保存スペースの利用

本機に搭載されているストレージには、スキャンデータを保存して編集/共有できる保存スペース(ユーザーボックス/アドバンスドボックス)があります。外部の保存スペースとして、他機/サーバーやUSBメモリーを使用することもできます。

パソコンを使用せずにファイルを編集する - ユーザーボックス

本機の保存スペース「ユーザーボックス」は、一時的にデータを本機の独自形式のファイルとして保存するスペースです。ユーザーボックスには、本機でスキャンしたデータのほか、パソコン上のファイルをプリンタードライバーから本機に送信して、保存できます。
保存したファイルは、本機の操作パネルやリモートUIでファイルを操作/編集したり、本機でプリントしたりできます。また、パソコンで使用できるファイル形式に変換してメールなどで送信することもできます。
※ユーザーボックスは、特別な準備をすることなく利用できます。
   必要に応じて、暗証番号を設定して利用ユーザーを制限したり、ファイルの保存期間を変更したりできます。任意のボックス名称を設定することもできます。ユーザーボックスの設定

本機を簡易ファイルサーバーとして利用する - アドバンスドボックス

本機の保存スペース「アドバンスドボックス」は、ファイルを公開するためのスペースです。アドバンスドボックスに保存したファイルは、ネットワーク上にあるパソコン(Windows)や他機(imageFORCEシリーズまたはimageRUNNER ADVANCEシリーズ)から操作が可能です。
アドバンスドボックスには、複数のユーザーがアクセスできる「共有スペース」と、各ユーザー専用の保存領域として使用できる「個人スペース」があります。社内で共有したいファイルは「共有スペース」に保存し、自分だけが使用するファイルは「個人スペース」に保存するといった使い分けができます。

ネットワーク上の他機/サーバーを利用する

ネットワーク上にある他機のアドバンスドボックスやファイルサーバー(Windowsサーバー)に、本機から直接アクセスして利用します。
本機でスキャンしたデータを他機/サーバーに保存したり、他機/サーバーに保存されているファイルを本機で操作やプリントしたりできます。
※ログインユーザー専用のフォルダー(マイフォルダー)が設定されている場合は、マイフォルダーに直接アクセスして利用することもできます。

USBメモリーを利用する

本機に差し込んだUSBメモリーにスキャンデータを保存したり、USBメモリー内のファイルをプリントしたりできます。
本機の操作パネルで、ファイル名の変更やファイルの削除などもできるため、パソコンを使用せずにUSBメモリー内を整理することもできます。
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