インストールの準備をする

ここでは、本ソフトウェアをインストールするための準備について説明します。

コンピューターの動作環境を確認する

本ソフトウェアをインストールするコンピューターの動作環境を確認しておいてください。

インストール時に必要な情報を確認する

インストール中に設定する以下の情報について、確認しておいてください。
本ソフトウェアをインストールするコンピューターのIPアドレスまたはFQDN(完全修飾ドメイン名)
本ソフトウェアで使用可能なポート番号
本ソフトウェアが使用するポート番号の初期値は、以下のとおりです。
Webブラウザーから本ソフトウェアへのアクセスに使用するポート番号/プロトコル: 443/HTTPS
デバイスからのイベント受信に使用するポート番号: 47545
メモ
ポート番号は変更できます。他のアプリケーションがこれらのポート番号を使用している場合は、本ソフトウェア用のポート番号を決めておいてください。

プロキシーサーバー接続用の認証情報ファイル(keytabファイル)を作成する

以下のすべての条件に当てはまる場合は、本ソフトウェアがプロキシーサーバーに接続するための認証情報ファイル(keytabファイル)が必要です。
遠隔監視サーバーとの通信プロトコルがHTTPSである。
Cloud Connection Agentの機能があるデバイスを本ソフトウェアの[CCA Mode]で監視する。
インターネットに接続するためのプロキシーサーバーがあり、プロキシーサーバー接続時に、Windowsのドメイン認証を行っている。
詳細は、以下を参照してください。
重要
本ソフトウェアが稼働するコンピューターがプロキシーサーバーと同一のドメインに属していない場合は、プロキシーサーバーの認証にはBasic認証のみを使用できます。keytabファイルは必要ありません。

遠隔監視サーバー側の設定が完了していることを確認する

本ソフトウェアのインストール前に、遠隔監視サーバー側の設定が完了していることを確認しておいてください。
Cloud Connection Agentの機能があるデバイスが単体で遠隔監視サーバーに接続済みの場合で、該当デバイスを本ソフトウェアを介した接続に切り替える場合は、以下の操作を行ってください。
1.
遠隔監視サーバーに単体で登録されている対象デバイスを削除します。
2.
遠隔監視サーバーに、本ソフトウェア用のRDSバージョンを登録します。
3.
遠隔監視サーバーに、本ソフトウェアによる監視対象としてデバイスを再登録します。
重要
以下の場合は、遠隔監視サーバー側で、RDSバージョンを変更する必要があります。
RDS Plug-inから本ソフトウェアに運用を移行する場合
本ソフトウェアの古いバージョンからアップグレードする場合