完了するまで数分かかることがあります。処理中に電源を切ると、データが破損したり、本機が故障したりするおそれがあります。
インポート中は本機の操作をしない
インポートする前に、本機がプリントなどの処理中でないことを確認してください。
1
リモートUIに管理者モードでログインする リモートUIを起動する
2
リモートUIのポータル画面で、[設定/登録]をクリックする リモートUIのポータル画面
3
[データ管理][インポート]をクリックする
[インポート]画面が表示されます。
4
[ファイルのパス]の[参照]をクリックし、インポートするファイルを指定する
デバイス設定値情報ファイル(*.dcm)形式のファイルをインポートします。
5
エクスポート時に設定したパスワードを[復号化パスワード]に入力する
6
[インポートする項目の選択]の[設定/登録]にチェックマークを付ける
7
[インポート開始][OK]をクリックする
セキュリティーポリシーが本機にインポートされます。
インポートが完了すると、本機が自動的に再起動します。
8
[OK]をクリックする
セキュリティーポリシーのエクスポート
本機に適用したセキュリティーポリシーをエクスポートして、他機(セキュリティーポリシー設定に対応したキヤノン製機器)に適用できます。アドレス帳や設定をインポート/エクスポートする
※他機からエクスポートしたセキュリティーポリシーを、本機にインポートできない場合は、デバイス管理ソフトウェアを使用してください。
パスワードで保護されたセキュリティーポリシーの適用
他機がセキュリティーポリシーをパスワードで保護していた場合、そのセキュリティーポリシーを適用すると、本機のセキュリティーポリシーにも同じパスワードが設定されます。以降は、パスワードが同じセキュリティーポリシーのみインポートできます。
※本機からエクスポートするセキュリティーポリシーにも、同じパスワードが設定されます。

本機に適用されているセキュリティーポリシーを確認する

セキュリティーポリシーの項目と適用状況を確認します。
セキュリティーポリシーの確認は、パソコンからリモートUIを使用して行います。操作パネルを使用して確認することはできません。
管理者権限が必要です。
1
リモートUIに管理者モードでログインする リモートUIを起動する
2
リモートUIのポータル画面で、[設定/登録]をクリックする リモートUIのポータル画面
3
[セキュリティー設定][セキュリティーポリシーの確認]をクリックする
[セキュリティーポリシーの確認]画面が表示されます。
4
セキュリティーポリシーの項目と適用状況を確認する セキュリティーポリシーの項目
5
確認が終わったら、リモートUIからログアウトする
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