輪郭や階調をなめらかにする - ディザパターンの設定

ディザとは、色や濃淡を細かい点の集まりで表現する技術のことで、点を描く元になるデータをディザパターンと呼びます。プリントする画像に適したディザパターンを選択することで、プリント画像の階調や輪郭がなめらかになります。
ディザパターンを設定したあとは、自動階調補正(フル補正)を実行します。補正せずにプリントすると、カラーバランスが悪くなることがあります。プリント/スキャンの実行中や、トナー残量がない場合は、補正できません。
ディザパターンは、操作パネルを使用して設定します。パソコンからリモートUIを使用して設定することはできません。
Administrator権限またはDeviceAdmin権限が必要です。
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本機に管理者ユーザーでログインする ログイン方法
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操作パネルの[ホーム]画面などで、[ 設定/登録]を押す [ホーム]画面
[設定/登録]画面が表示されます。
3
[調整/メンテナンス][画質調整][ディザパターンの設定]を押す
[ディザパターンの設定]画面が表示されます。
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ディザパターンを選択する
機種によって、選択できるディザパターンが異なります。
C7100シリーズ/C5100シリーズの場合
[パターン1]:カラー画像の中間調の表現を向上させる設定です。
[パターン2]:プリント画像のエッジ部分の表現を向上させる設定です。
[パターン3]:デフォルトの設定です。
[パターン4]:カラー画像のハイライト部分の表現を向上させる設定です。
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[OK]を押す
自動階調補正(フル補正)の実行確認画面が表示されます。
6
[はい]を押して、自動階調補正(フル補正)を実行する 精密に補正する - フル補正
設定が反映されます。
重要
補正が実行されると、トナーが使用されます。
ひんぱんに補正を実行すると、トナーの寿命に影響することがあります。
補正を実行しても症状が改善されない場合は、トナー残量が少ないことが考えられます。トナーの残量を確認し、残量の少ないトナー容器を交換することをおすすめします。
CJ23-129